京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



朝宣案内★29(月)JR長岡京東口、30(火)阪急長天西口、1(水)円団バス停、2(木)阪急西向日、3(金)JR山崎、6(月)JR長岡京西口★1滴でも降ったら中止です。



こんなプラスターをつくり、街頭での宣伝をしています。

きょうは水道事業管理者にもビラをお受け取りいただきました(^^)



というのは、府知事の諮問機関である「府営水道事業経営懇談会」が11月、乙訓の府営水道料金を1トンあたり7円引き下げる提言をしました。

08年にも1トンあたり5円の値下げが実現しています。

ですから、今回の7円値下げが実現すれば、合計12円の値下げになります。



12円の値下げの場合、表のように長岡京市が京都府に払う府営水道料金が年間で1億1388万円軽減されることとなります。




これを世帯数で単純に割ると、1世帯あたり約3300円の水道料金値下げが可能となります。

この金額だと「なんや」となるかもしれませんが、それでも値下げですから。

いまだかつてないことの、実現可能な状況までもちこんだわけです!



そしてこれ、3千円ぱかしに終わらせないための運動が必要です!


京都府知事は、3月の記者会見で、「一般会計から府営水道事業会計にくり入れを行い府民負担軽減する」と述べています。

その証拠はこちら


が、今回の「7円値下げ」提言にはそれは含まれていません。

あくまで、府営水道の会計内の料金算定方法の見直しなどによるものです。

てことは、知事が約束通りくり入れを行えば、もっと値下げができるわけです。



長岡京市だって、市民負担軽減のために、一般会計からのくり入れを行っています。

知事は公言した通り、くり入れでさらに府営水道料金値下げをするべきです。

いま、知事と市長の両方に水道料金値下げを求める署名やってます!ご協力ください!

(27日は11時からリバティ前で、50筆を超えて大反響、ありがとうございました)



さて、今回値下げは値下げで勝ち取るとして、次の段階にすすむ必要があります。

「基本水量」です。



長岡京市は、年間9.7億円の府営水道料金を京都府に払っていますが、うち3.7億円は使っていない水にかかる基本料金です。





市と府の間で定める「基本水量」が多すぎて、56%しか使わない(08年度実績)ためです。

この「基本水量」の削減こそ、改革の本丸です。



そして「基本水量」の削減は、水道料金値下げのためだけじゃありません。



長岡京市は、地下水をくみ上げる井戸の閉鎖をすすめ、4ヶ所あった浄水場も京都府のあと押しも受け1ヶ所にまで統廃合しています。

過剰な府営水道の受け入れは容認しておいて、その代わりに地下水くみ上げのコストばかりを削減しているのです。


地下水位はこの10年上昇を続けており、井戸や浄水場の増強を計画的に進めるべきです。

 

長岡京のことを語りましたが、大山崎の場合は、長岡京以上に使っていない基本水量の割合が大きいのです。

そして、大山崎は、浄水場が3つあります。
まなべ町長は地下水の割合を増やす方向性を持っていました。

江下町長になったことで、京都府の指導でいっきに浄水場の統廃合の道に進むことも懸念されます。



どうして京都府は市町に地下水を放棄させ、府営水を押しつけるのか。

その理由はこれです。




府営水道は水源の異なる乙訓・宇治・木津の3浄水場があり、今年から一つに接続されましたが、どこも水が余っている状況です。

京都府は、もっと市町に府営水を使ってもらわなければ困るわけです。



ダムの建設費の借金を返すために、市町にいらない水まで買わせる現状。

借金を踏み倒せとは言いません。払うしかない。

しかしそのために、いらない水まで「いる」と言いくるめていると、将来の見通しまで見誤ってしまいます。

(そして、借金も市町にみんな転嫁するべきではありません。)



府は「基本水量」として過剰な水を市町に押しつけるのをやめて、市町の地下水を尊重すべきです。

そのために、地下水も含めた水行政全体のあり方を、府と市町が対等に決めてゆけるようにしなければなりません。

各市町が、「うちはこのくらい地下水あるから、府営水こんだけでいいですわ」ということが堂々と言えてこそ、将来の府営水道の真に必要な規模がわかります。



京都府は、厚労省の推進する「地域水道ビジョン」を持っていません。

長岡京市や、大山崎町は持っているのにです。



京都府はようやく府営懇が、「基本水量と実使用水量が乖離している。検討要」としたところです。

目をふさいでいたものにようやく目を向けた状況です。



水裁判も、選挙も、京都府が大山崎町を力でねじ伏せることしかできなかったのは、市町からの切実な訴えを受け入れる水準に達していなかったからです。

大山崎町が進みすぎていた?いや、京都府が遅れすぎているのです。



私は京都府に、「地域水道ビジョン」を策定させます。

それも、府営水ありきで市町の地下水やめろではなく、真に府と市町が対等になるビジョンをです。

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朝宣案内★16(火)阪急長天東口、17(水)阪急西向日、18(木)JR長岡京東口、19(金)阪急長天西口、22(月)円団バス停、24(水)JR長岡京西口、25(木)阪急大山崎、26(金)阪急長天東口★一滴でも降ったら基本中止です。


ポスター貼ってます!



われながら気にいっています。

顔は小さいけど、黄色くて目立つ紙面に、人が二人並んでいる気配が感じられ、存在感があります。

やっぱり「貼りがいある」のが運動員さんのやる気を促進するわけですから、「まきがいある」ビラや「しゃべりがいある」宣伝文句なども努力したいものです。

がんばって新しい協力者をふやすぞ~!


※協力いただける方はコメント欄に一言ください。(非表示のままにしますので)




それをこんなことにして市内・町内を走っていましたが、これでは連名ポスターにならないのでアカンよとご指摘をいただきましたので、修正しました。



このバイク、何でも載ります。のぼり台、伸縮のぼり、タスキ、ビラ、ハンドマイクまで積んで走ります。(^^)



さて、一方通行の実験に関するアンケート、すごく返信きています。

それもかなりびっしりと書き込まれているのが特徴で、待たれていたアンケートだと思いました。

市長は「とりあえず実験して、議論のきっかけにする」と言いましたが、議論のきっかけは共産党が作りますよ!

アンケートは党議員団発行の「議会だより」に転載して、これから全戸配布もします。



ちなみに街頭配布や開田地域配布分は、返信用封筒をつけています。

この費用は今話題の「政務調査費」を活用しています。

他市で飲み食いや官能小説の購入に使われて批判を浴びていましたが、わが党議員団は本来の「政務調査」に使っています!!



市が一方通行の実験中に行ったアンケートは、「一方通行にして歩きやすかったかどうか」など、実験の評価を聞くだけのものでした。

しかし「バリアフリー」という本来目的にてらせば、一方通行の是か非かだけの問題ではありません。

そもそもあの通りにどのような不便を感じられていて、どのような改善を願っておられるかを聞くべきだと思って、アンケート作成しました。



その結果、返信内容のあまりの豊かさに、感銘を受けています。

長岡京市は、いきなり一方通行の実験なんかしなくても、市民アンケートで十分願いを聞き議論もできたんじゃないかと思えてなりません。

というか、パブコメもしたら良かったのに・・・。

事前に指摘しておけばよかったと今さら思っています。はっぴぃバスについては議会質問も行うなかで、HPでもアンケート取ってましたから。




この間、上記のバイクに乗って、リバティやイズミヤ、阪急やJRの駅前などで、または地域をお訪ねしながら、アンケートを配布しています。

そこで痛感するのは、「交通についての願いが大きい」ことです。



イズミヤ西口や西友など、よくタクシーを呼んで待っておられる姿を見かけます。

地域を訪ねていても、

「何かあったらタクシーの家多いで」
「通院はタクシーで、医療費より高いです」
「買い物は娘が週に1回来て行ってくれている」
「免許はあるがペーパーで、子どもを載せるのは自信がない」
「高齢で免許返すべきと思うが、返したらたちまち困る」
「子どもの病気のときなど、自転車にのせられない」
「JR駅まで15分歩いて、そこからしかバスがない」
「はっぴぃバスを東の方にも走らせて」
「円明寺団地に住んでいますが、イズミヤでなくサティに行っています。バスが直接着くので」

など、最近聞いただけでもたくさん。う~ん、これまで聞き方が悪かったのかもしれません。



「買い物難民」「医療難民」(ん?これは意味が違うか)などの言葉が、長岡京市や大山崎町でもリアルな現実としてあります。



9月議会では、野坂議員が大きく「交通権の保障」という角度でとりあげました。

すべての市民に、公共交通を利用できる権利を保障すべきではないかという考え方です。

バスを走らせるのは大事ですが、全ての家を回るわけにはいきません。

また、自家用車の運転できる世帯と、高齢世帯やしょうがいのある方などでは、同じように移動できるために保障すべきレベルが違います。



実は今、国の方でも位置付けつつあります。

「交通基本法の制定と関連施策の充実に向けた基本的な考え方」→こちら

健康で文化的な最低限度の生活をいとなむのに必要な移動権を保障。国も地方も公助を大幅に充実すべき。



・・・といっても、地方での具体化は地方がやることですから、長岡京市、大山崎町、また京都府も、「交通権」の考え方に立った移動の保障を急ぐべきだと思います。

長岡京市の9月議会では、「財源がないので」といって困難との見解が示されました。

しかし、どのくらいの財源が必要になるのかどうかも検討しないまま、「どうせないからムリや」ではいけないと思います。



たしかに財源はない。でも、必要なことを必要と認めることがまず必要です(日本語ややこしいですが)。

いま、不必要なものを洗い出すために「事業仕分け」やってますが、必要なものを洗い出す作業もやったらいい。


必要と認めたら、時間がかかっても動かざるをえない。

認めなければ、永久に実現しません。


それにいま、住民は財源があまりないことぐらい知っています。

それを「ないからこれ以上何を願ってもムダ」と言うのではなく、「これだけ必要になるからどこを削りましょうか」と言ってこそ、住民自治ではないでしょうか。



共産党は、「財源ない」論に遠慮しません。みなさんとともに声をあげて大きくすることを貫きます。

交通アンケートも、しなあかんな~!

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※はっぴぃバスについての私のコソクな質問は、こちらです。



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ロシア大統領の千島訪問について 志位委員長の談話

こちらです。



アゼリア通り・天神通りのバリアフリー化に関するアンケート、たくさん返ってきてます!

アンケートはこちら




大山崎の選挙から、ずいぶん経ってしまいました。

「選挙前はあんなにとりあげてたのに」というコメントをいただきましたが、筆が進まずですみませんでした。



まなべ町長再選、日本共産党5議席へと努力しましたが、及びませんでした。

応援していただいた方、期待していただいた方、ご迷惑をおかけした方、すべての皆さんに、お詫びと感謝の思いでいっぱいです。



まなべ町政の2期目を実現し支えるために、日本共産党は定数4減(12)のなかで5人の立候補という決断をしました。(通れば41.7%の議席確保率になる)

結果、実現はかなわず、議席も3に後退することになりました。(議席確保率25%)



それでも、変化を前に進めるたたかいになったと思います。

選挙最終盤、知事がラブリー円明寺や大国屋前で、「江下町長になれば水道料金を値下げできる」と演説しました。

江下氏も、「水道料金の値下げ」に加えて、「保育所の民営化は行わない」とも公開討論会で述べ、「巡回バス」も公約しました。


共産党が野党だった時代のような、「共産党はできもしないことを言う」じゃなくて、「自分ならもっと実現できる」という主張をされたわけです。

まなべ町長と日本共産党がめざしてきた住民要求は、正当だったし、住民の声が大きかったからこそ、こうやって実現に進んでいるのだと思います。



府営水道問題でも、まなべ町政の1期で矛盾をただす方向に前進しました。

前の町政のときは、ほお被り、見て見ぬふりだった京都府が、初めて料金を値下げしました。

府営懇(知事の諮問機関)も、基本水量が過剰である事実をやっと認め、すぐにとは言わないまでも「検討が必要」としました。



水裁判をめぐっては、共産党と知事との「政治問題」のように扱われてきた水問題ですが、本来は京都府の行政自身の抱える矛盾です。

その矛盾を解決するのは府議会のつとめです。

党派をこえて、それが現実に進むよう、新しい町議団とも力を合わせて全力でがんばります。



・・・以上は、全戸配布ビラに書いたものの少し加筆です。




まなべ町政の2期目をかちとれなかったのは、やはり党の得票が後退したことが響いています。

党は前回2400から2100に。町長は327票差で敗れました。



与党として4年間、議会ではすさまじい攻防でした。

初年度などは、予算を2回も対案も示さず否決されました。

子どもの医療費無料化を拡充する提案をするたび、それを削除した修正案を可決されました。

また、野党となった議員などから、ひんぱんにまなべ町政を批判(誹謗も)するビラが配布されました。



党はそれに対して、日常からの反撃が弱かったと思います。

また、選挙になっても、与党としてどのように役割を果たしてきたのかという議席の値打ちを語るよりも、まなべ町政の実績を語ることに力がそがれました。

また、住民運動も、民主町政実現という状況のなかで、やり方を模索しながらの4年間だったと思います。要求をぶつけながらの選挙になりきらなかった。



選挙中の相手側の攻撃も、京都新聞が「執念」「真鍋憎し」などの言葉を使ったように、すごいものでした。


知事がわざわざ来て、「まなべだから値下げできないのだ。私が決定権者。」と叫びました。利益誘導というより脅しです。

最終日には野中広務氏が来て、「共産党を倒すために、自民・民主・公明がまとまれ」といったことを訴えました。

民主党が先頭に立ち、「停滞した共産町政を変えよう」と何台もの宣伝カーを回しました。


※ついでに言えば泉ケンタ氏が、「小田長岡京市長や久嶋向日市長はよく来られてともにまちづくりを語らせていただくが、真鍋町長は私のところに来たことがない。」と何度も言いました。

国や府との協調性がないという文脈で言われたわけですが、内閣府大臣政務官にもなられたら、偉いもんですね~!



反日デモや尖閣諸島の問題も、住民を足止めさせる影響を間接的に与えていたと思います。

思い返せば、4年前は北朝鮮のミサイルがありましたが、ただちに批判のビラをまいていました。今回は遅れたと思います。

町政を良く知る保守層などからは「まなべ町長は良くやっている」という声が出ていましたが、それを強い支持としてネットワークするとりくみはできていませんでした。



党の第2回中央委員会総会決定にもある、情勢判断の問題や、組織活動の力量の問題もあったと思います。



いま、大山崎の党は、4年後に向けてたたかう体制確立に全力をそそいでいます。住民運動の柱も定めて、戦略をたてています。

私もみなさんと力を合わせて、その先頭に立ちたいと思います。

なんか、負けてよけいにやる気出てきたわ~!あんだけひどいこと言った知事と、真正面から論戦したい!

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