9月8日、163回目の「火曜日行動」です。
―横道さんのレポートです。-
「戦争法案」反対集会など連日のようにマイクを持って頑張っておられる長崎さん。
今日も元気な声でアピールがスタートしました。
ほかにも心にひびく内容がたくさんありましたが、今日は国連勧告を中心にレポートしました。
○長崎さんのアピールから
日本は今、朝鮮高校無償化除外と自治体の補助金打ち切りは、すべての子どもたちに保障されている学ぶ権利を侵害していると国連から是正勧告を受けています。日本政府はこれまで「政府は金を出していないが、各自治体が補助金を出している」から「何もしてこなかった訳ではない」と言い訳をしてきました。しかし相次ぐ自治体の補助金カットや打ち切りでその言い訳も通らなくなっています。
国連の人権委員会に出席した私たちの代表の話です。「各国からたくさんの人権団体が発言するので、発言の時間が短くなります。すると他の国の委員が自分の発言時間を削って、朝鮮学校の訴えに時間を下さった。その経験は、自分たちのやっていることは間違っていなかった。日本では冷たい扱いだが、世界に出ていったら当たり前のことなのだ、と自信になった。」と報告されていました。
このように、日本政府の朝鮮学校に対する差別は、国際的な基準から見たら明らかにおかしい。いますぐ是正されるべきです。
今、若い人たちやお母さんたちが「戦争法案」反対に立ちあがっています。
「自分の子どもたちの命を守りたい」
「ひとの子どもたちの命も守りたい」
「自衛隊員の命も守りたい」
この人たちに朝鮮学校の話をすると、よく理解してもらえます。
難しい政治の話ではないのです。「命を守る」ことは、朝鮮学校の問題と低通しているからです。
しかし、テレビやマスコミが流す北朝鮮パッシングの中で、朝鮮学校の本当の姿との出会いはなかなかありません。「反日教育でしょう?」という声もあります。
朝鮮学校では、これから運動会、公開授業、秋のバザーがあります。“百聞は一見に如かず”
です。運動会では保護者と地域の人々がコミュニティを心から楽しんでいます。ぜひ見に行っていただきたいと思います。
戦後70年、日本は過去の歴史と真摯に向き合い、アジアの国々といい関係をつくる努力をしてこなかった。そのことがこの問題につながっています。
アジアの国々と前向きに付き合うためにも、一刻も早く朝鮮学校への差別を無くすために頑張りましょう!(レポーター 横道)
傘にまでアピールを貼り付けていらっしゃる古賀さんです。本当に頭が下がります。「火曜バンド」の皆さんの雄姿にはいつも励まされています。
今日のレポーターは横道さんです。深夜3時に送ってくださいました。お疲れ様でした。有難うございます。
東大阪初のオモニたちです。何回ビラを取りに来られたか知れません。3人で数百枚は配布されたと思います。
3人とも美人の上、心が熱い!子供たちのことを考えたらじっとしていられない!そりや受け取らないわけにはいかないでしょう。お疲れ様です。
何か月もマラソンを続けていらっしゃるピンクのTシャツのおじさん、暑さのせいでしょうか、一カ月ほど見なかったのですが、またマラソンを再開されたようです。頑張ってね。
岡本さん、久々の登場です。
○森本さんは俳句を披露してくださいました。
「鉄砲水の漏れている 2,3ケ所」
安倍が戦争をする国にもっていこうとするのを、国民が堤防を作って防いでいる。
しかしすでに2、3ケ所穴があいている。水漏れしない様、穴を必死で塞いでいる。今はそんな状況じゃないかという思いを句に読まれたとのことです。3ケ所(4ケ所)とは、
沖縄のたたかい 朝鮮学校 「君が代」強制の学校現場 原発問題
植民地主義を続けた日本戦後史のひとつの例を紹介されました。
「戦後山口県の田中知事は、戦前朝鮮総督府で働いていた官僚を県庁に迎え入れた。そして戦後できた多くの朝鮮学校を潰す仕事をさせた。県庁史に載っている。安倍談話と同様、殴っておいて尚殴りつける。そんな仕事をした人間は名乗り出て謝罪してほしいが、それに期待するより、二つの裁判で良い判決を出させるようがんばろう」(レポートは横道さん)
今日も来てくれた朝大生の李さん。進んでアピールもしてくれました。
安倍首相は「未来の子どもたちに責任はない」と言ったが、それを聞いたとき、それは違うと思った。
在日朝鮮人問題とは現在進行形の差別であり抑圧です。
そして在日朝鮮人の権利とは「日本人並みの権利を得る」ことではなく、日本政府の歴史的、道義的責任に帰する問題であり「民族自決権」の問題です。
朝鮮学校差別は百歩ひいて一般的、普遍的人権問題としても、不当、不法なのです。
日本が過去の歴史に目を閉ざしている限り、仮に朝鮮学校が無償化の対象になったとしても、問題は終わりません。目に見えない差別は燻ぶり続け、また新しい形で表出します。(レポートは横道さん)
全日建連帯労組関西生コン支部(関生支部)の西山さんのアピール。
労働者、労働組合の立場から、痛烈に民族差別行政を批判。やはり労働者の発言があると、現場はぴりっと引き締まります。
平日の昼、現役の労働者はなかなか参加ができませんが、是非また来て欲しいものです。(中山さんのコメント)
(西山さんのアピールから)
「在日特権」とありもしないことを言っているが、「特権」を一番持っているのは誰か。「在日米軍」である。「在日米軍」は丸々我われの税金でやっている。
なぜ、我われの仲間を「特権」呼ばわりするのか。許してはならない。
差別のあるところに平和はない。
大阪府、大阪市の職員も、もう一度リセットして 本来の大阪府、大阪市の公務員として誇りを取り戻そう。
ねばり強くがんばりましょう!
(レポートは横道さん)
(保護者のアピール)
私の子どもは朝鮮にルーツを持つ日本籍の子どもですが、援助は一切出ていません。
日本学校に行かないのは「学習違反」だと言うのです。日本の学校から毎年日本の教科書を取りに来るよう言われます。その教科書は歴史を歪曲しています。子どもたちは朝鮮学校の存在を一切教えられていません。日本学校の先生に朝鮮学校のことを教えてくださいとお願いしています。お互いを知り、理解することが大切だと思うからです。(レポートは横道さん)
東大阪初の皆さんおつかれさま、チョチョンの高さん、教え子の皆さん頼もしいです。
今日も最後はみんなで合唱して来週も頑張ろうと誓い合いました。
大阪城公園の百日紅です。気温が下がってきたのでもう見納めかも知れませんね。
回を重ねるごとに、季節が変わるたびにやるせない気持ちと、でも頑張らなければという気持ちが入り乱れます。
多くの仲間が支えです。
子供たちの笑顔が希望です。
皆さんの応援が力です。
―横道さんのレポートです。-
「戦争法案」反対集会など連日のようにマイクを持って頑張っておられる長崎さん。
今日も元気な声でアピールがスタートしました。
ほかにも心にひびく内容がたくさんありましたが、今日は国連勧告を中心にレポートしました。
○長崎さんのアピールから
日本は今、朝鮮高校無償化除外と自治体の補助金打ち切りは、すべての子どもたちに保障されている学ぶ権利を侵害していると国連から是正勧告を受けています。日本政府はこれまで「政府は金を出していないが、各自治体が補助金を出している」から「何もしてこなかった訳ではない」と言い訳をしてきました。しかし相次ぐ自治体の補助金カットや打ち切りでその言い訳も通らなくなっています。
国連の人権委員会に出席した私たちの代表の話です。「各国からたくさんの人権団体が発言するので、発言の時間が短くなります。すると他の国の委員が自分の発言時間を削って、朝鮮学校の訴えに時間を下さった。その経験は、自分たちのやっていることは間違っていなかった。日本では冷たい扱いだが、世界に出ていったら当たり前のことなのだ、と自信になった。」と報告されていました。
このように、日本政府の朝鮮学校に対する差別は、国際的な基準から見たら明らかにおかしい。いますぐ是正されるべきです。
今、若い人たちやお母さんたちが「戦争法案」反対に立ちあがっています。
「自分の子どもたちの命を守りたい」
「ひとの子どもたちの命も守りたい」
「自衛隊員の命も守りたい」
この人たちに朝鮮学校の話をすると、よく理解してもらえます。
難しい政治の話ではないのです。「命を守る」ことは、朝鮮学校の問題と低通しているからです。
しかし、テレビやマスコミが流す北朝鮮パッシングの中で、朝鮮学校の本当の姿との出会いはなかなかありません。「反日教育でしょう?」という声もあります。
朝鮮学校では、これから運動会、公開授業、秋のバザーがあります。“百聞は一見に如かず”
です。運動会では保護者と地域の人々がコミュニティを心から楽しんでいます。ぜひ見に行っていただきたいと思います。
戦後70年、日本は過去の歴史と真摯に向き合い、アジアの国々といい関係をつくる努力をしてこなかった。そのことがこの問題につながっています。
アジアの国々と前向きに付き合うためにも、一刻も早く朝鮮学校への差別を無くすために頑張りましょう!(レポーター 横道)
傘にまでアピールを貼り付けていらっしゃる古賀さんです。本当に頭が下がります。「火曜バンド」の皆さんの雄姿にはいつも励まされています。
今日のレポーターは横道さんです。深夜3時に送ってくださいました。お疲れ様でした。有難うございます。
東大阪初のオモニたちです。何回ビラを取りに来られたか知れません。3人で数百枚は配布されたと思います。
3人とも美人の上、心が熱い!子供たちのことを考えたらじっとしていられない!そりや受け取らないわけにはいかないでしょう。お疲れ様です。
何か月もマラソンを続けていらっしゃるピンクのTシャツのおじさん、暑さのせいでしょうか、一カ月ほど見なかったのですが、またマラソンを再開されたようです。頑張ってね。
岡本さん、久々の登場です。
○森本さんは俳句を披露してくださいました。
「鉄砲水の漏れている 2,3ケ所」
安倍が戦争をする国にもっていこうとするのを、国民が堤防を作って防いでいる。
しかしすでに2、3ケ所穴があいている。水漏れしない様、穴を必死で塞いでいる。今はそんな状況じゃないかという思いを句に読まれたとのことです。3ケ所(4ケ所)とは、
沖縄のたたかい 朝鮮学校 「君が代」強制の学校現場 原発問題
植民地主義を続けた日本戦後史のひとつの例を紹介されました。
「戦後山口県の田中知事は、戦前朝鮮総督府で働いていた官僚を県庁に迎え入れた。そして戦後できた多くの朝鮮学校を潰す仕事をさせた。県庁史に載っている。安倍談話と同様、殴っておいて尚殴りつける。そんな仕事をした人間は名乗り出て謝罪してほしいが、それに期待するより、二つの裁判で良い判決を出させるようがんばろう」(レポートは横道さん)
今日も来てくれた朝大生の李さん。進んでアピールもしてくれました。
安倍首相は「未来の子どもたちに責任はない」と言ったが、それを聞いたとき、それは違うと思った。
在日朝鮮人問題とは現在進行形の差別であり抑圧です。
そして在日朝鮮人の権利とは「日本人並みの権利を得る」ことではなく、日本政府の歴史的、道義的責任に帰する問題であり「民族自決権」の問題です。
朝鮮学校差別は百歩ひいて一般的、普遍的人権問題としても、不当、不法なのです。
日本が過去の歴史に目を閉ざしている限り、仮に朝鮮学校が無償化の対象になったとしても、問題は終わりません。目に見えない差別は燻ぶり続け、また新しい形で表出します。(レポートは横道さん)
全日建連帯労組関西生コン支部(関生支部)の西山さんのアピール。
労働者、労働組合の立場から、痛烈に民族差別行政を批判。やはり労働者の発言があると、現場はぴりっと引き締まります。
平日の昼、現役の労働者はなかなか参加ができませんが、是非また来て欲しいものです。(中山さんのコメント)
(西山さんのアピールから)
「在日特権」とありもしないことを言っているが、「特権」を一番持っているのは誰か。「在日米軍」である。「在日米軍」は丸々我われの税金でやっている。
なぜ、我われの仲間を「特権」呼ばわりするのか。許してはならない。
差別のあるところに平和はない。
大阪府、大阪市の職員も、もう一度リセットして 本来の大阪府、大阪市の公務員として誇りを取り戻そう。
ねばり強くがんばりましょう!
(レポートは横道さん)
(保護者のアピール)
私の子どもは朝鮮にルーツを持つ日本籍の子どもですが、援助は一切出ていません。
日本学校に行かないのは「学習違反」だと言うのです。日本の学校から毎年日本の教科書を取りに来るよう言われます。その教科書は歴史を歪曲しています。子どもたちは朝鮮学校の存在を一切教えられていません。日本学校の先生に朝鮮学校のことを教えてくださいとお願いしています。お互いを知り、理解することが大切だと思うからです。(レポートは横道さん)
東大阪初の皆さんおつかれさま、チョチョンの高さん、教え子の皆さん頼もしいです。
今日も最後はみんなで合唱して来週も頑張ろうと誓い合いました。
大阪城公園の百日紅です。気温が下がってきたのでもう見納めかも知れませんね。
回を重ねるごとに、季節が変わるたびにやるせない気持ちと、でも頑張らなければという気持ちが入り乱れます。
多くの仲間が支えです。
子供たちの笑顔が希望です。
皆さんの応援が力です。