私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



オリジナル楽器の演奏によるバロック音楽の演奏が、今や半世紀近い歴史を持つようになり、複数の演奏のCDを選択出来る曲も多くなってきた。そしてモダン楽器の演奏、モダンオーケストラの指揮者達の中にも、バロック時代にとどまらず、古典派からロマン派の作品についても、いわゆる「歴史認識のもとづいた演奏(Historically Informed Performance)」を行う人達が増えてきた。そしてついに、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を、当代世界有数のヴァイオリン奏者が、オリジナル楽器で演奏したCDが登場した。今回は、ヴィクトリア・ムローヴァが演奏するこの作品のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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