小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



一昨年あたりからお城通りの小田原駅東口臨時駐輪場側のビルや店舗の解体が進み、この8月には小田原駅東口臨時駐輪場からの新たな退出路が設置されるなど、周辺では色々と動きがある。小田原駅東口臨時駐輪場の場所は今から5年ほど前に一度、再開発事業が進んだがディペロッパーが倒産してしまい計画が中断。そのまま再開発事業は頓挫したままかと思っていた。最近になって小田原駅東口臨時駐輪場内の何ヶ所に立て看板が設置された。記載されている内容は「小田原駅東口臨時駐車場は、小田原駅東口お城通り地区再開発事業に係る駐車場施設ゾーンの整備着手に伴い、平成25年9月2日から収容台数を約150台に縮小しての営業となります」とのこと。文面だけだと、これから具体的にどのような整備が行われるのか分からず。家に帰り資料を探したところ、小田原市の記者発表に小田原駅東口お城通り地区再開発事業 駐車場施設ゾーン整備基本計画 (PDF)があって、ざっと読んでみたところ頓挫したと思っていたお城通り地区の再開発がこの秋に始まるようでかなり驚いた。この秋から始まる小田原駅東口お城通り地区再開発事業に係る駐車場施設ゾーンの整備は、ざっくり言うと現在の小田原駅東口臨時駐輪場の旭丘高校側の半分ほどの敷地に5階建ての立体駐車場を建設するというもの。着工予定は来年4月からで工期は約1年。建設工事に先立ちこの9月から埋蔵文化財の調査が行われるため駐車場のスペースの半分が閉鎖される。ちなみに現在の収容台数は354台だが、9月2日からは約150台へと縮小されるので、時間帯によって満車になって停められないことがありそうだ。現在、設置工事が進んでいる小田原駅東口臨時駐輪場からお城通りへの退出路は、立体駐車場が完成する再来年春までの暫定的な退出路となる予定。立体駐車場が完成したら新たな入退出路はミスタードーナツ前のT字路へと移設される。新たな立体駐車場建設に伴い、まもなく埋蔵文化財の発掘調査が始まるため、現在の旭丘高校側の退出路からの通行もあと1週間ほど。広々とした小田原駅東口臨時駐車場の風景を撮影できるのもあと僅かなので、今週末は早起きをして写真を撮りに出かけたい。

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