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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



年々砂浜の侵食が続く小田原の海岸線の中でも特に海岸線が後退したのが国府津海岸周辺で、ここ数年西湘バイパスPAの護岸工事や消波ブロックの設置などが続いている。昨年の11月からは護岸のかさ上げ工事が始まり、この3月末に第一期工事が竣工する。国府津海岸の護岸は西湘バイパスに沿って約800mほど続いている。海岸線の後退による高波対策のため現在の高さ9mの護岸を1.5mほどかさ上げする工事が昨年11月から始まった。この護岸かさ上げ工事は三期に分けて行われ、第一期工事では国府津海水プールから西側の約270mが対象区間となる。海岸へ降りてかさ上げされた護岸を撮影。重機が1台作業していたが新しい護岸はほぼ完成していた。この工事では護岸のかさ上げだけでなく、従来あった階段やスロープを撤去し開口部を減らした出入り口が新設される。かさ上げされた護岸上部は海岸側に湾曲していて波返しの構造になっている。確か数年前の台風時には高波が護岸を超えて周辺の道路が砂まみれになっていたので、今回の波返しの護岸の効果が期待される。これから護岸のかさ上げが行われる第二期の区間。従来より1.5mもかさ上げされるので完成すると海方向の視界が遮られだいぶ閉鎖感があるが防災上仕方ない。国府津海岸では今後、養浜事業も行われるのでそちらの工事の行方も注目したい。



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