京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



ここ数日は、産みの苦しみでした。
30日に一般質問があるからです。

書き出したらけっこう集中してくるんですが、書くまでが色々なもん読みたいので時間がかかるのです。

なぜか円明寺団地の夏祭りにも行ってましたが・・すごい人。


今回は、

1.合併問題について
2.上水道事業経営健全化検討会について


です。


合併については、7月に「情報提供」の役所のパンフが全戸配布されたので、やっときたいと思っていました。

平成10年度末の3232市町村が、今日現在で1804まで減っています。

共産党は全国で、①住民の利益になるか②住民の意思であるか を大事にしてとりくんできましたが、やはりどうしても国や県からの圧力で、当局が案を出してきてからのたたかいになります。

だから自分とこでは、先手をとりたいと思っています。

合併は全国どこでも「地域活性化」と言われてきましたが、本当にそうなら、今ごろ全国めっちゃ活性化してるはずです。それがひとつの判断基準ではないでしょうか。


2つめの上水道~は、先日書いた京都府の茶番劇などに関連して質問します。


たぶん30日の午後早いうちと思いますので、お暇があれば傍聴してください。


質問を書いているとよく、「あ、自分市職員の感覚で書いてるな」と思います。

いつまでも仲間意識みたいなんを勝手に感じていたら、職員のみなさんも迷惑かもしれません。自分から出て行っといて、仲間と思ってんなよみたいな。

また、市民の立場に立ちきれない、共産党にあるまじき議員なのかもしれません。
「市民の願いをぶつけるぞ!」というより、「役所のみなさんが自治体本来の仕事ができるように!」に近いかもしれません。

でも、他会派の一部にも、おもろいと言ってくださる方もいて、もしかしたら共産党らしくすらないのかもしれません(笑)。

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さいきん(自分にとって)しんどい話題ばかりでしたので、今日は軽い記事です。

9月8日(土)、長岡京市で「日本の青空」上映会があります。



オフィシャルサイト→こちら
まだ観ていないので、楽しみにしています。


議会でも、何か今の制度を変えようというときには、そもそも何のために今の制度ができていて、それがどんな役割をはたしてきて、そのうえでどこが合わなくなっているのかを考えます。

何かを追及するときにも、そもそもの目的からはずれてるじゃないかというのが追及の一番のものさしです。



ところが憲法って、どんな経緯でつくられて、そのときどんな思いがこめられていたか、どんなドラマがあったか、あまり知らないと思いませんか?

そこんとこが、この映画で知れたらいいな~と思っています。


9月8日(土) 
長岡京市立中央公民館3階 市民ホール
10:30~、13:30~、16:30~、19:00~の4回上映です。

前売りは1200円(当日1500円)
高校生以下、障がい者は当日券のみ800円


ぜひごいっしょに観ましょう。



そういやこないだ、「コマンダンテ」を観てきました。疲れからか、不覚にも寝てしまった・・・。

帰りにこんな看板が。


なんか使用を奨励しているように見えるんですが、気のせい・・・?

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3週間ぶりの更新します。
なんか書くのが重くて、日が空いてしまいました。

向日市議選の争点を語るどころか、完全に時機を逸してしまいました。期待していた方ホントすみません。


向日市議選は勝ちました!



定数24のうち8議席を日本共産党が占めました。
得票率は30.47%。過去最高です。


向日市のスゴさは、33.3%を占める党と市民のスクラムが生み出すパワーです。


市長が水道料金値上げを提案すると、すぐに全戸配布で知らせました。
市議会で内容を追及し対案を示すとともに、市民と署名運動にとりくみました。
その広がりのなかでついに保守系市議まで「値上げに反対です」というビラをまくようになりました。
これでは条例が通りませんから、市長も出せないというわけです。


こんな経験をふんでいますから、前のエントリで書いた京都府のこそくな茶番劇があっても、市民はちゃんとわかっています。
誰が真剣にずっと水道値下げに取り組んできたかを。


今回もやはり、「共産党は耳ざわりのいいことばかり言うができない」の攻撃がふきあれましたが、市民は動じませんでした。

そもそも、こういう攻撃がふきあれること自体が、論戦の主導権を日本共産党が握っていたことを示しています。

くやしいですが、長岡京市議選では、こんなに激しい論戦はなく、保守系の候補はほとんど街宣をしていません。

長岡京市の党議席は6ですが、つぎの選挙には7人の候補で臨みたいものだと改めて痛感しました。



さて、その選挙のさなかに泉ケンタ議員から久しぶりのメルマガが届きました。(改行等の整理と下線は小原による)


●慰安婦問題「ワシントンポスト広告」について

米国議会下院で従軍慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議案が採択されましたが、それに関連してメルマガ読者の皆様へお伝えすることがございます。

6月14日のワシントンポスト紙に、日本人有志による「The Facts」という広告が掲載されました。
この広告は、旧日本軍による慰安婦の強制を示すものは公式資料として存在しなかった、等の主張を展開し、日本の国会議員44名の賛同署名が連ねられた広告でした。

実は、その広告の掲載後、多くの方から指摘があり、私の名前が賛同人の一人として記されていることが判明致しました。

私としては広告に賛同したり、署名に応じた認識が全く無かったために、経緯を含めて調査をしてまいりましたが、結果的には、当方の手続きの誤りによって署名賛同者に含まれてしまったことが明らかになりました。

私と致しましては、戦後処理に関して真実を追究する行為そのものを否定するつもりはございませんが、現存する資料と証言という限定的な調査をもってして「慰安婦には軍の直接関与は無かった」と主張する論には賛同いたしておりません。

よって7月上旬、広告掲載主であります「5つの真実委員会」に対して賛同人リストからの削除を申し入れたところです。

関係各位には大変なご心配やご不安お与えいたしましたことを心よりお詫び申し上げ、ご報告とさせていただきます。



釈然としません。


「当方の手続きの誤り」・・・?

意見広告に賛同するか否かだけの話で、手続きも何もあるんでしょうか。
イエスかノーかだけの問題です。
ノーのつもりだったのに、秘書がイエスと言っちゃったんでしょうか。


「7月上旬」・・・?

7月に賛同人リストからの削除を申し入れたのなら、なんで8月2日のメルマガで知らせたのでしょうか。
有権者のみなさんからのたくさん指摘があってわかった誤りなんだから、すぐに知らせるのが自然です。

米下院の決議が採択されたからあわてて否定したのでは、という観測もネット上で見かけます。


「真実を追究する行為そのものを否定するつもりはございません」・・・?

いつも明快な語り口のメルマガなのに、これは歯切れ悪すぎです。

この文だけだと、「軍の関与がないとまでは言えないけれど、あとは何もわからない、もっと追究すべし」ととれます。
元慰安婦のみなさんが、死に絶えるのを待つのですか。


この問題って一面では、元慰安婦という弱者の声、権力をもつ国会議員が聞こうとするのかどうかの問題ではないかと思うんです。

この声がウソか勘違いの場合もありうるなどと言う姿勢では、格差とか弱肉強食とかの問題にも真剣に取り組めないのではないでしょうか。

こんなに問題にされているのだから、従軍慰安婦問題に対してどう思っているのか、もっと踏み込んでほしいと思います。


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向日市議選がたけなわで、支援に追われています。

長岡京の議員は長岡京のことに専念するのが責務とも思いますが、向日市政のゆくえは長岡京市にも大いに影響があるので、どうかご容赦ください。



先日京都新聞に下記の記事が載りました。

「乙訓水道事業 府供給単価引き下げへ」

向日市長と長岡京市長が府庁を訪れ、府営水道の基本料金単価の引き下げを要望した。
>山田知事は、単価をトン当たり6円ほど引き下げる方針を示した。


というものです。


これを利用して、向日市の自民・公明など与党議員らが、まるで意思統一したかのように宣伝をしています。

「共産党町長は何もできない。しかしわれわれは知事に要望して、知事も動いてくれた。役に立たない共産党をこの選挙で落とそう。」



これは、政治的に仕組まれたものです。

2市長が「要望」したというのは、従来は2市1町で構成する「乙訓市町会」で毎年行っていたもので、今年は大山崎町の真鍋町長が音頭をとることになっていました。

ところが京都府が、大山崎町を排除して、2市で「単価引き下げ」を要望させて、それに知事がすぐこたえるという茶番劇をやったのです。

目的はもちろん、向日市議選です。向日市議選で与党会派が「府営水道単価引き下げ」という手柄を得られるようにし、大山崎町を排除することで「共産党はダメ」と言いやすくするためです。



しかし記事を見ると、こうあります。

>向日市は2800万、長岡京市は5700万円程度が浮く見通し。

向日市が府から余計に受水している分に払っている基本料金は2億円以上です。これでは2億円が1億7200万円になるだけです。

やはり基本水量の削減で、余計な基本料金を払う構造を改革しなければ、なんら解決にはなりません。



それに重大な問題があります。

>両市長は、浄水場統合の際の経費の助成も求めた。
>知事は、「両市が経営合理化に努めるならば府も応援する」と応じた。



府と2市の「検討会」では、2市の浄水場を1つに統合することまで提案されていました。
このやりとりは、府がその条件を飲めば金をやると言ったと解釈できます。



これは重大な転換です。

もともと府営水道が、何で導入されたか。

「地下水が枯渇するから、それを補うために府営水道を導入する」

これが大義名分でした。

ところが今。

府営水道を導入した。→しかしやっぱり高い。→地下水をやめていけば少しは安くなる。という方向に転換してしまったのです。京都府の都合に屈服しようとしています。


「美しい国」は、おいしい地下水を捨ててダムの水を飲めという国なのか?
こんな売国的なことを手柄と誇る勢力には、絶対に負けられません。



それに京都府が、単価を引き下げたのは何のためでしょうか?

市議選で与党を勝たせるため。→市議選で高い水道料金問題での追及をかわすため。→追及しているのは、日本共産党と市民の多数。

単価引き下げも、市民と日本共産党のねばり強い運動があったからこそと思うのです。向日市長と長岡京市長がついこないだ知事に頭下げに行ったからではありません。



向日市議選が済んだら、京都府も大山崎町への対応が問われるでしょう。
なにしろこれまでは選挙をにらんで、睨み合いで何も動かない状況を演出していましたが、いつまでも大山崎町に料金の請求すら行わずにいるわけにはいかないはずです。

このときの対応をより前向きにするためにも、今回の選挙は絶対に負けられません。がんばります。

あ、ちなみに、向日市は民主党も与党です。情報提供しておきます。

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