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お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

大塩辛蜻蛉【身近な生き物たち200】

2022年08月06日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

身近に見られる生き物たちの紹介もこれでのべ200種になりました。

さて、今日紹介するのは7月に撮影したオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)の雄。

シオカラトンボに比べると腹部だけでなく胸部まで青白い粉をふいたようになるのが特徴ですね。

ほかに翅の付け根が黒い、腹部がシオカラトンボに比べると太くてずんぐりしてることで見分けることができます。

また、オオシオカラトンボはシオカラトンボに比べてより水辺の環境を好むそうです。

この青白い粉を塩に見立てて塩辛という名前が付いたそうですが、なぜシオトンボじゃなくてシオカラトンボになったのかは謎です

 

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死出虫 【身近な生き物たち199】

2022年07月29日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

縦縞が入った上翅に平べったい身体が特徴のこの虫はオオヒラタシデムシ。

北海道から九州までの平地や山地で見られる地表徘徊性の昆虫です。

シデムシは漢字で書くと「死出虫」と何やらおどろおどろしい名前・・・

死骸があると出てくることからその名前が付きました。

小動物の死骸を食べるほか、カタツムリやミミズなどの土壌無脊椎動物なんかも食べてるみたいですね。

メスは死骸の肉を地中に埋め、そこに産卵するそうです。

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一筆啓上 【身近な生き物たち198】

2022年07月27日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

コンデジのズーム目一杯で撮影したので画像が荒いですが、ホオジロ(頬白)です。

ホオジロはスズメ目ホオジロ科に属する野鳥で、東アジア全域に生息してます。

本州では留鳥ですが、北海道では夏鳥で、冬季は本州で越冬するそうですね。

平地や丘陵地の森林周辺、草原、河原などの明るい開けた場所を好み、あまり高い樹には止まらないんだとか。

「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」という鳴き声の聞きなし(鳥や動物の鳴き声を人の言葉に置き換えて覚えやすくしたもの)は「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」だそうです(笑)

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一文字と茶羽 【身近な生き物たち197】

2022年07月24日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

セセリチョウの中で一番よく見かけるのがこのイチモンジセセリ(一文字挵)。

日本全国に分布してますが、北海道や東北などの地域では個体数が少ないようですね。

後翅の裏側に白斑がほぼ一直線に並んでいるのが名前の由来です。

普段はイチモンジセセリに出会ってもそんなに気にかけないのに、何か違和感を感じて撮影したのがこの個体。

後翅裏の白斑が弧を描くように並んでます。

おそらくこれはチャバネセセリ(茶羽挵)だと思います。

本州から南西諸島にかけて分布し、草地や公園、田畑といった平地から中山部にかけての開けた場所や林に生息してますが、イチモンジセセリに比べると数は少ないみたいですね。

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泥パック 【身近な生き物たち196】

2022年07月23日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

泥だらけのセミの抜け殻はニイニイゼミの抜け殻の特徴。

セミの幼虫の中でもニイニイゼミは湿った土中を好むようですが、これほどベッタリと泥を付けてる理由はよく分からないそうです。

ニイニイゼミにとっては殻を湿らせた状態の方が羽化しやすいという説もあるみたいですね。

他のセミの抜け殻と言えば、こんな風に透明感があってツルツルなのにね・・・。

生き物の生態って本当に不思議です

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今年の初物 【身近な生き物たち195】

2022年07月22日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

今年初めてカメラに収めたセミはニイニイゼミでした。

ニイニイゼミはカメムシ目セミ科に分類されるセミの一種。

北海道、本州、四国、九州、沖縄に生息し、夏に鳴くセミの中では一番早く活動を開始します。

湿気のある土壌を幼虫は好むので、乾燥した都市部では少なくなってましたが、2010年前後から東京や大阪などの都市部で復活傾向にあります。

乾燥耐性を身に付け始めてるんじゃないかという説もあるそうですね。

梅雨が明けたと思ったら、大雨に見舞われたり、セミにとっても多難な時代です。。

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朝比奈川蜻蛉 【身近な生き物たち194】

2022年07月20日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)だと思います。

カワトンボ科の一種で関東以西の本州、四国、九州に生息しています。

従来のカワトンボの西日本亜種としてニシカワトンボと呼ばれていましたが、DNA解析で分類が整理され、アサヒナカワトンボという名称に変わりました。

光沢のあるエメラルドグリーンの身体が綺麗ですね。

褐色な翅のものと透明な翅のものがいます。

ニホンカワトンボと生息域が被る地域もありますが、アサヒナカワトンボの方がより上流にいることが多いそうです。

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ウシアブ【身近な生き物たち193】

2022年07月16日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

家の窓に止まっていたコイツはハエじゃなくてウシアブ。

頭の部分のほとんどが眼ですね

ウシアブはハエ目アブ科の昆虫で、ハエよりはひとまわりほど大きいかな。

北海道、本州、四国、九州に生息し、ちょうど今の6~9月に成虫を見ることができます。

幼虫は地中でミミズなどを餌とし、成虫は家畜の血を吸ったりします。

毒は無いものの、ヒトを刺すこともあり、刺されると結構痛いそうです。。

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口紅蝸牛 【身近な生き物たち192】

2022年06月23日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

クチベニマイマイがいました。

主に近畿地方、中部地方に生息するカタツムリです。

日本産カタツムリ類の中では中型で、成長すると殻口が肥厚・反転し、さらに赤紫色になるのがクチベニという名前の由来ですね。

前に殻に黒線のある個体を紹介しましたが、個体変異が大きく、これは全体が淡黄白色になってます。

湿度が上がると活動が活発になり、岐阜飛騨地方では桑の木にこのカタツムリが登ってくると雨が降るなど、天気予報にも活用していたそうです

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クロアゲハの吸水【身近な生き物たち191】

2022年06月21日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

吸水するクロアゲハ(黒揚羽)

前にアオスジアゲハの吸水を紹介しましたが、吸水行動は主に雄の特徴です。

クロアゲハは秋田・岩手以南の本州、四国、九州に自然分布し、北海道には居ないようですね。

前翅のグレー地に黒い線が入る模様がお気に入りで、後翅には赤い斑紋が入ってます。

因みに黒系のアゲハで、前翅にも赤い斑紋があるのがナガサキアゲハ、後翅に赤と白い斑紋があるのがモンキアゲハ、腹にも赤い斑紋があるのがジャコウアゲハになります。

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ニホンジカ 【身近な生き物たち190】

2022年06月10日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

仕事帰り、突然遭遇した鹿。

カメラの設定をいじる間も無かったから、あまり鮮明に撮影することができませんでしたが・・

まだ明るい時間帯に人の目に触れるような場所に出てくるのは珍しい。

シカは偶蹄目シカ科の動物でニホンジカは日本で唯一のシカ科の哺乳類になります。

ニホンカモシカはシカと付いてますが、ウシ科の動物ですからね。

滋賀では全域に約70,000頭の鹿が生息していると推定され、農作物や森林の若木、貴重な山野草の食害が深刻となっています。

計画的な狩猟も行われ、捕獲した鹿をジビエとして食する取り組みも行われてます。

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背黒脚長蜂 【身近な生き物たち189】

2022年06月04日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

セグロアシナガバチ(背黒脚長蜂)は本州、四国、九州、伊豆諸島、トカラ列島に生息するアシナガバチの仲間です。

成虫は4~10月頃に見られ、主に花の蜜や虫の幼虫を食べるハチです。

腹部の黄色と黒の模様が独特ですね。

似たようなアシナガバチにキアシナガバチというのがいますが、触覚が黄色なのでセグロアシナガバチだと思います(キアシナガバチは触覚の先端の1/3程度が黄色い)。

毒性は強くないそうですが、刺されるととても痛く、患部が腫れるので注意が必要とのこと。

管理人も子供の頃にアシナガバチに刺されたことがあります

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千鳥足【身近な生き物たち188】

2022年05月26日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

「ピィ、ピイーッ」と甲高い鳴き声が聞こえたから、カメラを向けるとこの鳥がいました。

何か、漫画みたいな鳥ですね(笑)

チドリ目チドリ科の野鳥、コチドリです。

日本では夏鳥として本州、四国、九州で繁殖し、冬季は南西諸島やユーラシア大陸南部で過ごすみたいですね。

河川や水田、湿地などの水辺でよく見られるそうで、渡りの途中には開けた草地にも居たりするそうです。

もしかしたら、まだ渡りの途中だったのかな

酒に酔ってふらふら歩く千鳥足はこの鳥の歩き方に由来するそうですが、言うほどヨタってる感じはしませんでした(笑)

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キツネ 【身近な生き物たち187】

2022年05月24日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

草むらを歩くキツネに出くわしました。

車で走ってる時に前を横切っていったりすることはたまにありますが、こんなに近くで遭遇するのは初めてです。

本州・四国・九州に棲むホンドギツネ、北海道に生息するキタキツネともユーラシア大陸北部から北米に棲むアカギツネの亜種になります。

イヌ科の動物ですが、群れることはなく、単独か小さな家族単位で生活しています。

身近な生き物シリーズとしてはぜひとも撮影してみたかったキツネ🦊

ようやく念願が叶いました!

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瑠璃鐫花娘子 【身近な生き物たち186】

2022年05月23日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち2

本日は身近な生き物のお話です。

ルリチュウレンジはハチ目ハバチ亜目ミフシハバチ科の昆虫です。

日本全国に生息していて、出現期は5~10月ですね。

成虫はメタリック調の濃紺が結構綺麗で、この色が名前のルリ(瑠璃)の由来です。

ルリチュウレンジはサツキの茎に穴を穿って産卵し、孵化した幼虫はサツキやバラの葉を食べてしまうため害虫扱いになってます。

漢字で書くと「瑠璃鐫花娘子」。

「鐫」は穿つ、彫るという意味で、穴を穿って卵を産み付けることに由来するんでしょうね。

これで瑠璃色で花に穴を穿つ虫というのは分かるけど、娘子は何を表してるんだろう

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