おくればせながら。
ひさびさに10分という枠をもらったので、はりきって原稿を書いたのですが、まったく時間が足りずいっぱい抜けてます。
さて、長岡京市の水道料金が下がります!!!!
いま京都府が府営水道乙訓系の基本料金を「1トンあたり10円」引き下げる提案を府議会でしています。
それを受けて長岡京市も、3月議会で4月分からの水道料金値下げの提案を行うということで、議案が配布されました。3月下旬には可決される見込みです。
いくらぐらい下がるかといいますと・・・
1ヶ月の使用水量20㎥の家庭では約367円。
1ヶ月の使用水量30㎥以上の家庭では約472円。
(いずれも1ヶ月あたりの金額)
つまり、1回の支払いは2ヶ月ごとですから、1回に千円も下がらないんですが。
まずは一歩前進です。
昨年12月議会で私は、「家庭用や中小事業所を重点的に値下げするべき」と小田市長に求めていました。
今回、家庭用が一番下がるということで、現場の努力と工夫に敬意を表します。
今回の府営水値下げは、大きな確信です。
府営水道事業経営懇談会(知事の諮問機関)は、昨年11月に「1トン7円」の値下げを提言していました。
しかし今回、「一般会計から水道会計への貸し付け」つまり府の税金で支援するという方法で、府の値下げ幅が7円→10円へと広げられました。
従来、京都府は「府営水道会計は独立採算」として、あくまで市町村の水道料金でまかなうという立場でした。
それを、税金投入で値下げをしたわけです。
決して、乙訓の議員が知事に「お願い」してくれたからではないと思います。
乙訓の住民運動と、大山崎町の「基本水量削減」のとりくみ・・・・府営水道の「いらない水まで買わされる」矛盾を知事につきつけ、幅広い人々に明らかにしてきたことが、知事に「英断」をさせたと思います。
「政治は動かせる」と、改めての実感です。
てことで、早速宣伝!
一方で、今回の値下げは、矛盾の本質である「いらない水まで買わされる」ことには指一本触れないものです。
大山崎町では、今回の「10円値下げ」でも、まだ水道会計の毎年の赤字は解消できません。受け入れている水量が多すぎるのです。
日本共産党は、①地下水のブレンド比率を高め、府営水道の従量料金をカット ②企業の地下水くみ上げ協力金を実施にうつす などの努力も行って、家庭の水道料金値下げにつなげることを提案しています。
同時に、過剰な府営水の基本水量を削減させる運動は、これからますますがんばらねばなりません。
バイク復活・・・マイクを2個積んで、連日街宣やってます。
私はこれまで、府営水道事業経営懇談会をずっと傍聴してきました。
委員として参加している地元府議が、「基本水量見直し」を口にしたことは一度としてありません。
それどころか、「地下水は涸れている。府営水一本にせよ」などという売国的(!)態度をとる議員もいました。
傍聴していて、歯ぎしりする思いでした。
傍聴席ではなく、委員として発言したい。
昨年、府営水道の将来ビジョンについて市議会で質問したら、「府会に行ってやれや」と野次をもらいました。
野次が本当になるようにがんばります。
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