<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

合わせるのが嫌になってしまった

2008年02月19日 16時54分09秒 | Weblog
「そんなことならもうどうだっていいよ」と思うことが多くなってきているようです。XかYか、どっちだっていいような気になってしまいます。XでもYでもかまわないのです。「なんでも面倒くさくなった」といった方が正鵠を射ているいいかもしれません。

      *

人間関係も面倒です。好きもキライも面倒です。好きを通すのも難儀です。キライを通す元気もよほど失せてしまいました。人と付き合うというのは、人と呼吸を合わせ、思想を合わせ、流儀を合わせ、行動を合わせることです。合わないときでも無理をして合わせないといつのまにか喧嘩に発展します。

      *

合わせることは大切なことです。これは勉強です。これが修行です。たしかにそれはそうです。ですから、合わせなければなりません。でも、合わせようとしている姿勢はすぐに見抜かれてしまいます。ちぐはぐは見破られてしまいます。ですから、「ことさらに」「努めて」「力を込めて」ではなく、繋ぎ目が分からないくらいに自然になめらかにこころを合わせるべきです。

      *

わたしの<わがまま>が急成長をしてきました。わがまま竹の子です。雨後の竹の子です。困ったものです。一人でいたい、ひとりでいる、というのもわがままです。合わせることを放棄したらこうなってしまいます。いいことではありません。けっして勧められることではありません。

      *

お縁側で日向ぼっこをしているくらいが楽なようです。つまらない人間です、暮風は。暮風は、老いの下り坂を駆け足で駆け下りています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする