<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

蕪村の俳句

2015年07月27日 17時07分36秒 | Weblog

(はた)うつやうごかぬ雲もなくなりぬ    与謝蕪村

季語は「畑うつ」。雪深い冬が過ぎて畑を打つにふさわしい春となった。背中を丸くして一心に畑を打っていたら、先ほどまではわが頭上に浮かんでいた雲が動いてしまっていて、明るい空が筒抜けになっていた。見ている雲と見られている蕪村。果てしもなく広がる春の空。

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