小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原城址公園の御用米曲輪跡で行われている発掘調査現場で7回目の現地説明会が3月8日に開催された。今回の現地説明会は、現在行われている第5次調査の総まとめの見学会で、遺構保護のためにこの後随時埋め戻しが行われる。現地説明会が行われた8日の昼過ぎに小田原城址公園へと出かけた。一昨年から発掘調査が行われている御用米曲輪跡。ほんの数年前まで臨時駐車場だったが、駐車場の時の設備や旧球場時代の構造物もほぼ全て撤去されていて、すっかりと遺跡の調査現場へとなってしまっている。今回の発掘調査後に遺構保護のため埋め戻しが行われるため、遺構の写真を撮れる機会は今回が最後となる。あまり中世や戦国時代の遺構に興味があるわけではないが、御用米曲輪で開催された現地説明会にはまめに参加しては写真を撮ってきた。昨年伐採されたクスノキは、今年はどれくらい枝を伸ばすのだろう。土塁付近にあるために、今後更なる伐採や剪定が検討されているとのこと。この御用米曲輪跡の整備が終わる頃には何本のクスノキが残されるのか。この御用米曲輪の発掘調査は次年度も継続して行われるので、あと数年は発掘調査が続きその後、史跡として整備される予定になっている。しかし最終的にどのように整備するのかは、発掘調査の結果を踏まえてになるので、将来どのようになるのか現段階では未定とのこと。個人的には緑の多い広場になると良いのだが。

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