京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



知事選では大きく相手候補に迫りました。教訓を生かし引き続きがんばります。福山さん、おつかれさまでした。

財務省のセクハラ問題に対し、新宿で大きなアピール行動がありましたが、長岡京でも市民発で行われ、誘われ参加してきました。

SEALDsのようにスマホで書いてきましたので、記録にコピペします。パパーっと書いたので粗いですが・・。





こんにちは。今日は後援会のバス旅行でしたが、このセクハラ問題への緊急アピール行動にぜひ参加したいと思いまして、議員団を代表して来させていただきました。


私のプラカードには「セクハラノー!男が声あげよう」と書いています。

本当は、自分がこんなこと言える人間なのか。
自分もこれまでセクハラに対して毅然とノーと言っていたか。

率直に言ってできていません。


でもいま、官僚による明らかなセクハラに声をあげた女性にあからさまなバッシングがされて、麻生大臣にいたっては、女性のほうが誘ったんじゃないかとまで言って、撤回もしません。


自分は「セクハラノー」と人ごとのように言える人間ではありません。

これまでも女性をおとしめている現場を黙って受け入れてきたし、女性や男性をおとしめる映像コンテンツなども利用してきました。

どっぷり浸かっています。

それでもやっぱりこんなセクハラが当たり前の社会は変わってほしいと願っています。

男性のみなさん、男性こそがこのままではあかんと声をあげませんか?



どうしてこんなセクハラがまかり通るのか。

女性が傷ついたと言っているのが、どうしてこんなに理解されないのか。

ネットでなるほどという意見がありました。自分の考えも付け足してお話しします。


日本の男性は、人間関係を、肩書きや年齢、成績、力の強さで測ってきた。

自分より上の人間には従い忖度し、下の人間にはえらそうにしてきた。

人格とか、その人の気持ちは二の次だった。

だから自分より下とみえる女性に平気でセクハラができる。

人を上下関係とかランキングでしか見ないから、人の気持ちを尊重するということがわからない。

傷ついたという気持ちも理解できない。

自分自身の気持ちも、傷ついていることもわからない。

たしかに、男性の自殺率は女性の二倍です。


セクハラしている男性も、何も幸せなことない。

セクハラをなくすことは、すべての人の人間性を取り戻すたたかいなのかもしれないと思いました。



ところで私は男性を好きになるゲイです。
外でマイクで言ったの初めてですが。笑

ゲイやレズビアン、トランスジェンダー、性同一性障害といった性的マイノリティがなかなか理解されていかないのも、セクハラのまかり通る社会とつながっていると思います。

男らしさ、女らしさにみんなが縛られています。

女性に対してより性的な関心が強くて、より積極的で、ときには強引ですらあることが男らしいとされています。

それに当てはまらない者はいじめやからかいの対象になる、その最たるものが性的マイノリティなのだと思います。


誰もが男らしさ、女らしさの呪縛から自由になるときがくるならば、きっとその時にはセクハラもなくなり、性的マイノリティへの差別もなくなっていると思います。

そんな未来へ一歩一歩、いやいっきに進んで行くためにも、今の財務省のセクハラ問題を機に、自分も変えていきたいし、みなさんと一緒に変わっていきたいと思います。

ありがとうございました。



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知事選挙8日投票と迫りました。





↑演説会も立ち見の盛況でした!


福山和人候補の抑制のきいた、かつ相手候補との違いがとてもよくわかるスピーチを動画でごらんください。

こちらから



福山さんの政策等はHP http://www.fukuyamakazuhito.jp/



さて僕は、福山知事になれば、都道府県初の「同性カップル等のパートナーシップ制度」が提案されると言いました。

じゃあ相手候補はどうか?



このたび京都の男女共同参画を考える会さんが各候補に公開質問状を出されています。

全文はこちらのブログで。


LGBTに関わる項目だけですが、両候補を比べてみました。



【質問7 社会的少数派の人権について】

セクシュアルマイノリティをはじめとする社会的少数派への差別を許さない具体的な施策についてどのように考えますか。



【福山和人候補の回答】

誰もが自分らしいあり方のまま尊重されるべきであり、多様な個性を尊重しあう京都をめざします。

障害者や民族的少数者、LGBT当事者など、マイノリティ的立場にあるゆえの不利益をこうむらないようにするのは当然です。

差別的な取り扱いをなくしていくとともに、「合理的な配慮」についての社会的合意と体制整備を、当事者参加で進めていきます。

「パートナーシップ条例」(仮称)で同性カップルの権利を規定し、社会的な理解を広げたいと思います。

ヘイトスピーチ解消法に基づく取り組み、民族学校への助成、永住外国人への地方参政権保障などを進めます。




【西脇隆俊候補の回答】

多様性が尊重され、認め合う社会を実現するため、ヘイトスピーチや人種差別、人権侵害などが起こることがないよう、行政、民間、府民が一体となった意識醸成に取り組みたいと考えています。

例えば、多様な性に対する府民の理解促進に向けた啓発の積極的な実施に加え、職場や学校における制服やトイレの問題など、様々な場面での課題に対し、先進的な取組事例集の作成・普及など、誰もが自分らしく生活できるよう積極的に支援していきたいと考えています。




僕はこれを見て、福山さんは「マイノリティゆえの不利益なくす」とめざす方向がはっきりしていると思いました。もちろん簡単ではないにせよ。「当事者参加で」とあるのも大事だと思います。

西脇候補は「理解促進」にとどまり、「行政・民間・府民が一体となった」などと、あいまいさを感じます。



また福山さんには、「パートナーシップ条例(仮)で同性カップルの権利を規定」と力強くあります。

はっきり言って、同性婚ができない現状では、条例で権利を向上させるといっても結局劣った状態です。でも、府や市町村の施策で同性カップルを想定していないものはたくさんあり、それを洗いざらい見直す根拠規定となります。

また、いまパートナーシップ制度をやっている自治体は小さいところも多く、都道府県で初となれば全国に広がり、同性婚の法制化への大きな足掛かりとなります。


西脇候補の「制服やトイレ・・」の記述は悪いわけではないのですが、「取組事例集を作成」ではめざすところがあいまいなのと、特に気になるのは、性別違和の方しか出てこないということ。

LGBTのTについては性同一性「障害」だから理解しなきゃだけど、ゲイやレズビアンには抵抗ある・・というのが、これまでの日本社会の状況だったと思います。

LGBTについて講師をしてくれと言われて資料をつくっていったら「同性愛のことはいらない」と言われた、なんて話も友人から聞きました。

ここ行政が突破してほしいところです。

こないだ長岡京市は、市営住宅の同性カップル入居を可能にということで、はじめて同性愛を具体的な行政施策の前提にしたと思います。存在をみとめて具体的にやってこそ、理解も促進される。そう思います。



福山和人知事の実現で、LGBTも含め誰もが生きやすい京都・日本に進めればと思います。






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