おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

バレエ公演鑑賞

2019年02月19日 17時29分16秒 | 日々の話題
     2月17日(日)

      富山県民会館にて、富山県平成30年度芸術鑑賞洋舞公演
   ”プラハボヘミアバレエ団・可西舞踊研究所 国際合同 ドラマチックダンス”の
                 公演がありました

       国際的なバレエ公演などに全く縁のない私には、初めての鑑賞です。

              

     上演作品は

              

    第1部
       「ベルナルダ・アルババの家」は、スペインの詩人・作家ガルシア・ロルカの
       三大悲劇「血の婚礼」「イェルマ」と並び称される原作を基にした作品です。
       家という閉ざされた空間で起こる女たちの悲劇をプラハ・ボヘミアバレエ団と
       可西舞踊研究所との合同で上演されました。

       スペインアンダルシアの3人の娘たちは、厳しい母親の見張りに苦しみ、なかなか
       家から出してもらえず、結婚が近い年齢にも関わらず、修道女のような運命が
       待っているようにすら思えます
       そこに長女の婚約者が現れ、家族に突然の悲劇が襲います。
       暗い舞台での演技は、美しくも悲しい作品を表わしているようで、
       ボヘミアバレエ団の男性ダンサーの迫力あるダンスに引き込まれました

     第2部
      「カルミナ・プラーナ」は、プラハ芸術大学元舞踊学科長イヴアンカ・クビツトォヴァー氏の         演出・振付、可西晴香氏の演出振付補佐で上演されました。

       幕開けは黒衣を纏い白塗り顔の死神(可西晴香氏)がライトに照らされ
               中央に登場します。
              

        舞台の上手から下手に向かって行進する一団の様子は異常だが、
        日々死に向かって行進しているのです。
        愛・憎しみ・悲しみ・心の痛み・人間の罪の運命に従い、私達は
        「死」という優しい女性に会うことになります。
        
      重い内容の作品ですが、ボヘミアバレエ団・可西舞踊研究所・そして劇団文芸座の
      ダンサーさんたちの、華麗なダンスはとても美しく心ゆくまで楽しむことができました。


コメント (2)
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