わたしが為し得た善「功徳」を他者(生者にも死者にも)振り向けるということにわたしは疑問を持っています。そういう願望を抱いているということは分かります。他者に力を与えたいという願望は誰にもあるからです。
でもそれができない場合だってあるはずです。善功徳を為さなかったということもあるはずです。だったらその人は除外をされるか。そうではないはずです。除外するような仏は仏ではありません。だから、除外は起こりえないのです。
仏の前ではわたしの不完全さも完全さも問われることはない。わたしはそういう解釈をしています。安心をしていいと思っています。
わたしはいよいよ以て怠け者になりそうですね。これでおしまい。