京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



柳沢厚労相が、窮地になっていますね。

「女性は産む機械、装置」

野党がすごい剣幕で辞任をせまっています。
テレビを見ていると「言葉くらいで大げさな。攻撃したいからしてるだけちゃうん」と思ってしまうかもしれません。

しかし、とっさの言葉って、やはり本音が出る、地金が出るものです。


先日の議会で市長に、
「改革という名で負担増ばかりのアクションプラン。いったい全部でいくら負担増か計算しているのか。低所得者の実態を把握せよ」
と質問したときです。


市長答弁後の再質問(原稿なし)で、
「びた一文出せない状況でもいいのか。市民はいくらでも負担増に耐えられるわけではない」
みたいなことを言ってしまいました。

「びた一文」というのは、ケチで金を出さないことです。
我ながら、実際に生活が苦しいひとの気持ちがわかってないなと後でヘコみました。


それにしても「産む機械」みたいな言葉が出てしまう感覚は、なんぼなんでも理解不能です。潔くお辞めになったらよいと思います。



ところで、先日の「ドキュメント07」見た方いますか?


ネットカフェで毎晩泊まる、ホームレスの若者を取り上げていました。


コインロッカーに大きな荷物を入れ、日雇いの派遣の仕事へ。
コインロッカーで着替えることも。

派遣会社には番号で登録されている。「0000番、今向かいます。」「0000番、集合場所に着きました」そしてワゴン車でどこかの現場へ。

日雇いだから知り合いもいないネットカフェでも当然しゃべらない。
何年も床で寝たことがない

毎日仕事があると限らない。得た給料は貯まらない。
それを食い物にする「保証人不要」の「貧困ビジネス」


すごく衝撃を受けたので、もし見た方いましたらぜひ感想でもコメントしてください。


床で寝られない。友達もいない。いつも今夜の宿を探さなければならない。・・・・・・

私も毎日課題に追われ、できていない自分にヘコみ、毎日ががけっぷちの感覚ではありますが、「まあ寝よ」「明日がんばろう」と思うことはできます。友達もいます。


どうがんばったらこんなひどい状況をなくせるのか・・もっと力と根性がほしい

と思っていたら、友人からメールがきました。
ひとこと 「貧困ビジネス」

お前も見てたんか・・

彼の職場も「貧困ビジネス」に近いかもしれない。
工場に営業に行って「うちの社の請負に切り換えたらこんなに安くなりますよ」ってやるんやもんな。

「貧困ビジネス」で生活する方だって、つらいものでしょう。
日本共産党の議員が「貧困ビジネス」にならないように、もっと力を持たなければ。

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友人が当て逃げされ、警察署へ付き合ってきました。

修理代がかなりかかるが、払わせる相手がいない。
何とかみつけてほしいしだいです。

23日未明、物集女の御所街道で当て逃げした奴、出て来い!



さて、JR長岡京東口で、毎週朝の宣伝をしています。

最近、ギャラリーが増えてきました。
・・・というのは、派遣か請負かで、駅前広場に集合して点呼を受けて工場へ向かう人たちが多いのです。
おととしの市議選のときよりはるかに増えました。

一方、村田製作所、松下電器など大企業の正社員もたくさん通ります。なんというか、格差を感じる駅前です。



昨日は、成宮まり子民青京都府委員会を迎え、雇用アンケートで対話しながらの宣伝をしました。

ある人は、5年間も、1ヶ月の労働契約を更新しつづけているといいます。安定した仕事につきたいとのことです。

成宮さんが「時給千円程度で・・・」とマイクでしゃべると、「そんなにもらってない!」と言った人もいました。



この状況なので、マイクでの訴えも難しいです。

「低賃金で、使い勝手のよい労働力として・・・・」とか、「ワーキングプア、勝ち組負け組」みたいなことを言ったら、ケンカ売ってるようなものです。

共産党の3中総や、志位演説どおりにしゃべったらダメなわけです。


ほんとうに不安定雇用の人たちが「そうや!」と思う訴えはどんな訴えか、考えなければなりません。

正直、毎週宣伝していながら、見つけられていません・・・。


もっとたくさん対話し、声をきけばいいのかもしれませんが、声を聞いたからといって自分が同じ立場に立っているわけではありません。(3年後には、私がワーキングプアかもしれませんが)


とりあえず、昨日はこんな訴えでごまかしました。

ホワイトカラーエグゼンプションは許せない。
完全に葬るために、選挙で審判をくだしましょう。

最近、働く人の権利を守るたたかいが大きく前進しています。
すき家のパートがクビ撤回、未払い残業代ゲット。松下プラズマディスプレイやKBS京都で直接雇用が実現・・・・etc.

テレビは「自民か、民主か」など言いますが、私たちのくらしを守っていくのは、二大政党がやってくれるのではなく、一人ひとりのたたかいです。

日本共産党は、いっしょにたたかい、国会に声を届けます。昨年は市田参院議員が「ワーキングプア前提の経営は不適切」との首相答弁をかちとりました。

国民が主人公の、日本共産党に大きなご支援をお願いします。


う~ん。どんな訴えがいいのか、ご意見お願いします。


ついでに、共産党では「ワーキングプア」を鬼の首とったかのように使いますが、どのくらい国民の耳になじんだ言葉でしょうか?
あと、ほかでは「統一地方選」というのに、なぜ共産党は「いっせい地方選」なんでしょうか?

こちらもご意見、またはご教示お願いします。

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今日は高校からの友人の結婚式でした。

初めてこういう場でスピーチなるものを体験・・難しいものですね。
でも、原稿に書かなくてもある程度頭の中で話が構成できるようになったのは、慣れだなぁ~と思いました。

にしてもホンマ、おめでとう~!
ひとの素直な気持ちから流される涙、あたたかいものをもらいました。
 ただ、トイレ行ってる間になぜか引かれてしまった寿司が心残り。



さて、18日の「京都」1面にみながわ朋枝が出ています。
合併をめぐる各候補の対応を扱った記事で。

坪内、中小路―「合併推進。」
みながわ―「『住民からの要求が出て考えるべき。府議が進める問題ではない』と、まず合併以外での生き残り策を選挙で打ち出す姿勢を見せる。」(記事まんま)

市長選のど最中に、事務所で取材してたのはこれやね。



にしても京都新聞、おかしいぞ!
なんで市長選では合併については一切なしで、府議選では争点にしようとするの!

・・・合併は市町村がするものやろ!
それとも京都新聞は、合併は府が押し付けるものと思ってんでしょうか?


事務所での取材で、横にいて耳ダンボだったのですが、非常に違和感を感じたんです。

みながわ「でも、住民の要求として声が出てないので・・・」

記者「でも、合併って避けて通れないでしょ?」

みながわ「声が出てないものを、押し付けるのも変でしょ?」

記者「じゃあ、それぞれ独自に生き残り策を考えるのが先ってことですね。」


どうもかみあわんなあ・・・と思ってましたが、あとから何となく考えました。


合併って、それ自体が住民の要求であることは、ありえないと思うんですよ。
よその市町村と、一つの行政でやってほしい・・・そんなん思う人、特別な例を除いて、いないですよ。

にもかかわらず、「合併すべき」って人が相当数いらっしゃるのは、それで役所が節約できると思っているからでしょう。
ただ、役所の節約によってできるであろう財源で何をやってほしいかは、人によって異なります。


・・京都新聞は、その「何をやってほしいか」をこそ、豊富な取材によって明らかにしたらいいんじゃないでしょうか。
中には、合併しない方がよいような要求もあるかもしれない。

ただ漠然と、「これから国もお金出さなくなるし、高齢者も増えるし合併しかないよ」みたいな論で、さあ各候補どうする、なんて記事は乱暴と思うんです。


ましてや、市町村をすっとばして府会議員に聞くなど!

市の財政は、府議より私ら市議の方が良くわかってるっちゅーねん!(実はこれが本音か?)


そんなわけでみなさん。合併は、府議選の争点ではありません。
合併賛成の方も、どうぞみながわで!

京建労乙訓支部旗開き(右から2番目みながわ、3番目真鍋大山崎町長)。


ちなみに、合併への私自身の見解は・・
市の財政当局が必要と言うまでは、少なくとも推進しません。

市町村ってどこもその大きさを自分たちで決めてきた歴史的経過があるから、財政当局すら言っていない経済不安だけを理由にそれを変更するのは本末転倒な気がしますし。

合併論議以前に、市民の要求をもっとリアルに明らかにし、そのためにどんな行政の形がふさわしいかを提案しなければと思います。

※ちなみに年度末ごろに、2市1町の合同で合併について研究しているプロジェクトの報告書が出るそうです。

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 今回は、ここだけの敗戦のぶっちゃけトークです。

 この選挙、厳しい結果でした。「横一線です」とか私に言われて投票に行ったみなさんに、本当に心からおわび申し上げます。

 この結果をどう受け止めるか。


 この選挙、「市長アカンね」の声をすごく聞いたのは言いました。しかしそれが、陣営を思い切りひきしめた。

 「こんな路地まで来たの初めて」「議員が必死だった」「うちの団体に声かかったの初めて」・・・市長は、組織力をフルに生かして逃げ切ったと思います。


 それに対しうちはどうか・・・前回に1ヶ月遅れの出馬表明で、年末年始をはさみ、組織戦が非常に遅れました。対話できたところでは支持が広がっていたのに・・。

 最後の最後まで「どっちに入れたらいいの?」「共産党って大畑さんかと思ってた」と言われました。


 党の比例票はだいたい5千票台なので、基礎票を固めたとも見れますが、私は広がって増えた分と、固められずに流れた分が相殺されたと思っています。そして、浮動票をいちばん拾ったのが、大畑候補でした。

 (だからこそ、みながわ選挙には頑張れば勝機があると思います。竹林氏も広がりをつくったし、大畑氏の票も「変えたい」の票なのですから)

 
 いま考えている反省点・・・


1 革新性をアピールできたか

 京都新聞では、「従来の共産vs非共産の構図を変えた」という打ち出し。それに乗った宣伝文句。

 中身では、竹林さんが最も「変える」立場の人なのに、むしろ市民には「旧勢力」と見え、大畑氏がいちばん斬新に見えたのではないか。


2 勢いを示せたか

 大畑氏は陣営の人数が多いわけではなく、「いかす!」ポスターも数は多くないが、目立つ内容で目立つ場所に短期間に増やしてゆき、勢いがあるように見えたと思う。

 実際支持しているかどうかは別として、「こんなところにも支持が広がっているの!」という印象をあたえられた。

 それに対し竹林陣営は、政策を伝えるためのポスターとの位置づけであり、従来から貼っているところに貼っているだけだったので、広がりを見せる効果はなかったし、インパクトもなかった。


3 気分をとらえるには詳細の説明より印象

 短期決戦である。また、浮動層はじっくり見極める人もいるが投票直前の「流れ」「気分」で入れる人も多い。

 そのとき、「変えうる根拠」だけでなく「変えそうな勢い」があるかも大事になる。

 「いかす!」のビラはまとまっていて、インパクトがあったが、竹林氏のほうは説明が多く、じっくり見る人向け。
 しかし実際、仕事等で忙しい市民には、じっくり読む暇はない。

 水道値下げの根拠など、内容では竹林氏が勝っているが、府営水道など説明しないと伝えられないため、実は不利。
 大山崎では全有権者に対面などで説明でき世論をつくったが、人口の多い長岡のこと。ビラだけでは伝え切れなかった。


4 日本共産党の姿が弱かった

 2極選挙と違い、3人なら、共産党がどっちを応援しているのかわからない。竹林氏のビラには「革新市政の会」としか書いていない。

 共産党が党としてしっかり姿を見せ、市長と大畑氏をしっかり評価し、竹林氏を押し出す責任を果たす必要があったのではないか。
 
 また、3人になっただけに、候補者そのものの魅力を押し出す戦略も必要だった。その点大畑氏は現職で知名度があった。


5 力を出しつくせたか

 勝つための段取り、構え、戦略が遅れた分だけ、党員も全員がその力を発揮できたとはたぶんいえなかったし、周囲にとりくんでくれる人を多くつくれなかった。
 これは個人の意識の問題ではなく、機関の責任と思う(体制批判ではなく、自分も含めてのこと)。

 みながわ選挙では、何よりも「ともちゃんのために死ねる」(笑)と思える人をどれだけたくさんつくれるかが問われる。

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<市長選挙結果(選管発表)>

   小田ゆたか    12,766
   大畑京子      9,470
   竹林光美      5,528

   投票率       44.65%


 ご支援いただいたみなさんの、ご期待に応えられなかったことに、心からおわび申し上げます。

 しかし、「市政を変えたい」という人が過半数だったという市長選挙は、長岡京市はじまって以来のことです。

 市長は自民・民主・公明・社民が推薦しながら、過半数がとれなかったのです。


 その「変えたい」中身は、具体的には水道や新駅でしたが、もっと根深い思いを感じざるをえなかった選挙でした。

 「年寄りは早く死ねという政治や」この言葉を、いったい何人の方から聞いたでしょうか。

 高齢者だけではありません。ホワイトカラーエグゼンプションを導入されようとしている働く世代。不安定な雇用しかない若者。

 すべての世代から将来を見えなくした「改革」なるものへの怒りです。 


 私は4月の府議選で、この不安な社会を生きる同世代のみながわ朋枝さんを必ず勝利させ、ともに不安な時代を切り開く力になりたいと考えます。

 市長選では、早朝から夜までたいへんお騒がせをいたしました。ご協力に感謝いたします。


・・・ビラ用はここまで。次回はぶっちゃけトークです。


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でも実際、投票した人、行かなかった人の声をきかないとわからない・・・
党外からのご意見、ご批判、ご感想、何でもコメントしてください
 



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【争点③不祥事・犯罪はコチラ
【争点②くらしはコチラ
【争点①水道料金はコチラ


実は、4日の年賀交歓会で、異常な状況を感じていました。

市長のあいさつで、阪急新駅について一言もふれず「阪急立体交差化も含めた長岡天神駅周辺整備をやります」と言ったのです。

オイオイ、新駅ってあと数年で開業させるんちゃうん?何もなし?


これには背景があります。

市の商工会が、「阪急立体交差化促進協議会」みたいなんを立ち上げて、12月の議会に立体交差化の要望書を出したのです。

立体交差をやらないと、市の機能は分断されたままで、慢性的な交通渋滞があり、発展は望めない・・・

と言った内容ですが、わざわざ市長選の前に出すのは・・・
新駅設置で念願の立体交差がうやむやにされるのではないか、そんな危機感が商工会にあるのかなと思いました。


この市長選、
市長は新駅推進。
「いかす!」の候補は新駅凍結(優先順位が低いので、あとでやる)。
私たちの候補新駅をまず白紙に戻し、市民の声にもとづいてまちづくりを行えという主張です。


市長は前半戦、新駅にはひたすら触れずにきました。
あと数年で行われる1大プロジェクトを、争点にせず粛々とやろうとするのには驚きです。

しかし他の2候補が言うので、避けきれず、法定2号ビラでは新駅の意義を語っています。

「第二外環状道路と阪急新駅を同時に整備することにより、市南部は公共交通の結節点として、活性化が図られます。また市南部地域は、桂川・木津川・宇治川の三川合流地域として、乙訓文化と山城文化の交流エリアとなり、京阪電鉄沿線と連結され、市の経済発展に重要な役割を果たすのです。」全文)

意味わかります??
こんな意味不明な目的で、ウン十億も税金のかかる事業やっていいのでしょうか。
「交通の結節点」って・・・誰がインターで降りて電車に乗りかえるねん。


一方、長岡天神駅周辺整備は、

「長期的な取り組みが必要です。市民の皆さんと協働して、方策を考えながら計画的に実行していきます。」(全文)

やらないと言っているに等しい・・・
私なら、ハッタリでももう少し長い文にするのに。


長岡天神駅周辺整備は、立体交差化も含め、ずっと前から市の計画にありました。それがさまざまな困難で、進みが遅かったのです。それを市長の政治力のせいにする気はありません。

しかし、阪急新駅は、平成16年に国土交通省がいきなり言ってきて、市長が「決断した」のです。それまで長岡京市の総合計画に、まったくなかったものです。


だから新駅近所の人には申し訳ないですが、「白紙に戻して市民の意見を」という私たちの候補の主張に賛成です。

市長陣営は、私たちの政策に「耳ざわりがよい言葉にだまされるな」と攻撃しますが、新駅も立体交差も周辺整備も全部やる、という市長の公約のほうがよっぽど「耳ざわりがよい」と思います。



12月議会で私も新駅問題で質問しました。

私の論点は、
①市民の合意がない
②新駅に客をとられる長岡天神など中心市街地の対策が考えられてない
③新駅周辺の発展の計画も何ら考えられてない
④高齢化社会の進展で、通勤者はまちがいなく減る。老後の生活に必要なのはむしろコミュニティバスの充実。家のそばに交通機関があることの方が重要ではないか。
⑤需要予測などもずさんなのは、計画ありきだから

①に対し、「私は必要と判断した」という答弁があった以外には、はっきり言って具体的な答弁ありませんでした。


私、思うんです。

駅つくったらとりあえず発展するだろうとか、将来のためにつくっておこうとか、そんな時代は過ぎた。今は人口減少、高齢化の時代なのだ。

第二外環の高架下に、同時につくれば二重投資にならないのは理解するが、そもそも投資の必要があるのか。本当に需要を考え、ちゃんと計画したうえで事業を行うべきだ。


そこで市長に言いました。

「市民合意なしに市長独断で新駅をつくって、それで財政難だから福祉切り捨ての行革アクションプランと言われても、わたしたち市民はそれを甘受する筋合いはない」

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長岡京市長選挙、私たちが猛追の状況か。
宣伝カーへのご声援がすごく多いです。

また、「今の市長あかんね」という声がやたらと聞かれます。そこで何があかんのか教えてくれたらいいのですが、察しろという感じであまりわからず・・。

あと今日一日の奮闘です。全国のご支援をお願いします。



争点の3つめは、あまり言ってませんが不祥事・犯罪です。

いまの市長になってから、

・水道水質データ改ざん(これは市長になる前の話だが、改ざん当時市長は水道事業管理者だった)
・助役の公職選挙法違反(部長らを勤務中助役室に呼んで知事後援会に加入させた)
・中学校長の勤務中アダルトサイト接続(・・・なさけない)
・土木課職員の収賄、架空工事でっちあげ記事
・「役所の悪しき慣習」としての不正予算流用=地方自治法違反・有印公文書偽造→記事

などなど、不祥事が連続しています。


なぜか。

府警は京都新聞でこんなコメントをしています。

「身内に甘い体質があった」


具体的にどう甘かったでしょうか。

「水道水質データ改ざんの背景には、水道の安定供給を止めてはいけないとの水道屋の哲学があった」(報告書)

「京都府政に協力したいとの思いがあった」(知事後援会に職員を勧誘した助役のコメント)


要するに、表向き反省しても、そもそもやったことを悪いと思っとらん!

これが不祥事が改まらない背景です。


まだまだあります。

(元土木課職員が贈賄業者に水増しした請負価格で見積りさせたにもかかわらず、他の見積り合せ参加業者がさらに高い価格を見積もったことについて)

「たまたまです」(助役)

(下水道の工事で、特定業者の指名競争入札ではすべて95%くらいの落札率なのに、他の業者が入った入札は80%だったことについて)

「たまたまです」(助役)


不正かどうかわからないにしても、疑う気すらないのでは、不正を正せるはずがありません。


(地方自治法違反の不正予算流用で工事を行っていたことについて)

「地方自治法違反は認めるが、市民の要求にこたえて行った工事であるので、解明も処罰もしない」(市長)



身内に甘い体質で、市民の声が届くでしょうか。

いじめ自殺では、学校や教育委員会が身内に甘かったから、子どもの叫びを踏みにじったのではなかったでしょうか。


私たちの候補は、土木設計技師として、談合の世界も垣間見てきました。
一方、いち主婦として、水道料金値上げ反対署名や、子ども医療費無料化署名を集め、議会に届けてきた人です。


市役所のある課長が言っていました。

「この人、土木設計技師なんですか。この人が市長にならはったら緊張しますね。」


長年の行政経験が、必ずしもプラスとは限りません。
市民の感覚が役所に通じる、革新市政を。

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※カギカッコ内の言葉は、引用っぽいですが助役の「たまたまです」を除いて全部大意です。

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争点の2つめは、「くらしを守る選挙」ということです。

市議選のとき「くらしのかかった選挙です!」と演説しながら、「自分のくらしもやけどな」とか一人ツッコミを入れていましたが、今回は本当に切実です。

何人もの高齢の方から、「年寄りは早よ死ねということや」と言われました。返す言葉なかったです。


高齢者は、年金が下がる。
働く世代は、ホワイトカラーエグゼンプション。
若者は、派遣・請負・バイトの不安定雇用。
→収入は下がるばかり。

その一方で、大増税。介護保険改悪。障害者「自立支援」法。
→負担は増えるばかり。


希望なき、構造「改革」です。


国政があまりに酷い、その中で市長ができることは。
せめて水道料金値下げ。
もう一つ、負担増からくらしを守ることです。


現市長は、希望ある未来のための「改革」と言ってきました。その中身は・・

13億円の上下水道料金値上げ。
360万ほどの小中学校修学旅行補助金をゼロに。
基本健診の有料化。
障害者・母子家庭の生活援助金の縮小。
今後は下水道料金再値上げ、ゴミ有料化etc.・・・


そんなに長岡京市お金ないんでしょうか。


現市長が完成したJR西口再開発は、99億円も市民の税金を投入。
現市長が増やした借金は67億円

さらに今度は、市長が独断で市「総合計画」を変更し、阪急の新駅をつくるという。数十億の出費は覚悟と思います。


お金あるやんか!


そのお金を、くらし最優先にする。

国民健康保険料・介護保険料の軽減制度を広げる。
障害者の自己負担を軽減。
子どもの医療費を小学校入学前まで(通院も)無料化。
30人学級。
住宅改修助成制度で仕事おこし。etc.・・・


これは「耳ざわりのいい言葉」(by市長)ではありません。すべて他の自治体で実績があります。
JR西口再開発では、借金返済と維持管理経費で5億ほどが今後毎年の出費になります。5億で何ができたでしょうか。
このような足かせをつくらない運営をすれば、福祉の充実はじゅうぶん可能です。

福島県泉崎村では、財政再建団体になりかけました。
が、建設事業から手を引くことで、村民負担はほとんど増やさず、今は「総合福祉の村」と自称できています。


やはり、国がどんどん負担増をしいてくるときに、市も同様に「財政難です、あれもこれも削ります、ご理解願います」といって、一方で大型開発をすすめるのでは、希望なんてもてません。

でも市長が「国が悪くしたぶん市でおぎなう!」と言う姿勢を示せば、市民は安心できます。


「金がない」といって福祉を削りながら、大型開発をすすめる市政を、
い ま 、 変 え る と き 。

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ごぶさたしてます。
連日5時間くらい宣伝カー乗って、候補者並みに演説したりで、疲れてPCの前に座れませんでしたが、そんなん言ってたら選挙終わってまうので、いっきに書きます!!

真冬の宣伝カーは寒い!タイツ、セーター、毛布、靴カイロ必須です。



さて、この市長選挙は、「水道料金を引き下げる」選挙です。

長岡京市の水道料金は高い!亀岡とかの倍。
現市長は「府下38団体中16番目」とか言っているが、市町村数そんなにねーよ!・・それに、何番目だろうと高いものは高いのです。



高い原因は、市長と知事が結ぶ「府営水道協定」。
長岡京市と府は、日量2万6千トンの桂川の水の供給を協定しているが、実際1万5千トン(H17)しか使ってないのです。

残った1万1千トンに払ってる料金、年間で3億6千万円!!
つまり毎日100万円を、私たち市民は京都府にムダに払っているのです。



ところでこの「協定」、毎年市町村が府に必要な水量を申し込むのです。
てことは、いつでも見直し可能なはず。
なのに、現市長はいつまでたっても見直しを申し込まない。

日米安保条約をやめない日本政府と似ているなと今思った。



大山崎町では、「協定」見直しを表明する真鍋町長が誕生しました。
向日市では、議会が「協定」見直しをすべきという決議をしました。

この決議には、自民の一部、民主の議員も賛成しました。
大山崎も向日市も、政党の違いをこえて、水道料金問題の解決のため、府に物申す道を選択したのです。

あとは、長岡京市が「選択」するときです。


「府営水道協定見直し」の公約は、私たちの候補だけです。

あとの人は「値下げには医療や福祉の削減しかない」(市長)、「市のリストラによる値下げ実現」いかす!の候補)。


だいたい、いかす!の候補は、議員だったとき値上げに賛成したんです。それも「市民も経営の視点を持て」とか言って。

今値下げを言うのは考えを変えたのでしょうが、一般会計のリストラをして水道・下水道会計に繰り入れするのは、本人の言う「経営の視点」にも矛盾することでしょう。

また、「しがらみがない」と言いながら、なぜ京都府に何も言えないのでしょう?


言わなければ、始まりません。
そして、
かえなければ、変らない。

大山崎に続き、南米の左翼政権の広がりのごとく、長岡京市に革新市政を。
選挙中なので名前が出せず、はがゆいですが、ほかのエントリから察してください。

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新年おめでとうございます。

旧年中は、ほんとうにお世話になりました。このブログも、ずいぶんたくさんの方に訪れていただきました。

更新頻度は低いですが、いつも何書こうと考えています。時間がなくお蔵入りしたネタも多くあります。今年はもっとがんばります。



今年は、憲法公布60年ですが、地方自治法制定60年でもあります。

「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本とし・・・」この条文を、改めて肝に銘じる年だと思います。


私は、議員になる前は市役所で働いていました。

「改革」という名のもとに、各部署の予算を一律カットされました。
負担の「適正化」という名のもとに、市民のための施策を縮小・廃止していきました。


廃止するとき、その施策を利用していた人の顔が浮かぶのが現場です。

一方、「住民の福祉の増進・・」という自治体の本来業務と思えない、上が決めた大型開発を、何とかうまいこと進めてゆくのも現場です。


大型開発は、ほんとうに必要なのか?
そのために削る施策は、間違いなく必要としている人がいるのに・・・。


開発が決まったと聞けば、「きれいになるねえ」と喜ぶ方もおられるでしょう。

しかし、決まる前から、切実に「開発してほしい~」という声があがることは、あまりないです。

それより声を聞けば出てくるのは、「年よりは早く死ねということや(60代男性)」「お金のない者は長生きするなということですね(30代女性」


この声にこそ、まっすぐこたえる市政を。
府や国の意向よりも、市民の声を聞き、大事にする市政を。

竹林光美さんとつくる年です。
そしてみながわ成宮・・・今年は女性の年です。


と言ったら、「アンタはいらんいうことやな」と言われました。
あと77日で、30代でもあります。あ~値が下がる感・・

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