20日付の、京都新聞洛西版ごらんになられましたか?
長岡京市の05年度予算執行は違法だった
というものです。 →その記事
いま議会では05年度決算の認定をするための審議をしていまして、その中でわが党のふじもと秀延議員が明らかにしました。
(こないだの議会の記事では、京都新聞は「大畑京子議員が・・」と実名書いてたのに、今回は「委員が指摘・・」と匿名。名前書いてくれよ!)
先日のエントリで、「会計上不適切な支出」のことをお知らせしましたが、実は「不適切」という表現では済まないのです。
管財課の工事を、架空の伝票処理で、土木課の予算から行ったわけですが、04年度の工事を05年度の予算で行っていた分もあるのです。
(ちなみに京都新聞はいまだに「元土木課職員が行った工事で・・」と書いているが、その人一人がやったことではなく、「誰がやったか」という個人問題で済まなくなっているということも言っておきます。)
これは、「違うサイフから出しただけで、しゃーないな」で済む問題ではないんです。
地方自治法第220条違反です。
歳出予算の経費の金額は、各款の間又は各項の間において相互にこれを流用することができない。(第2項)
毎会計年度の歳出予算の経費の金額は、これを翌年度において使用することができない。(第3項)
というのに明確に違反しているのです。
にもかかわらず、市長は平気でそのまま05年度決算を議会に出してきました。
待たんかいや。
決算書に書いてある数字に、明らかにウソの部分があるのを、市も認めとるんやんか。
そんな決算、認められるわけないやろ!
はっきり言って、
財政が苦しいといいながら福祉予算を削っている一方で、その貴重なはずの市民の税金を法律違反して使って是正もしない、
市長の姿勢は許されません!
そして、その決算を黙って認める議員がいるならば、市長と同罪です!
こんな口汚く言うのは、単に市長を攻撃したいからではなく、改善策が出そうとされていないからです。
違法な会計処理を、「悪しき慣習」と言うだけで原因も構造も明らかにしない。
どうするのかと聞けば、「二度としない決意」「二重のチェック体制」などと現場の人間のモラルの問題にする。
違法な決算はちゃんと正して(なんしか訂正方法があるはず)、今からでもこの「悪しき慣習」をやめる方法を考えませんか。
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