折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周81日目 北海道知内温泉~江差

2019年09月19日 | 日本一周



心配だったフィリピン沖の熱帯性低気圧は台風に変わることなく、
新たに発生した台風16号も日本に影響がないのですが、
宿の窓から見上げた空は、どんよりと曇っています。


宿の朝飯をたらふく喰って、宿の前の道から、国道228号線へと走っていきました。
道端に「横綱の里」ののぼりが立っていました。

横綱って、誰のことなんでしょう?

しばらく走ると、国道の脇に潜水艦がありました。


青函トンネルを掘るときに、海底地質調査をした「くろしお」です。

僕も潜水艦に乗って、魚がいっぱい釣れそうなポイントを探してみたいものです。

同じ敷地には青函トンネル記念館がありました。



でも、開館時間前なので見学できませんでした。

少し走ったところには、

「横綱千代の山・千代の富士記念館」がありました。

両横綱の里だったんですね。

千代の富士は僕が中学生か高校生の頃に横綱の全盛期で、前三つを取れば必ず勝っていたのを覚えています。
テレビの前で一生懸命応援していたのが懐かしいです。

でも、こちらも開館時間前だったので見学することができませんでした。

残念。

国道228号線が海に出たところで、伊能忠敬の像がありました。


伊能忠敬が北海道の測量を開始したのがこの地で、奇しくも僕と同じ55歳です。

今と違って当時の55歳は、かなりの高齢でしょうね。

僕も歳の割には元気な方だと思うのですが、
伊能忠敬のバイタリティには脱帽です。

国道228号線は、海沿いにトンネルをくぐりながら続きます。


いくつかのトンネルを抜けると、北海道最南端の白神崎が現れました。


北海道最初の端っこ。
日本一周の旅の11個目の端っこです。


海の向こうに見えるのは、津軽半島でしょうか。

北海道最南端の風景を満喫し、国道228号線を北に走ります。

松前町に入り、松前城を見学しました。


場内ではアイヌの酋長でしょうか、夷酋列像特別公開をしていました。


松前を抜けて走っていくと、雨がぱらついてきました。
BROMPTONのCバッグにレインカバーをかぶせ、いつでも着れるようにレインウエアを荷台に括り付け、
走っていくと道の駅もんじゅに到着。


お腹が空いていたので、上ノ国町名物の「てっくい丼」を食べました。


てっくいとはヒラメのことで、活きのいいヒラメは
「手を咬む」→「手を喰う」→「てっくい」となったそうです。

道の駅を出ると、山車が出ていました。


僕の地元のだんじりではなく、布団太鼓のような山車でした。

そういえば、僕の地元も来月は秋祭りです。

江差に入ると、遠くに帆船のような船が見えました。


近づいていくと、江戸幕府の軍艦、開陽丸でした。


中に入ると榎本武揚と僕の尊敬する土方歳三のマネキンや、
引き上げられた砲弾などが展示されていました。




そういえば来年、「燃えよ剣」が公開される予定ですね。
ぜひとも見たいものです。

開陽丸の近くの「かもめ島」には、源義経が愛馬が岩になった馬岩も見られます。


真ん中の白い岩が、伝説の馬岩です。

今日の走行予定はここまで。

宿に入って、明日の走行に備えます。

81日目

走行距離

105.5km

(GPS計測)

 

総走行距離

7,720.8km

出発時間

7:30

知内温泉

到着時間

16:00

江差

走行時間

8時間30分

 

平均速度

12.4km/h