私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ハイドンの100曲を超す交響曲の中で、ヨハン・ペーター・ザロモンの誘いによってロンドンで演奏会を催して演奏したいわゆる「ザロモン・セット」あるいは「ロンドン交響曲」と呼ばれる作品は、ハイドン晩年の傑作揃いで、エステルハーツィ候の宮廷楽団では不可能であった大編成のオーケストラのための曲である。これらの交響曲は、今日でもよく演奏されているが、今回はその内の第100番「軍隊」と第104番「ロンドン」の2曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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