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自民・公明が、「わが国を愛する態度を養う」と教育基本法に書きこむことで合意しました。
テレビで橋○弁護士が、「国を愛する、けっこうなことじゃないの」なんて能天気なことを言っていました。(他の出演者はみな反対)
この人、法をあつかうくせに何考えとんねん!と内心激怒。
法律に書きこむ=それを守らせるということです。
子どもの「君が代」の声量をはかって、小さければ先生を処分なんて話題もありました。
通知表に「愛国心」が出て問題になったところもありました。
今のままでおくつもりなら、わざわざ法律変えたりしないんです。
国をどう思うかは、子どもの自由です。
小泉首相は、自分の靖国参拝は「心の問題」と言うくせに、子どもには「国を愛せ」と強制するなんておかしいじゃありませんか!!!
また、国民や教師に内緒で政治家だけで議論し、子ども不在です。
「愛国心と明記すべき」「いや、せめて『国を愛する心』にして」・・てな政治的すりあわせで、教育の根本を変えるな!!!
だいたい、この議論している面々は、絶対子育て自分でしてなさそう!
「もっと子どもに国を愛させるべきだ」・・子どもをひとりの主体でなく、対象としてしか見てません。
親の心なら、例えばこうじゃないですか?
「元気でいてくれれば十分」
同様に、保育士さんも教師も、子どもに向き合うなかで「もっと国を愛する心をもたす必要あるなあ・・」なんて感じた経験、絶対ないと思う。
しかも見くらべれば、狙いはさらにバレバレ!
平和を希求する人間の育成を期する(現・前文)
正義を希求する人間の育成を期する(改悪案)
なぜ「正義」にわざわざ変えるか?
イラク戦争は、「正義」の名で行われたじゃないですか。
与党は、学力低下や少年犯罪などを口実にしながら、アメリカの戦争に賛成する国民づくりに役立つ変更を狙う。考えセコイねん!
教育基本法は、前文があって、何のために制定したか書いてるんです。
われらは、さきに、日本国憲法を確定し・・世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。 (現・前文)
そのために、自分で判断できる理性をもった国民を育てるのです。
この決意を、姑息にねじ曲げるなんて許せません!
「学力世界一」のフィンランドは、かつて能力別コース編成でした。
しかし日本の教育基本法の「教育の機会均等」の理念に学び、教育改革をしました。
「富士山の頂上が高いのは、すそ野が広いからだ」
・・・少人数学級のもと、競争や格差づけと無縁な教育をすすめた結果、好成績かつ学力格差の小さい国になりました。
今の日本がやってるのと、真逆じゃないですか?どっちが正しいのでしょうか。
教育再生の道は、教育基本法を読み返して、それを本気で実践していくことにこそあると思います。ぜひ読んでみてください。
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