翌日は休日出勤の代休なので、筏釣りに行こうといつもの渡船屋に電話をしたら、予約でいっぱいだそうです。
行きつけの渡船屋が繁盛しているのは良いことですが、僕の乗る筏がないのは嬉しくないです。
明日は家でゆっくりしようかと思ったのですが、一度火が付いた釣り人魂は収まりません。
以前行ったことのある筏渡船に電話をすると予約できたので、筏釣りを強行しました。
五時前の渡船に乗って筏に渡り、釣りの開始です。
前回の筏釣りでは、海の中でチヌが口を開けて待っていましたが、ここの筏はどうでしょうか。
ダンゴを投入してみると、潮が飛んでいて、仕掛けがどんどん流されてしまいます。
着底したダンゴも潮に押されて転がっているのか、糸がどんどん出て行って底取りができません。
これでは釣りになりません。
家でゆっくりしておけばよかったと後悔しましたが、どうしようもありません。
すっかり心が折れてしまい、やけくそになってダンゴを投入し、適当に時間をおいて仕掛けを回収すること2時間ほど、潮が緩んできて、ようやく底取りができるようになりました。
やっとまともに釣りができると、折れた心がつながりかけたとき、本日初めてのアタリが出ました。
アワセを入れると魚が乗り、いい引きが竿を曲げました。
これはまさか、と思うと、上がってきたのは30センチちょっとのチヌでした。
折れた心がつながり、ホクホク顔でチヌをスカリに収めると、そこから怒涛のチヌラッシュです。
ここの筏も海の中でチヌが口を開けて待っていました。
いつもは糸を張って、ダンゴが割れるのを待つのですが、今日はチヌがダンゴにアタックしてきて割ってしまうので、糸を緩めてチヌにダンゴを割らせ、抑え込むアタリをあわせる作戦に出ました。
ほとんど入れ食い状態で、２時間も立たないうちに二桁10匹目が釣れました。
ちょうど渡船が見回りに来たので、いっぱい釣れたので、次の見回りで帰りますというと、2時間後に迎えに来るということです。
それならあと一時間釣りをして、片づけをしてから少し昼寝をすることにしました。
1時間の間に2匹のチヌを追加し、12匹の大漁です。
1日の釣果12匹は新記録です。
でも、釣ったチヌはどうしよう・・・
（近所に分けて、食べてもらいました笑）