ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

「抗日戦争勝利70周年記念集会」に参加して学んできました。

2015-09-05 23:34:31 | イベント





9月5日、午後6時15分より阿倍野市民学習センターにて「抗日戦争勝利70周年記念集会」が行われました。



(向かって右側の写真は祖国が解放された日のソウル市民の写真だそうです。前方に居られる方々は主にソデムン西大門の牢獄から出獄された闘士たちだそうです、)


戦後、中国から引き揚げてこられた方の講演や国際統一部のカンヒョンさんの講演等、とても学ぶことが多かった集会でした。




面白い写真でしょう?日清戦争の前に日本と清国が朝鮮を我が物にしようと狙っている絵です。下の魚がコリアを表しているそうです。


いろんな方の発言の中で、日本では、日本軍が「中国や朝鮮の人々に敗けた」ということを教えられていないという話がでました。


1931年から1945年までに中国の戦場では150万人余りの日本軍が撃退されたのだが、これは日本軍の第2次大戦中の死傷者の70%を占める。

日本軍の64%は抗日戦争末期まで中国の戦場に縛り付けられていた。日本が降伏時に中国に展開していた兵力約128万には、太平洋と東南アジアの各戦場の日本軍の合計を上回った。

中国はまさに世界反ファシズム戦争のアジアにおける主戦場であり、抗日戦争が日本敗戦の主因を構成したと言える。という記述には新たな驚きを感じました。我が国の抗日パルチザン闘争も主に中国の東北地方を中心に展開されていましたから…






(この写真は1945年10月ピョンヤン市民の前で凱旋演説をされている若き日の金日成将軍です。)



カンヒョンさんが、「朝鮮人民の抗日武装闘争」というタイトルで金日成主席が14歳の時に既に祖国を解放するまで故郷に帰らないと決意をして満州に向かった話しから始まり、的確な年表・数字・写真資料を活用しながら建国の父ー金日成主席の業績、特に抗日武装闘争をどのように行われたかを具体的なその当時の新聞等を資料に感動的に話されました。


日本の方が「朝鮮や中国の方がたは、異国に暮らしても民族的な自負心を持って羨ましいほど堂々と生きていらっしゃる。それは金日成・毛沢東主席のような敬うことのできる指導者を戴いているからと言っても過言ではない。私たちはいったいどのようにしたら自分の国に対する自負心を持つことができるだろうか・・・」のようなことを仰ったことが印象的でした。







講演が終わり外に出ると、まだ中に入ったことの無いアベノハルカスが目の前に聳えていました。


コメント
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