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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



箱根大涌谷の火山活動の報道の際に見聞きすることの多い温泉地学研究所は神奈川県の研究機関で、箱根の火山活動や温泉などの観測のため西湘地区を中心に14ヶ所の地震計を設置している。先日、塔ノ峰青少年の家に出かけた際に、敷地内に温泉地学研究所の地震観測施設があるのを発見した。小田原市久野の塔ノ峰青少年の家の宿舎から50mほどの場所に神奈川県の温泉地学研究所の観測施設がある。塔ノ峰青少年の家の敷地内を散策中に偶然発見したもので、最初は水道関係の施設かとおもったらフェンスに「塔の峰地震・傾斜観測施設」の記載。地震計は、交通量の少ない林道脇などに設置されることが多いがここもほとんど車の往来のない場所。コンクリートの建屋内に観測井戸と観測機器が収められているようだ。肝心の地震計と傾斜計は地下100mほどの場所に設置されているとのこと。観測施設には電力線と電話線が接続されていて、随時観測データを入生田にある温泉地学研究所に伝送している。今後箱根の火山活動の状況が懸念されるデータが観測されないことを願うばかり。

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