これまで3区では2人の議員が切磋琢磨してきた。
宮崎君も彼なりに仕事をしようとしていたが、いなくなった。
私が活動している間に自民党候補は3回交代。定着しない。
党派をこえ、乙訓の代表として仕事をしなければならないと決意している。
①平和 ②立憲主義 ③生活 を守るのを基本スタンス。
①平和
平和が何より。恐怖の中での生活、仏やベルギーなどはそうではないか。
人が集まる場所が危なくなる国にしてはならない。
テロに遭わないためには税関の強化や危険物の取締などもあるが、何より外交、安全保障の姿勢としてテロを起こさせないこと。
海外で武力行使しないことではないか(そうだの声、拍手)。
海外で武力を使えば、そこで勝っても恨みは残り、仕返しを受ける危険が高まる。
そんな国にしてはならないと考えますが、いかがでしょうか(拍手)。
②立憲主義
憲法が権力者をしばる、それが立憲主義。
70年憲法の文言は変わっていないが、総理によって解釈が変わり中身が変わったら、同じ憲法でも安心できない。
国民の了解なしに変わる、権力者が自由にふるまえる国と、国民が自由な国のどちらがいいか。
国民が憲法改正が必要と言うなら、それはありうる。
しかし憲法遵守義務がある首相が、条文の改正ではなく解釈を変えてしまう、おそろしい国ではないか。
私は権力をめざすが、自ら解釈を変えるような政治家にはなりたくない。
権力は国民のために使いたい。
(後略)
・・・これを聞いて、何の文句があるだろうか。
そして何よりすごいと思ったのは、「海外で武力行使してはならない」に「そうだ!」と拍手が起こったこと。
べつに共産党の人がたくさん来ていたのではない。ほとんどいなかった。
でも聴衆の多くから拍手が起こった。
前の記事で、ケンタ氏が安保法制に対する態度をだんだん鮮明化させてきたと書いた。
それは市民のさまざまな働きかけもあるが、何よりケンタ氏自身がいろんな場で演説や対話し、このことが市民に求められていると実感してきたのではないか、と思った。
演説での聴衆への問いかけ方に自信を感じたのだ。
またケンタ氏は、「自民党支持者にも支援を求めたい」と言いながら、安保法制も立憲主義否定もはっきり批判した。
こういう暴走を自民党支持者もあまり良く思っていないのだと、ケンタ氏が実感してきたということではないか。
・・・この選挙、自分としては最初から一択だと思っていた。
ただ、それを文字で表明することには抵抗があった。民進党京都府連が共産党との共闘を否定したからだ。
自分たちが無視されたまま選挙が進む。そして自分の周りの仲間が悩む。
そして何より、「共闘しない」という状況にYESと言ってしまうことになるのではないか。
全国に迷惑かけ、安倍政権を利するのではないか。(だからこそ共産党は「自主投票」にしかできなかったのだと思う。)
でもこの日、参加された聴衆の「そうだ!」や拍手を信じたいと思った。
この流れをもっと揺るぎないものにしていけば、かならず共闘はできる。
民進党も国民の立場で踏ん張ってくれる。
・・・そのために自分はかならず役割を果たす。
同志にも、べつにケンタを推せとは言わないけど、この流れをもっと伝えたいと思った。
そして真剣に共闘とはなにかを考えることをみんなのものとしたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f0/262b08524a32642c7701ec7de310a9ba.jpg)
きょう、北海道では前原さんと共産党の小池さんが並んで訴えたらしい。がっちり握手もしたらしい。
この流れが京都に及ぶのも、そう遠くないのではないだろうか。
京都3区でもきょう、安保関連法に反対するママの会の方が、はじめて民進党カーのマイクを握らせてもらい演説したそうだ。
市民が選挙に参加するとき、夜明けは近い。
ただ、このようなことを書くなかで、やっぱりケンタ許せないという声も聞いた。
ひとりは原発再稼働を絶対に止めたいという方。
岡田民進党代表が、川内原発停止を申し入れなかった。ケンタ氏も「ただちにゼロ」とは言っていない。
もうひとりは、「慰安婦」問題にとりくんできた方。
泉ケンタ氏は、「慰安婦」は強制連行ではなかったという米での意見広告に名を連ねたことがある。
あとで手違いだったと釈明したらしいが、根本的に「慰安婦」問題でのきちんとした見解を示したのではなさそうだ。
それらの思いも大事だ。
わが党の「国民連合政府」提案は、戦争法廃止の一点で一致して行動し、相違点は横に置き対応するというもの。
「横に置く」ということは、決して軽視したり遠慮したり忘れ去ったりすることではないというのも、肝に銘じなければならない。
(やっぱ略しすぎと思ったので、以下レポの残り書いときます)
③生活
国会ではスキャンダルの追及や批判だけの質問は避けてきた。
それよりも前向きに生活をよくする提言をしてきた。143回の質問、21回の議員立法。
安倍首相の経済政策、金融だけ。
アゼリア通りもセブン通りもよくなっていない。実質賃金も消費も下がっている。
提案がある。地域にくらす方々のふところを温める。
介護や福祉職員の給与引き上げる法案提出。離職が多く必要なサービスが提供できない現状を変える。
保育士も、平均給与より10万円も低い。5万円アップの提案した。
保育士も幼稚園の先生も地域に住んでいる。地域にお金が落ちる。
最低賃金を上げたい。
私も秘書やパートを雇う個人事業主だから、事業主負担は理解する。
しかし先進諸国と比べて日本は最賃が低い。仏は1200円。豪は1500円。
アベノミクスで物価は上がったが手取りは少ない。時給を上げることで地域経済を回したい。
支出を下げたい。子育て世代の教育費を軽減したい。給食費の軽減なども考えたい。
・・この3つでこの選挙たたかってきた。
そして災害対策の強化。
広島で土砂崩れがあり、危険区域の指定も広がっている。
自治体が使いやすいような支援制度をつくりたい。
乙訓では中学校給食が始まるが、給食センターが工場扱いで工業地域にしか建てられない制約がある。
こういう地域の課題を国にアプロ―チしたい。
(後略)