ごぶさたしています。
約4ヶ月ぶりに更新します。
2日、21時スタートの「京都のクラブシーンを考えるつどい」に参加してきました。
風営法により、クラブの営業は25時までに規制されています。
24時間営業がいくらでもある現代に、参加者が踊るだけでなぜ規制されるのか。
取り締まり強化で、京都や大阪のクラブシーンは寂しくなり、飲食関係などの方々からも悲鳴があがっているといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ba/39886af25d4ac91d42a27679d436b2e6.jpg)
その問題を取り上げ、「風営法の改正を求め、若者文化を大事にする」ことをかかげた中村和雄市長候補のブログに、全国的な反響があったといいます。
そこで市長選を前に、中村和雄さんも招き、急きょ企画されたのです。
感想をゆっくり書く間がないので、大意で要約ですが載せます。
短くして文章にしてしまうと熱気がそがれるんですが、雰囲気を感じてもらえたらと思います。
発言:
「踊ることは人間の文化。阿波踊りもだんじりもある。
どうして肩が動いてるだけで取り締まりなのか?
ドラッグで捕まった奴が、『クラブで知らない外人からもらった』なんて言い逃れだ。
悪いことをする人間ではなく、ハコ自体を取り締まるのはおかしい。」
「京都で育ち、京都のクラブに大きな影響受けてきた。
フライヤー作るのに憧れてデザインの仕事選んだ。
映像作る、パフォーマンス、デコレーション、お客、みんな表現の場。
みんなが問題意識もって集まり、いい方向になろうとしてる。大きく変わる一歩。」
「海外旅行行ったら、やっぱり夜の街に出かける。
それでダンスホールがなかったら、おもしろい街と言えるか?
外国人も、お寺だけ見にきてるんじゃない。
問題があるというなら、警察が巡回してくれてもいい。頭から規制はおかしい」
中村:
僕はビートルズ世代。当時大人は不良と言った。
でも今は教科書にのっている。
文化は変わっていくもの。大人の既成概念で押さえ付けるのは間違い。
京都会館の建て替えも、立派な箱つくって文化が良くなるのではない。
ビートルズより以前の京都では、十数人が入れるお店から、たくさんのアーティストが巣立っていった。
文化はみんなでつくるもの。みんなの表現の場を大事にしてこそ。
シャルウィダンスが流行ったとき、議員連盟のようなのができて社交ダンスは規制から外させた。
国会議員には若い人もいる。
仲間を集めて、国会議員もひきこんでいけば、時代遅れの風営法は絶対に変えられる。
運動の先頭に立ちたい。
Q「市長にならなかったら?」
中村:
運動にはもちろん加わらせてもらいたい。
脱原発などの運動もこれまでやってきた。
でも市長と弁護士では影響力が違う。市長としてやりたい。
Q「党派をこえて?」
中村:
もちろん超党派で。
京都は若い国会議員もいる。働きかける。
共産党だけでは変わらないでしょ。
Q「風営法での行きすぎたクラブ規制は、表現の自由の制限では?」
中村:
ブログのコメントで「第三者機関が評価したら」というのもあったが、そもそも評価自体がおかしい。
ドラッグとかは、その行為自体を取り締まるべき。
ハコ自体をつぶすのはおかしい。
Q「市長になったら、こういう場を定期的に開いたら来てくれるか?」
中村:
KBSにお願いしたいと思っている。
100人の若者とオープンに意見を交わす場とかつくりたい。
これまで労働分野を専門で弁護士やってきた。
いまの若者の働かされ方は異常。もっと声を社会に上げないといけない。
Q「弁護士なら、京都弁護士会に動いてもらえないか?」
中村:
意見書を出すとかできる。
Q「日本で実際に変わったという実感したことない。どうしたら打破できるか?」
中村:
力関係につきる。多くの仲間を集めて発信する。
ソウルの市長も、弁護士だったと思うが、若い人が押し上げた。
Q「中村さんだけでなく、我々一人一人のできることある。ただ踊る自由を主張するのではなく、イメージアップを。」
中村:
仲間ふやすためには、クラブシーンがイメージ良くないといけない。
こんなに若者にとって成長できる場で、社会にもいい影響与えるんだと。
Q「例えば署名としたら、どれだけの署名が目標になるか?」
中村:
水俣病弁護団をしていたが、全国100万署名をやった。
僕の書いたブログは1万人に見られた。それなら1万は少ない。
10万あれば、国会議員も票になると思うんじゃないか。
発言:
「壁は正直高いと思う。運動の仕方もわからない。
でも市長も忙しい。我々でやらないと。
ここに集まったみんなでフェイスブックとか立ち上げて名刺交換して、しくみ考えて本気でやらないと。
文化として再建したい。『大風流』のように市民も観光客もくるイベントとか」
「今まで運動実現しなかった歴史目立つが、今投票に行けるのもかつて運動があったから。
僕らがやらんと次に残せない。
ここにこんなに集まった、この場に居れることが感動。
場を作ってくれた努力もすごい。」
「こういう場つくるのが、全体の利益になると考えたから。
こういう場をやってる店に人が集まるようになればいい。
音楽関係、政治に縁の遠い人が多かった。
でもみんな共通の危機意識がある。行動につながる。」
「運動しなあかんし、また、努力しなあかん。
ドラッグやるやつを見たらみんなで止める。
店しめたあとみんなで掃くとか。
組合作ろうかとも。
取り締まり強化で、クラブだけではなく飲食やタクシーなど二次的な影響もある。
熱い気持ちを2.5にぶつけよう。」
人が「立ち上がる」瞬間に、まさに立ち会ったと思いました。
この企画は数日前に決まり、参加確認なんて誰も取っていません。
それが100人も集まりました。
ああ、日本でも、「ジャスミン革命」は起こせる。
最短なら、2月5日、京都市で。
毎夜、木屋町あたりで、21時集合の宣伝が繰り広げられています。
フライヤーを見て、通る人から「がんばってください」と言われます。
かえなければ、変らない。
2月5日は投票にいこう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/10/44c1a6fd90d7c4604d1d731151107b65.jpg)
山本太郎さんも何度も応援に来てくれてます!