京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします!



↑既製品にイラストつけただけ






↑30日のことですけど、ええ構図でした^^



さて、書くことがたまりにたまっていて、今さらですが12月議会のことを。


市町村議会は、国や府などへ意見書を出すことができます(地方自治法第99条)。

私たちからは、「きめ細かな教育環境の充実に必要な教職員の定数改善を求める意見書」を提案しました。

民主フォーラムと、冨田議員もいっしょに発議者です。


内容といえば・・

いま、財務省が少子化を理由に教員定数の大幅削減を打ち出してきて、審議会では「教員増やしてもいじめが減ったり学力が上がる証拠ないやん」みたいなことも言ってきているのです。

しかし、子どもをとりまく環境は厳しくなり、よりきめ細かい教育が求められています。だからこそ、地方はみずから少人数学級などに踏み出し、独自に教員を増やしてすらいます。

京都府の山田知事が会長をつとめる全国知事会でも、この財務省方針に反発し、要望書を出しました。

そこで、知事会の要望書を踏襲するかたちで意見書をあげ、長岡京市議会からも後押ししようとしたわけです。



公明党も賛成で、可決されました\(^o^)/ 

反対は「平成3会派」と八木浩議員(いずれも自民系)です。反対討論は、「主旨はわかるが、今後も国会で議論されるものであり・・」という感じ。



この可決は大きいなと思います。

6月議会で、安保法制撤回を求める意見書案が通りませんでした。平成3会派と八木浩議員、公明党、白石多津子議員が反対し、わが党と民主フォーラム、冨田達也議員が賛成。1票差でした。

その後白石議員は平成会派に入り、いまの国政与野党の構図で考えると、野党側で過半数がとれないという状況になりました。もう、自公が賛同できないような意見書は通りません。


そうなると、意見書を通すには、全会一致にするか、共産・民主・冨田議員プラス公明の賛成を得るか、あるいは自公から個人的に賛成者を得るか、などといった戦略が必要です。

まずその一つのパターンを実らせることができました。

今後もできる限り、皆さんの賛同を得つつ、意見書として効果のあるものを出していけるよう努力したいと思います。



ほかの意見書は下記のようなもの(正確なタイトルではない)です。

マイナンバー導入にあたり地方自治体への負担軽減を求める意見書・・・共産党は反対、あとは賛成で可決

ブラッドパッチ療法の保険適用、脳脊髄液減少症の治療促進を求める意見書・・・全会一致で可決

軽減税率の導入実現を求める意見書・・・共産・民主・冨田議員が反対、平成・八木議員・公明が賛成で可決



今回4つの意見書で、すべて賛否の組み合わせが違ったという面白い結果となりました。



マイナンバーは、負担軽減はわかるけど、制度の中止を求めている立場であり、その必要性を訴えて反対しました。

軽減税率は、そもそも10%への増税を中止すべきと訴えて反対しました。

民主フォーラムから、「3党合意で増税分は全額社会保障と決めていたはず。また、今の主流は単一税率。複数税率にすると新しい商品が出るたび議論になり非効率。低所得者対策にもならない」などと反対討論。

冨田議員も「軽減メリットが高所得者の方が多くなってしまい、低所得者への直接給付の方がはるかにマシ」などと反対討論。勉強になりました^^



議決結果の星取表はこちらです。



年末仕事納めの28日には、収賄容疑の職員が起訴され、事件の調査委員会も開かれました。その資料が届けられたので、正月に読んで、またお知らせしたいと思います。

今年もがんばっていきます!

↓去年の元旦はこんなでしたよね・・・。この中でビラをまき、定数2ですみだ初恵議員を当選させることができました。今年は大河原さんだ!







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )