京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



オリンピック、せっかくやるんだから応援しようという方も多いと思います。

私も個人としては、選手を応援する気持ちは同じです。


しかし政党人としては、「中止を」という立場は一切変わりませんし、それを発信もします。

応援する気持ちのところにザワザワを持ち込むと思います。すみません。



「子どもに、修学旅行も行けへんのになんでオリンピックはやるの?と言われた」

こんな声がありました。

親ごさんは、納得いく説明などできなかったでしょう・・。

言おうが言うまいが、「社会は理不尽なもの、大人はそれに抗えぬもの、子どもの声は聞いてもらえないもの」と伝わるでしょう。



これから、医療逼迫と五輪の報道が並行してされていきます。

この現実にどう向き合うか。

大人はそれを子どもに見られているし、子ども自身も直面させられています。

もちろん、決定権もない国民にどうしようもないことです。でも潜在的な、精神的負担は軽くないのではと思えてなりません。

やっぱり、国民の心を分断することを、政治はやってはいけないのだと思います。



感染が急拡大しているのは、若者の自覚が足りないのではない。国が感染対策に本気じゃなく、国民を軽んじているのが明確になったからです。

「国は知りません。感染対策は自己責任で」という状況におかれました。国民はみんなで感染を食い止めようとまとまるのが難しくなりました。

これは「コロナのせい」ではなく、「国民より五輪をとった政治のせい」です。

これを「一億総懺悔」のように、あいまいにさせてはなりません。



そして、命や生活の危機に直面したり、五輪を応援するどころでない人の思いを、絶対に代弁しないといけないと思います。

政治勢力すべてが「始まったのだから協力しよう」となるわけにはいきません。



選手のことは心の中で応援しながら、「中止」を訴えつづけます。


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長岡京市にいわゆる「危ない」盛土があるかどうか、市の課長に聞きました。


京都府では条例にもとづき、面積3千㎡以上の埋め立てを行う場合は許可が必要です。

環境汚染を防ぐのもありますが、埋め立てのやり方についても災害になりにくいよう指導が「規則」で行われています。


長岡京市では、この対象になった事例はない。
また、この規制に引っかからない規模のヤバイ盛土の事例というのも、聞いたことはない。

とのことでした。


なお亀岡や城陽、京田辺、宇治田原では、より小さい規模の埋め立てでも許可制にする独自条例があるそうです。

そういう事例が想定される土地柄もあるのでしょうが、丁寧にやるに越したことはなく、研究が必要だと思いました。

また、自治体ごとに条例でやっているのでは、規制の弱い自治体が悪質業者に狙われることにもなりかねません。国としてビシッとシメることも必要では?



ちなみに京都府は「大規模盛土造成地」マップを公開しています。


これは地図で機械的に、昔と今で高低差がまとまって変わっているところを抽出したものです。

なので、盛土もありますが、たとえば池を埋め立てたようなところも表示されています。

また、造成時の災害対策の程度にもよると思いますので、地図で色がついていたからといってただちに危険ということでもないようです。



それでも、三十数か所あるというし、今大丈夫でも未来はどうか?とも思います。勉強していきたいと思います。


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