夜行バスで諌早IC、歩いて西諫早駅までいき、JRの諌早駅まで一駅、諌早駅からは島原鉄道に乗って愛野駅で下車して、宅配便センターでBromptonを受け取りました。
軽く体をほぐして、国道251号線を島原目指して走りました。
久しぶりの日本一周です。
国道251号線は交通量が多いものの、走りやすい道です。
走り出して2時間ほどで島原城に到着しました。
島原城を見学した後、西望記念館をのぞくと、そこのおじさんが話し好きで、色々と島原の歴史を教えてくれました。
島原城は立派な城ですが、4万石の城にしては堀の規模が3・40万石もあるそうで、農民の苦役で掘られたそうです。
なので、島原城は農民の恨みの城だそうです。
城の前に島原の郷土料理の具雑炊を食べさせてくれるお店がありました。
土鍋の蓋を取るとちょっと違和感が・・・
大阪人は雑煮というと味噌仕立てだと思ってしまうのですが、おすましでした。
でも、出汁がしっかり効いていて、美味しゅうございました。
デザートに食べた「寒ざらし」もあっさりとした甘さで、美味しゅうございました。
そうそう、島原城で売られていた「ろくべい饅頭」も素朴で美味しかったです。
島原城の次は、「がまだすドーム」を見学しました。
火砕流を体験できると書いてあったのですが、機械の故障で体験できませんでした。残念。
なぜか「がまだすドーム」の横には、坂本竜馬がサッカーのユニフォームを着て立っていました。
近くの道の駅「みずなし本陣」では土石流で埋まった民家が展示されています。
「みずなし本陣」にも「大火砕流体験館」というのがあったので、入ってみました。
今度はちゃんと火砕流を体験できました。
普賢岳の噴火はテレビのニュースでみていましたが、実際の普賢岳を見ると、あんなところからここまで火砕流が襲ってきたと思うと、月並みですが、自然の猛威はすごいと感じます。
島原を過ぎると向かい風になって、走りにくくなりました。
南島原の国道沿いにあった休憩所で一休みしていると、古野兄弟の碑というのが目に留まりました。
古野兄弟ってなんなのだろうと碑を読むと、魚群探知機を発明された人です。
僕も以前ミニボートに乗って釣りをしていた頃、使っていた魚群探知機(小さなポータル型ですが)がフルノの製品でした。
島原半島が何か身近に感じられました。
小浜温泉の手前に金浜眼鏡橋がありました。
眼鏡橋は明日長崎で見れると思っていたのですが、こんなところにもあるのですね。
近くの説明書には、ここには金浜断層が走っているそうです。
と言われても、見た目には全くわからないです。
小浜温泉街に入ると、いたるところで湯気が噴出していました。
今日はここで宿をとって、温泉で足の疲れを癒します。
夕食は小浜はちゃんぽんを食べて、明日に挑みます。
41日目 |
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走行距離 |
98.0km |
(GPS計測) |
総走行距離 |
4,107.4km |
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宅急便 |
1,580円 |
(大阪~九州) |
交通費 |
11,410円 |
(大阪~愛野) |
宿泊費 |
5,100円 |
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合計 |
18,090円 |
※経費には食事代やお土産代は含んでいません。