私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



テレマンの作品は3,600曲以上が作品目録に上げられており、その全貌、成立時期については、未だ充分に解明されているとは言えないが、鍵盤楽器のための作品は、極めて僅かしか知られていない。今回紹介するチェンバロのための36曲のファンタージアは、無伴奏フルート、無伴奏ヴァイオリン、無伴奏ヴィオラ・ダ・ガムバのためのファンタージアと相前後して出版された、まとまった形で残っている唯一の作品である。 . . . 本文を読む

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