知事選挙8日投票と迫りました。
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↑演説会も立ち見の盛況でした!
福山和人候補の抑制のきいた、かつ相手候補との違いがとてもよくわかるスピーチを動画でごらんください。
こちらから
福山さんの政策等はHP http://www.fukuyamakazuhito.jp/
さて僕は、福山知事になれば、都道府県初の「同性カップル等のパートナーシップ制度」が提案されると言いました。
じゃあ相手候補はどうか?
このたび京都の男女共同参画を考える会さんが各候補に公開質問状を出されています。
全文はこちらのブログで。
LGBTに関わる項目だけですが、両候補を比べてみました。
【質問7 社会的少数派の人権について】
セクシュアルマイノリティをはじめとする社会的少数派への差別を許さない具体的な施策についてどのように考えますか。
【福山和人候補の回答】
誰もが自分らしいあり方のまま尊重されるべきであり、多様な個性を尊重しあう京都をめざします。
障害者や民族的少数者、LGBT当事者など、マイノリティ的立場にあるゆえの不利益をこうむらないようにするのは当然です。
差別的な取り扱いをなくしていくとともに、「合理的な配慮」についての社会的合意と体制整備を、当事者参加で進めていきます。
「パートナーシップ条例」(仮称)で同性カップルの権利を規定し、社会的な理解を広げたいと思います。
ヘイトスピーチ解消法に基づく取り組み、民族学校への助成、永住外国人への地方参政権保障などを進めます。
【西脇隆俊候補の回答】
多様性が尊重され、認め合う社会を実現するため、ヘイトスピーチや人種差別、人権侵害などが起こることがないよう、行政、民間、府民が一体となった意識醸成に取り組みたいと考えています。
例えば、多様な性に対する府民の理解促進に向けた啓発の積極的な実施に加え、職場や学校における制服やトイレの問題など、様々な場面での課題に対し、先進的な取組事例集の作成・普及など、誰もが自分らしく生活できるよう積極的に支援していきたいと考えています。
僕はこれを見て、福山さんは「マイノリティゆえの不利益なくす」とめざす方向がはっきりしていると思いました。もちろん簡単ではないにせよ。「当事者参加で」とあるのも大事だと思います。
西脇候補は「理解促進」にとどまり、「行政・民間・府民が一体となった」などと、あいまいさを感じます。
また福山さんには、「パートナーシップ条例(仮)で同性カップルの権利を規定」と力強くあります。
はっきり言って、同性婚ができない現状では、条例で権利を向上させるといっても結局劣った状態です。でも、府や市町村の施策で同性カップルを想定していないものはたくさんあり、それを洗いざらい見直す根拠規定となります。
また、いまパートナーシップ制度をやっている自治体は小さいところも多く、都道府県で初となれば全国に広がり、同性婚の法制化への大きな足掛かりとなります。
西脇候補の「制服やトイレ・・」の記述は悪いわけではないのですが、「取組事例集を作成」ではめざすところがあいまいなのと、特に気になるのは、性別違和の方しか出てこないということ。
LGBTのTについては性同一性「障害」だから理解しなきゃだけど、ゲイやレズビアンには抵抗ある・・というのが、これまでの日本社会の状況だったと思います。
LGBTについて講師をしてくれと言われて資料をつくっていったら「同性愛のことはいらない」と言われた、なんて話も友人から聞きました。
ここ行政が突破してほしいところです。
こないだ長岡京市は、市営住宅の同性カップル入居を可能にということで、はじめて同性愛を具体的な行政施策の前提にしたと思います。存在をみとめて具体的にやってこそ、理解も促進される。そう思います。
福山和人知事の実現で、LGBTも含め誰もが生きやすい京都・日本に進めればと思います。
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