風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

DEEP PURPLE [Hush] 1968

2018-07-09 10:47:06 | 今日のメタル











これは古い映像が発掘されたものです。



ディープ・パープルのメジャー・デビュー曲で、ヴィデオではなくフィルムで撮影されている、歴史的にも貴重なクリップではないでしょうか。



御覧の通りデビュー当時はジョン・ロードのオルガン・プレイが主体のバンドで、まだハード・ロックではなかったんですね。リッチー・ブラックモアはテレキャスを弾いてるし、他のクリップを見てもこの頃はES-335を弾いていたりして、まだストラトキャスターを手にしてはいないんです。

リッチーがストラトを手にし、切り裂くようなギター・サウンドで、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバスと並ぶハード・ロック三大バンドと称されるようになるのは、70年代以降のことです。



デビュー当時のメンバーは以下のとおり。

ジョン・ロード(オルガン)
リッチー・ブラックモア(ギター)
ニック・シンパー(ヴォーカル)
ロッド・エバンス(ベース)
イアン・ペイス(ドラムス)




この後バンドは度重なるメンバーチェンジを繰り返し、一度解散しまた再結成し、紆余曲折を経て現在も活動を続けています。



デビュー以来今年でちょうど50年。当時から残っているメンバーは、ドラムのイアン・ペイス唯一人。



それでも続いているというのは、大したものですねえ。