私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バロック時代には、無伴奏の旋律楽器のための作品は決してまれではなかった。ヴァイオリンなどの弦楽器、フラウト・トラベルソのための作品などがある。しかしそれらの作品の中で、いや、今日に至るまでのすべての無伴奏の作品の中で最高傑作といって良いのが、ここで紹介するバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータである。これらの曲を、バロック・ヴァイオリン演奏の第1人者、ジギスヴァルト・クイケンが演奏したCDで紹介する。 . . . 本文を読む

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