どぶがいの屋外アクア

日本淡水魚を始めとした水辺の生き物飼育・採集が当ブログのメインテーマ。里山は尊い。

屋外飼育設備増強計画2?

2020-03-14 20:40:24 | 魚飼育
前回はコチラ↑






ササノハガイの入っているプラ舟を移動させました。




プラ舟をどかした跡がついた場所ではとある生き物を飼育する予定です。飼育設備増強と呼べる程では無いですが、徐々に庭のレイアウトを変えてます。






マタナ達が入っているみかげ調プラ舟をお魚観察も兼ねて泥さらい。活餌となるアカムシが勝手に湧いてくれますw



2017年4月から飼い始めたドブガイ類はまだまだ元気です。当ブログの象徴的な?存在ですし寿命まで見届けたいですね!

タナゴ繁殖の使い捨てが気に要らないってのもありますけど、単純に飼育している生き物は長生きしてくれる方が僕は嬉しいです。短命に終わるととてもブルーな気持ちになります。






タナゴ達はオスは悪くないと思いますが、メスの産卵管が全然伸びていなかったです。

画像のヤリタナゴは稚魚を捕ってきて飼い始めてから4年半位経つ最古参の飼育魚です。こちらも末永く飼っていきたいですね。下はマタナです。





室内の話ですが、上部フィルター買ってみました。今まで投げ込み式だったので浄化力に期待です。



実はマタナも繁殖を促すため室内飼いにしてみました。

室内の方が水温高めですし、今日は雪が降る程寒かったですから…

セボシと混ぜてますが飼い主は区別付くので問題なし!


そのセボシはうっすら婚姻色が出てきました。










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つらい世の中なので霞ヶ浦へ

2020-03-07 09:28:14 | 野外採集
半日程予定が空いたので、軽めに採集しようと霞ヶ浦周辺に行ってました。

何故軽めなのにわざわざ東京から茨城まで足を伸ばすのか?疑問に思われるでしょう?

固いハナシになりますが、東京都はタモ網を含めた網採集に対し規制があるんですよね…厳密には網を川底に押し付けて捕っちゃいけないだとか…
朝日新聞のガサガサに関する記事です。


こちらは採集者の方の記事ですが、どこまでが良くてどこまでがダメなのか?のボーダーラインが分かりやすいかもしれません。都内で採集をされる方は目を通した方が良いかもしれません。





これまで都内でタモ網採集で検挙、取り締まりを受けた例は僕が見た限りでは無いですのでタモ網の使用は容認はされているのかなとは思います。グレーに近いのかなと

投網だとかさで網みたいに簡単に大量捕獲出来るものなら規制が入るのも分かるんですが…タモ網が黒判定になったらいくらなんでも厳しいですよね。

愚痴が続きますが…純粋に採集や飼育を楽しめなくなってきました。今は趣味で楽しんでいるというよりも上手く表現出来ないんですが、やらされている感があります。ボランティアみたいなニュアンスですかね?

セボシタビラの国内希少種指定しかり、なんでもかんでも禁止にするばかりでつまらない世の中になったなと思います。

妥協案は必要だと思うんですけどね~

一例として改めて書きます。野生絶滅しかけているのなら生息地の復元・保護を前提とした採集禁止にすればこと足りるのであって、養殖が確立しているものをわざわざ売買禁止にする必要は無いはずです。

禁止にしなくても良いことまで禁止にするのはおかしいです。自重が必要であったり、規制しなきゃならない部分があるのは理解出来るんです。

保全活動に尽力されている方々に協力はしたいですし、僕自身も保全のプラスになる活動をしたいとは思ってますが…

僕の場合は自宅が市街地で用水路とか湿地とか全然無いですし、仕事も土日出勤のシフト制だったりするので、今のライフスタイルでは保全活動に参加するのは厳しいです。生き物に本格的に興味を持ち始めたのも学校卒業して仕事始めてからですので、言い訳がましいですが人脈も皆無です。

だからブログ内で生き物の紹介をする位しか出来ていないんですが…雑誌等にうちで飼ってる生き物を載せようかという野望はありますね。勿論、イシガイ類を猛プッシュしますw


僕がセボシタビラを購入させて頂いたokfishの中村さんは無理が祟って、お身体に不調が出てしまわれているそうです。

僕にタナゴの人工授精を教えてくれた方は今の日淡には足を踏み入れたくないと呟かれていました。

このような人たちに希望を持たせるというか、報われる世の中であって欲しい。







冒頭のハナシに戻します。

都内で気持ち良く採集を楽しめないので、この頃は東京から離れて採集をすることが多い訳です。



オオフサモが蔓延り、水の色が死んでいるヘドロ満載のドブで水面を泳ぐ魚を発見。どうせカダヤシだろうと思った。



まさかのメダカ!在来?放流もの?


別の場所ではどうやらホテイ草が越冬している模様。目視したものは陸揚げするなり持ち帰ったりした。暖冬の影響だろうけど、飼育勢的に非常によろしくない。魚はタイバラとギルが優先種でここにもわずかながらメダカがいた。不思議とカダヤシは一匹も見かけなかった。








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旧フネドブガイ幼生

2020-03-02 18:27:35 | イシガイ類の飼育

旧フネドブガイの親貝。旧と付けてあるのはかつてのカスミサンショウウオのようにイシガイ類の研究が進み、分類分けされて新種となる見込みだからです。

大元の論文はオール英文字ですので、湿地帯中毒のブログが分かりやすいです。





去年にフネドブガイをタガイから訂正した記事を書きましたが、また名前が変わる見込みということですね…研究の進歩により、分類分けされて生態や形態が分かりやすくなるでしょうし、キュウシュウササノハガイのように地域固有の種名が名付けられたりと嬉しい限りであります。ただ、僕の頭が追いつかなくて混乱している部分もありますが…イシガイ類に対して比較的関心のある僕ですら混乱しているということは当ブログの読者の方は尚更ちんぷんかんぷんでしょうw和訳の論文が出れば大分分かりやすくなるかと


旧フネドブガイ属は種類分けされて数種類になるらしいので、うちのフネドブガイがどんな和名になるのかワクワクしています(^^)






分類の話はこれ位にして、本題のグロキディウムのハナシに入ります!


 2月18日のこと。120Lプラ舟で旧フネドブガイ3と幼生の宿主となるヨシノボリ3を飼育し、論文https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/venus/71/1-2/71_121/_pdf&ved=2ahUKEwjksfTupvrnAhWlNKYKHZLWDlsQFjAAegQIARAB&usg=AOvVaw2seBR8SifL0knYkY49ZSz0を読む限りは今頃がフネドブガイの繁殖のピークらしいので、ヨシノボリを掬って観察してみました。

なお、日本産のイシガイ科の二枚貝はカタツムリ等と異なり、性別が個体ごとに分かれているようです。ですので、2匹居れば繁殖出来るとは限らないです。メスがオスからの精子を取り込み、体内で授精させてから幼生を放出するのだったかな?と思います。

グロキディウムが付着しやすいように魚の居着きそうな障害物を親貝の周りに固めたりもしました。








狙い通り、ヒレの先端にグロキディウム(二枚貝幼生)が付着していました。オレンジ色なのは旧フネドブガイの特徴であるとツイッターでご教授頂きました。

白点病とは異なり、体表にびっしり付くというよりはヒレの先端に付くことが多いようです。寄生後は魚の粘膜によってコーティングされ、宿主の意図に反して守られるというのは同じですが…

貝の種類や季節に左右されるようですが、魚への寄生期間は概ね2週間程らしいですね。魚から栄養を貰いつつ、二枚貝と比べて格段に移動能力の高い魚に遠くへ運んで貰い、分布を拡げるという戦略のようです。

宿主となる魚の種類はなんでも良い訳ではないようでタナゴ類やブラックバスはイシガイ類の寄生に耐性があるらしく、寄生してもその後稚貝に成長出来る確立が適正の高い魚種に比べて大幅に下がるようです。

ヨシノボリはイシガイ類の宿主として適正が高いようですので、僕も宿主として利用してみました。https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.enosui.com/researchentry.php%3Feid%3D00186&ved=2ahUKEwjmrb6ovfrnAhUCK6YKHUbcBwMQFjATegQIChAB&usg=AOvVaw1ZkBFS0dPwzsVu2EF20neH&cshid=1583107356238えのすいHPの論文はグロキディウムについてとても分かりやすく書かれています。マツカサガイは色んな魚種を宿主として利用出来るのに対し、ヨコハマシジラガイはごくごく限られた魚種しか宿主として利用出来ないと書かれていて、非常に興味深いです。



ハナシを我が家の旧フネドブガイに戻します。
グロキディウムがヨシノボリ一匹に付き、5匹程度しか付いていないのが気になったので…その後ヨシノボリとメダカを宿主として追加してみました。メダカの尾びれに付着しているのが確認出来ます。

タナゴ大全という本でドブガイ類の宿主として紹介されているヨシノボリはびっしりグロキディウムまみれだったりするんですが…

メダカは投入してから2~3日で付着しているのが確認出来たので、旧フネドブガイは一度に大量の放出はせず、少しずつグロキディウムを放出するのかな?と勝手に思っていますが(^^;




顔に付着していたり、



胸びれや尾びれに少しずつ付着してました。





ここで我が家のイシガイ類の飼育歴を振り返ってみます。


我が家ではこのドブガイ類を2017年4月から飼育し続けています。約3年になりますね。



こちらのタテボシガイは底質環境に気を配らなかったためにわずか半年ちょっとで死なせてしまいました。これ以降は底質に気を配り、貝が潜り易いように田砂を使うようにしています。

死んだのはプラ舟から室内水槽に移して10日程のことですので、底質環境に加えエサとなる珪藻類不足が災いしてのこともありそうです。



トンガリササノハガイは去年の11月から飼育中。


放流もののカワシンジュガイはつい先日、イシガイ類の調査をされている方にサンプルとして提供しました。飼育歴は室内で1ヶ月程度ですね。





そして、記事の主役となっている旧フネドブガイは2017年9月から2匹を飼い始め、去年の9月に追加でもう2匹をプラ舟に入れました。10月に1匹を死なせてしまいましたが、少なくとも生存している3匹のうち1匹は2年以上は生きている計算になります。

イシガイ類の長期飼育のポイントを大きく分けるとエサとなる珪藻類が湧きやすい環境づくりをすることと貝が潜り易い底質環境の二つですかね。ポイントの詳細は過去記事をご覧ください。

過去記事で触れていない部分を補足してみます。

我が家のある地域は真夏になると気温が40度いくかいかないか位まで上昇する過酷な環境です。

旧フネドブガイを飼育しているプラ舟の水量は120L。横幅は1m程で高さは25㎝程度の水量を稼ぎつつも水深があまり無い容器です。水深はもう少しあっても良いでしょうが、深すぎると酸欠になりやすいので程々が良いですかねw

暑さ対策としては風通しの良い場所に置き、遮光シートと草木を伸ばし放題にしたことで日陰を作っていました。後は在宅時はこまめな足し水や打ち水を行っていた位です。

これらのことから、ドブガイ類に関しては一般家庭の環境でも十分に長生きさせてあげることが可能であると思います。

マツカサガイ等の流水性の種類は分かりませんが…カワシンジュガイは庭に湧き水でも湧いてこない限りは長期飼育は不可能でしょう。

僕が飼育に関するうんちくを書いたのはただ飼育自慢がしたいだけではなく、ブログ内で再三書きまくってますが、二枚貝の使い捨てをやめて欲しいからです。

どうしても二枚貝を長生きさせられる環境づくりが出来ないなら、タナゴは人工授精で殖やせば良い話です。二枚貝の長期飼育も人工授精も出来ない、やりたくない、チャレンジする気も無いと言うのならタナゴの繁殖は諦めるのがベストです。本当にタナゴが好きなら生態系を考慮すること。

それとイシガイ類は非常に奥深く、とても魅力的な生き物だと思います。タナゴにしか目が行かないのはもったいないなと思ってしまいますw













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埼玉清流採集2

2020-02-26 07:24:54 | 野外採集

小学校時代に遠足で訪れた川で採集しました。

まずはウグイ。ハヤ系の魚はウグイが4割、オイカワが3割、カワムツが3割でしたかね。無論、捕れたカワムツは可哀想ですが極力駆除しました。カワムツは本来は東日本に居てはいけない魚ですから。




カジかわいい


ヒガシシマ

ただ、語感が似ているだけですがヒガシヒダもそのうち見に行きたいですね。ガチ登山になりますがw



鉄クズを覗いてみたらカジカ大卵型の卵が産み付けられていました。急流での石めくりは控えました。




少し下流では河川改修工事が行われていたようです。生き物が身を隠せるボサと
岩が減少していました。



ヌカエビ

在来種のヌマエビです。



カワリヌマエビ類

こちらは外来種。ヌカエビに比べてずんぐりしている。

アクアリウムで有名なミナミヌマエビを含めたカワリヌマエビ類は東日本には本来は分布していなかったと思います。最もミナミヌマエビと中国産のシナヌマエビの違いが僕にはよくわからないですが…

多摩川や近所の公園の池は昔はスジエビが多かった気がしますが、いつの間にかカワリヌマエビ類ばかりになっていました。







ギバチが確認出来てとても安心しました^^数が減少しつつある、貴重な在来種だと思います。

小学校の遠足で行った川で今も生き永らえていてくれるのはとても嬉しいです。

このギバチも人工物であるパイプを利用して隠れていました。河川工事で身を隠せるボサや岩が減るのなら、代わりに人工的に障害物を沈めてあげれば良いのかなと思います。

遠足で行った川とはいえ、自宅から距離があるので気軽にホイホイ足を運べる訳じゃないんですが、河川の管理者に障害物の設置を提案したいですね。










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飼育して一年

2020-02-21 10:05:24 | 魚飼育
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たまには非日淡の話として我が家で唯一の熱帯魚でも



ハナビを飼い始めてから一年位経ちました。

7匹購入して現在は10匹位います。繁殖自体はコイ科の魚で最も容易な部類かなと思いますが、一度に産む数が少ないのと初期メンバーがポツポツ死んでいったので、10匹程度の数に落ち着いてます。タナゴの人工授精の練習にもスペースを割いたので、ハナビの専用スペースを用意出来れば、数は殖やせるかなと思いますが…

30㎝プラケを26度に加温し、水草をモサモサにすれば勝手に産卵してくれます。一週間後位に親を取り出して、プラケは稚魚の育成にそのまま使うといった具合です。稚魚のサイズは割りと大きめです。

それとネットでは、デリケートな魚というニュアンスで書かれていることが多いように思いますが、実際に飼育した感覚では水質にうるさいようには思いませんでしたし、15度以上の水温が保てば水換えをたまにする位のそこそこの管理で飼育出来ると思います。

ただ、成魚のサイズがメダカよりも一回り小さいですので、大きな魚との混泳は捕食されるリスクがあると思いますし、魚病に耐える体力もあまり無いかもしれないので、末永く飼育を楽しみたいなら魚のコンディションには注意を払うべきでしょう。

逆にいうとメダカよりも一回り小さいということはさほど大きな水槽の用意が出来なくても群泳させることが出来るという訳です。先輩の日淡ブロガー氏も同じようなことを書かれていたと思いますが、日本の魚はそこそこ大きくなる種類が殆どなんですよね。

飼育スペースの確保が難しいなら無理してまで日淡に手を出さずに熱帯魚という選択肢もありかなと思ってます。











現在は50㎝位の特大プラケにハナビとタナゴ複数種で混泳をさせています。

5㎝位のオスのアブラボテもひと月前から一緒にしてますが、ハナビには関心が無いようでタナゴ同士での小競り合いはあるもののトラブルらしいトラブルは起きていません。

7㎝のデカいグリーンボテはさすがに怖いので、別容器にしています。

ハナビが落ち着けるスペースとボテの縄張り意識対策で水草はモサモサにしてあります。河川でも勿論ですが、隠れ家は水槽内においても重要でしょう。

画像最後は人工授精のボテ幼魚です。浮上直後は背骨がぐにゃぐにゃでしたが、今現在みた限りでは、体型の歪みが幸いにも見られないです。また、小さいうちから持ち前の気の強さでガンガンエサを食べに行くので、順調に育ってくれていると思います。


アブラボテの混泳が上手くいっているのは飽くまでこのプラケの事例ですので、個体差や微妙な環境の違いで混泳のパワーバランスは崩れる可能性がありますので、安易にマネしないことをオススメしますw

日淡好きとしてあまり無責任なことは発信すべきではないと思ってます。どこの誰とは言わないけど…観賞魚ショップの管理のやり方を批判しておいて、ご自分はコイやニゴイは60㎝水槽で飼っても問題ないとか発信されるのは浅はかじゃないかな?魚にあった適切な飼育設備が用意出来ないなら飼う前に諦めた方が良いと思いますけどね。

今のご時世に淡水二枚貝の使い捨てを勧めるような残念なブロガーさんもいますし…繁殖にはカワシンジュガイやマツカサガイを使いましょうとか書くのいい加減止めて頂きたいですね。

同じ貝を末永く飼育し続ける覚悟があるなら文句は無いのですが…二枚貝は夏場の暑さで死ぬので、春頃に産卵させるのがオススメです!とか書いて二枚貝を短期間で死なせることが前提になってしまっている。貝の長期飼育が出来ないならタナゴは人工授精で殖やしてください。


カワシンジュガイ等のイシガイ類は使い捨ての道具では無い。すっかり数が減って、希少な生き物になってしまったのだから大切に見守るべきでなくてはならないです。

午後から仕事ですのでこれ位に留めます。


ハナビの話のつもりが脱線し過ぎて、やっぱりイシガイ類の話になってしまいました…イシガイ類はとうといですからね(汗)
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