京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



7月2日(日)14時~16時 長岡京市産業文化会館ホール
「介護のこれからについて考えるシンポジウム」

 

問題提起:堀内照文(衆議院議員・厚生労働委員・尊敬する大学のパイセン!)

社会保障をめぐる国のねらい、それとどうたたかうか。
日本共産党の消費税にたよらない社会保障立て直しの財源提案。
各地のがんばってる自治体のとりくみ。

なんてことも話してくださいと注文しました。



シンポジウムには
・訪問介護事業所の方
・通所介護事業所の方
・訪問診療をしているお医者さん
・精神科ソーシャルワーカー

にお話しいただきます。


案内で事業所を回っていますが、忙しい中いきなり来た議員に色々と切実な要望をお話ししてくださいます。

即追及しなければ、というものも少なからず。




介護現場の方の座談会も盛り上がりました。


これは大事な取り組みだと実感。まだ終わってもいませんけど、継続してやっていきたいです。

「わし『福祉の心』ないし」が口ぐせの私ですが、やはりわからないなりに現場の声を聞くものですね。

どなたでもぜひお越しください。



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一般質問の報告、その2です。


弾道ミサイルへの対応の広報については、市トップページに出ています。全国各地同様です。

隣県では、学校で弾道ミサイル対応の文書を配り、子どもたちに大変な不安が広がったそうです。


そして避難訓練が、各地でやられています。






毎日新聞ニュースより)


原発事故のときは、放射性物質が飛んでいても、不安をあおると言って知らせなかった政府が、飛んでもこないミサイルについてはしつこく広報する。ほんとうにモヤモヤします。

本気で飛んでくるというなら、こんな訓練子どもにさせてないで、シェルターでも設置する予算措置をしろ!



話はもどって、今回は、質問の文章ほぼそのまま載せてみたいと思います。

ではスタート!



質問の一点目は、「弾道ミサイル」に関する広報についてです。

日本共産党は、いかなる国や勢力であっても、武力行使や武力による威嚇で、人々の命や平和への願いを踏みにじることは許されないと考えます。

この間の北朝鮮によるあいつぐ弾道ミサイル発射については、国連安保理決議や日朝平壌宣言にもそむく暴挙であり、その都度厳しい抗議の意を表明してきたところです。

同時に、この核やミサイル開発をやめさせていく道は外交交渉にしかなく、アメリカや韓国などからも生まれている対話をめざす機運を生かし、6か国協議の再開も含めた外交交渉を実現していく、経済制裁の強化もその目的意識で行うことが必要です。

対話を求めず軍事的側面に傾倒する安倍政権の姿勢は国際的にも異常です。



その安倍政権はこの間、全国の自治体に対し、2度にわたって事務連絡をしてきました。

「弾道ミサイル落下時の行動について、住民への広報を充実させよ」というものです。

内閣府のHPにリンクをするだけでなく、自治体のHP上にも文章をこのように書きなさいとか、かなり細かい指示をしています。


本市はそれを受け、ホームページでの広報を行いました。

当初は「北朝鮮に関する政府発表について」というタイトルで、現在は「弾道ミサイル落下時に関する政府発表について」というタイトルで、「重要なお知らせ」としてトップページに表示されています。

しかしリンク先の内閣府HPでは、頑丈な建物の中や地下に避難するとか、地面に伏せて頭を守るとか、サイルに対応するにはおよそ心細いことが書かれているにすぎません。

これは市民に大々的に知らせるほどの情報なのか。デメリットとのバランスを考える必要もあるのではないか。

そう感じましたので、いくつかの質問をさせていただきます。



<子ども等への影響をどう考えるか>

まず子ども等への影響です。

われわれ大人は、それなりに事態を客観的にとらえて、日本本土にミサイルを着弾させるようなことは常識的に考えにくいし、「考えたところで仕方がない、そのときはそのとき」などと受け流すこともできるでしょう。

しかし子どもだったらどうでしょうか。

テレビに加えて、政府や自治体までミサイルが飛んでくると言いだしたら、大変な不安とストレスを感じる子もいるのではないでしょうか。

子どもだけでなく、精神的に不安定な方などもおられます。ストレスで健康を害するようなこともあるかもしれません。そのような可能性についてどう考えますか。お聞かせください。


部長答弁
子どもを含めた住民の不安感を煽るのではないかと議論し、当初「北朝鮮による政府発表について」と広報した。しかし政府からより具体的に広報するように再度要請があり、マスコミも頻繁に報道しているので、「弾道ミサイル落下時・・」というタイトルにした。



<外交的な意味合いをどう考えるか>

この「弾道ミサイル」に対する広報は、防災に関する広報と似ているようで大きく違う点があります。個人や組織によって意図的に引き起こされる被害だという点です。

地震や津波、台風などと違い、弾道ミサイルは誰かが発射しなければ飛んできませんから、その危険について広報するときには、誰かが撃とうとしているという前提がついてきます。

すなわち、「北朝鮮がミサイルをいよいよ撃とうとしていると認められる」ということを、日本政府や自治体が広報することになります。


ただ内閣府のHPでは、弾道ミサイルを誰が撃ってくるか、主語は抜かれています。北朝鮮という単語が出てくるところも、「場合」という例示で述べています。


しかし本市は初動の段階で、「北朝鮮に関する政府発表」と表示しました。

国連決議に反する暴挙をくり返し、威嚇的な発言をくり返している国だとはいえ、宣戦布告をしているわけでもない国について、「ミサイルを撃ってくる」と、市として名指しで広報したことになると思いますが、そのことの外交的な意味合いをどう考えますか。お聞かせください。



部長答弁
一自治体が特定の国を名指しすることについては、もう少し外交的配慮があってもよかった。今後は適切な対応に努めたい。



<広報が特定の国や民族への反感を市民に広げる危険をどう考えるか>

社会的批判の広がりにもかかわらず、ヘイトスピーチは今もなくなっていません。

むしろネット上での特定の国家や民族への蔑視は深刻化しているようにも見えます。

今のように北朝鮮情勢が緊迫していた約20年ほど前、チマチョゴリを来た女子に危害を加える事件が多発したことがありましたが、そういった事象が再燃することを私は恐れます。

本市にも、朝鮮半島にルーツをもつ市民は多数おられます。


信頼できると思われている政府や自治体が、北朝鮮がミサイルを撃ってくるという広報をしても、朝鮮半島の人々への反感が広がらないと言い切るのはむずかしいと思います。

また、民族蔑視の思想を行動に移している人間にとっては、政府や本市の広報はお墨付きを与えるものになっていないでしょうか。

特に子どもへの影響を心配するものですが、本市として、広報が特定の国や民族への反感を市民に広げるのではないかということをどう考えますか。お聞かせください。



部長答弁
これまでもミサイル発射の度、市町と議長の連名で抗議声明を出してきた。差別的意識については、全庁的な人権啓発活動の中で差別のない意識の醸成につとめる。



<小原再質問(要望)>

いろいろお考えになったのはわかったが、結局この広報で起こりうる影響について直接のフォローはしていない。今後よく検討してほしい。

(以上)



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一般質問しました~。

先日「え???」と紹介した「道の駅的施設」構想についてです。(市の構想へのリンクはりました)

先日のブログはこちら





当初、あんまり否定から入らず、冷静に材料をそろえるつもりで質問を書きました。



まず第一回目の質問。


①平成27年度の議会で、道の駅的施設の検討をすすめる場として、「若手職員ワーキング」「地産地消推進協議会」「商工会や観光協会、JAなどでの検討組織」があげられていましたが、市の出した「構想」にはその議論が出てきません。そこで、この3組織の議論の成果を尋ねました。


市長答弁は
「若手職員ワーキング」・・・まちの活性化に結びつくシンボル的な魅力ある施設をテーマに目的やターゲット、課題について議論した。
「地産地消推進協議会」・・・直接「道の駅」の議論はしていない。
「検討組織」・・・立ち上げていない。   



②次に、「年商6億円」「土地2万㎡、建物3千㎡」「家賃や物販手数料で年1億2千万円」等の根拠を尋ねました。


市長答弁は
「上質」「ほんもの」がテーマのため、類似施設を参考にしつつ少しグレードが高いものを売り出す想定で試算した。家賃や物販手数料は売り上げの20%で試算した。



③次に、「農林業センサス」では長岡京市の年間売り上げ5百万円以上の農家は18(3百万円以上なら34)であり、品ぞろえはどうしてもよその作物になる。いまの地産地消を発展させる取り組みの方がいいのではと提起しつつ、「道の駅的施設」でどのように農業振興につなげる議論をしているのかを尋ねました。


市長答弁は
これからの農業は高付加価値化が必要。道の駅は高付加価値化を実現する一つの手法



④そして、「道の駅的施設」ができるのはまちがいなく市街化調整区域と思われるので、「農業振興」とは裏腹に開発の流れを起こさないかという点について尋ねました。


市長答弁は
懸念する声もあるが、期待する声もある。



⑤また、構想にある「オーガニックレストラン」や「カジュアルカフェ」って家賃1千5百や2千も払って誰がするか、よその人ばかりが儲けたのでは意味ないと言いつつ、「道の駅的施設」でどのように商業振興につなげる議論をしているのかを尋ねました。


市長答弁は
まずは巻き込んでいく努力が必要。



⑥さいごに、損が出たらたちまち市民の負担になると指摘し、リスクに対する市長の認識を尋ねました。


市長答弁は
構想の数値そのままやろうというのでなく、あくまで議論のためのイメージ。リスクは市が全部負うのでなく、民間との協働が前提。しっかり考慮する。



これで納得いくでしょうか。そこで再質問を行いました。


この構想は、コンサルタント業者の出した報告書そのまんまです。マーケティングをもとに、こんなお店にと提案してるだけ。

市長は一般質問初日の答弁で、「農業振興、商業振興が第一の目的」と言いました。しかし農業振興も商業振興も、ろくに議論されていません。


しかしこの構想の冊子は「長岡京市」と書いてある。
構想というのは、市の意思としてこのようにやりたいんですと周囲に知らしめるものではないんですか。



市長が本気でこの通りやりたいというなら、はっきり言って市長の経営感覚を疑います。

しかしそうではなく、さっきの答弁のように単に議論のたたき台にしたいだけなら、今すぐ白紙撤回したらどうですか。もう一旦出した時点で十分たたき台にはなったでしょう。このまま市の方針としてかかげたままなら、むしろ議論のさまたげになるだけです。

構想は白紙撤回し、地元のみなさんと一緒に、地に足ついた農業振興・商業振興を練り上げてはどうですか。



市長は「市がコンサルに委託したのだから、市の構想とするのは当然。撤回しない」と言いましたが、あなたが「構想」として出してしまってるから、市民は「マジか???」と思っちゃうわけです。

安倍首相きもいりの「地方創生」がらみの交付金でやってるから、ひっこめるわけにもいかないのかもしれません。



なんか、「共謀罪」と似てる気がする。

あの国会審議のなかで、自公・維新の議員でも絶対「ちょっとこの法律おかしいとこあるな」とは感じてるはず。なのに誰も逆らわない。誰から見てもおかしいものが、粛々と通っていく・・・。

この「道の駅的施設」構想も、誰から見てもちょっと待てよという内容なのに、誰もストップかけない。
誰も腹くくらないままに、なんとなく既成事実になって、主体性なく実行するなんてことにならないように心から願う。
へたに進めていくと、「土地買うてくれんの」とかになって、利害が出てきちゃうんですから。


「共謀罪」強行に反対し緊急宣伝!






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ご無沙汰してすみません。あそびすぎて倒れそう。

そう言ってる間に、投票日が正式に決定!



もう4か月切った。走ります。
「あんた死ぬほどやったか?」山田ちえ子向日市議の名言を胸に・・・。



ですが、6月議会です。
いまやるべきテーマは山積。一般質問、我ながら豪華だと思います。
15日の午後になると思います。ぜひぜひ見に来てください^^



「弾道ミサイル」に関する広報について

・真に市民の安全につながるのか。子ども等への影響をどう考えるか
・外交的な意味合いをどう考えているか
・特定の国や民族への反感を広げる危険をどう考えているか


新庁舎整備構想、開田保育所あと地への民間収益施設整備構想について

・「1万6千㎡」ありきは都市計画の軽視ではないか
・「1万6千㎡、80億円」ありきにはせず、必要最小限の規模と費用を目標とすべきではないか
・「産業文化会館の移設」について
・開田保育所あと地に「スーパー」「ドラッグストア」「学習塾」などが公益性か


「道の駅的施設」整備構想について

・若手職員ワーキング、地産地消推進協議会、「検討組織」等でどのような議論が積み上げられてきたのか
・「年商6億」「2万㎡」等の数字の根拠について
・農業振興や商業振興とのつながりについて
・リスクに対する市長の認識について


次期水道ビジョンに向けて

・府営水道ビジョン中間改定について
・本市時期水道ビジョンに向けた取り組みについて
・浄水場の建て替え等で地下水活用の拡充をはかることについて



以前、市民と議会の意見交換会で、「通告要旨がわかりづらい」という声をお聞きして以降、中身が想像しやすいように努めています。

逆にあいまいなところは、まだ煮詰まってないまま通告している部分。

今日にはもう書いて出したので、あと2日ほど前倒ししたらいいだけなんですけどね・・。これができない(^^;


ほかの皆さんのも含めた一般質問通告要旨(pdfにリンク)






にしても「弾道ミサイル」問題、住民巻き込んだ避難訓練が全国で。

何ともいえない違和感・・・。




11日(日)、介護現場のみなさんの座談会します!

ぜひぜひお話を聞かせてください!



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