極楽橋と天守閣
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大阪城公園の風景の中で管理人が一番好きなのが、北側の内堀に架かる極楽橋から眺めた天守閣。
今回は大阪城のお堀を中心に紹介します。
内堀(北側)
まずは本丸を取り囲む内堀。
本丸は寛永元年(1624年)の徳川による大阪城再築第2期工事で豊臣時代の本丸に盛り土を施し、その周りを総延長2.7kmの石垣で取り囲みました。
内堀に浮かぶ天下一の黄金の和船『大阪城御座船』。
豊臣期の大坂城と城下町を描いた屏風絵「豊臣期大坂図屏風」の中に見られる秀吉の「鳳凰丸」をモデルにしたそうです。
コロナ感染拡大時期は営業されてませんでしたが、今年10月に訪れた時は大阪城御座船の内堀周遊が再開されてました(大人¥1,500)。
内堀(南側)
内堀の南側はご覧のように空堀になってます。
他の掘の底が地下の湧水層まで掘られているのに対して、この南内堀は湧水層に達していないそうです。
西外堀
掘の最大幅が75mある西外堀。
石垣は元和6年(1620年)の大阪城再築第1期の工事で熊本藩、福岡藩、備前小倉藩などによって築かれました。
石垣の上にあるのは乾櫓。
櫓の工事責任者は小堀遠州で、幕末の大火や第二次大戦の空襲にも耐え、幾度の修理を経て昭和28年に国の重要文化財に指定されました。
お堀の鯉やミシシッピアカミミガメ。
ヌートリアの目撃もよくあるようですが、管理人はまだ見たことありません。。
東外堀
最大90mの幅がある東外堀。
東外堀に面した石垣の造営は加賀藩、越前北庄藩、土佐高知藩などが担当したそうです。
南外堀
南外堀と六番櫓。
元々南外堀に面した石垣上には一番から七番まで櫓がありましたが、四番、五番、七番は幕末の大火で焼失。二番、三番は大戦時の大阪空襲で焼けてしまい、今はこの六番と一番だけが残っています。
千貫櫓と多聞櫓
南外堀の西に大手門があり、多聞櫓をくぐるとかつては二の丸御殿がありました。
つづく
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