石村かず子・京都3区候補の動画を作りました!
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薄暗い事務所で撮ったのでビデオ映りはともかく、字幕を入れてしゃべりを聞きやすくしました。
ムービーメーカーで、素人なりにがんばりました。
最近、生活相談が社会情勢を思い切り反映しています。
毎日ちゃんと仕事しているタクシードライバーの生活保護申請(これは認められた)や、年度末に派遣切りにあって手持ちが底をついた方の生活保護申請とか・・・。
複雑な気分になります。
相談者は、必ずしも「善良なる市民」とは限りません。
都合の悪いことは言ってくれてなかったり、前に言っていたことと違っていたりします。
でも、だからといって、「もう勝手にしろ」と言ったらどうなるか・・。
湯浅誠さんの講演で聞いた、「『まじめで健気な困窮者』像を押しつけてはならない」という言葉を思い出します。
この世の中、ばか正直で生きられるような社会でもない。その中で生きてきた人に、健気さを要求するなんてできません。
そして、生きること自体が不安定であれば、健気になんてなれなくて当然です。
たいてい、明日の食べ物にも事欠くような、切迫した状態でのご相談になります。
「なぜ、1ヵ月前に言ってくれなかったのか?」と聞くのは無意味です。
生活保護申請なんてしたことないし、できれば世話にならずに乗り切りたい、と思っていただろうからです。
それに、ぎりぎりの生活をしていると、先々を見通して計画的に事をすすめる、という力も奪われていくのだと思います。借金や滞納があるとなおさらです。
実際、申請書類を書くときも、欄には「氏名」「住所」などと書いてあっても、それを見て誰もが書けるわけではありません。
一つ一つ「ここは名前」「ここは住所」と指示して、やっと記入されるということも多い。
「所定の欄内におさめて書く」ということも、必ずしも皆ができることではありません。
相談に応じながら、どんな人生を歩んできはったんやろうな・・と思います。
そして、これからどうなっていくんやろうか・・とも。
といっても、そのどちらにも、深入りはできません。自分は相談された問題の解決のためにサポートに努める立場ですし、それ以上の力量もありません。
それだけに、相談者に生活の見通しが立って、見たことなかった明るい表情をされたり、「仕事がみつかりました」なんて言われたら、この上なくうれしいです。
「健康で文化的な(最低限度の)生活」ということの意味を、教えてくれている気がします。
麻生首相が、またまた暴言を吐いています。その一方で深刻化する生活相談。いったい誰がこんな社会にしたのかと言いたい。
自公政権への審判がくだる日まで、あと約1ヵ月。がんばっていきます。
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