3週間ぶりの更新します。
なんか書くのが重くて、日が空いてしまいました。
向日市議選の争点を語るどころか、完全に時機を逸してしまいました。期待していた方ホントすみません。
向日市議選は勝ちました!
定数24のうち8議席を日本共産党が占めました。
得票率は30.47%。過去最高です。
向日市のスゴさは、33.3%を占める党と市民のスクラムが生み出すパワーです。
市長が水道料金値上げを提案すると、すぐに全戸配布で知らせました。
市議会で内容を追及し対案を示すとともに、市民と署名運動にとりくみました。
その広がりのなかでついに保守系市議まで「値上げに反対です」というビラをまくようになりました。
これでは条例が通りませんから、市長も出せないというわけです。
こんな経験をふんでいますから、前のエントリで書いた京都府のこそくな茶番劇があっても、市民はちゃんとわかっています。
誰が真剣にずっと水道値下げに取り組んできたかを。
今回もやはり、「共産党は耳ざわりのいいことばかり言うができない」の攻撃がふきあれましたが、市民は動じませんでした。
そもそも、こういう攻撃がふきあれること自体が、論戦の主導権を日本共産党が握っていたことを示しています。
くやしいですが、長岡京市議選では、こんなに激しい論戦はなく、保守系の候補はほとんど街宣をしていません。
長岡京市の党議席は6ですが、つぎの選挙には7人の候補で臨みたいものだと改めて痛感しました。
さて、その選挙のさなかに泉ケンタ議員から久しぶりのメルマガが届きました。(改行等の整理と下線は小原による)
●慰安婦問題「ワシントンポスト広告」について
米国議会下院で従軍慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議案が採択されましたが、それに関連してメルマガ読者の皆様へお伝えすることがございます。
6月14日のワシントンポスト紙に、日本人有志による「The Facts」という広告が掲載されました。
この広告は、旧日本軍による慰安婦の強制を示すものは公式資料として存在しなかった、等の主張を展開し、日本の国会議員44名の賛同署名が連ねられた広告でした。
実は、その広告の掲載後、多くの方から指摘があり、私の名前が賛同人の一人として記されていることが判明致しました。
私としては広告に賛同したり、署名に応じた認識が全く無かったために、経緯を含めて調査をしてまいりましたが、結果的には、当方の手続きの誤りによって署名賛同者に含まれてしまったことが明らかになりました。
私と致しましては、戦後処理に関して真実を追究する行為そのものを否定するつもりはございませんが、現存する資料と証言という限定的な調査をもってして「慰安婦には軍の直接関与は無かった」と主張する論には賛同いたしておりません。
よって7月上旬、広告掲載主であります「5つの真実委員会」に対して賛同人リストからの削除を申し入れたところです。
関係各位には大変なご心配やご不安お与えいたしましたことを心よりお詫び申し上げ、ご報告とさせていただきます。
釈然としません。
「当方の手続きの誤り」・・・?
意見広告に賛同するか否かだけの話で、手続きも何もあるんでしょうか。
イエスかノーかだけの問題です。
ノーのつもりだったのに、秘書がイエスと言っちゃったんでしょうか。
「7月上旬」・・・?
7月に賛同人リストからの削除を申し入れたのなら、なんで8月2日のメルマガで知らせたのでしょうか。
有権者のみなさんからのたくさん指摘があってわかった誤りなんだから、すぐに知らせるのが自然です。
米下院の決議が採択されたからあわてて否定したのでは、という観測もネット上で見かけます。
「真実を追究する行為そのものを否定するつもりはございません」・・・?
いつも明快な語り口のメルマガなのに、これは歯切れ悪すぎです。
この文だけだと、「軍の関与がないとまでは言えないけれど、あとは何もわからない、もっと追究すべし」ととれます。
元慰安婦のみなさんが、死に絶えるのを待つのですか。
この問題って一面では、元慰安婦という弱者の声を、権力をもつ国会議員が聞こうとするのかどうかの問題ではないかと思うんです。
この声がウソか勘違いの場合もありうるなどと言う姿勢では、格差とか弱肉強食とかの問題にも真剣に取り組めないのではないでしょうか。
こんなに問題にされているのだから、従軍慰安婦問題に対してどう思っているのか、もっと踏み込んでほしいと思います。
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