神奈川県のホームページに神奈川県ドクターヘリの運航停止についての記者発表が掲載されていた。それによると神奈川県のドクターヘリは8月15日より運航を停止しており、16日以降の運航再開の見通しが立っていないとのこと。概要によると、神奈川県のドクターヘリは現在、定期点検中で点検終了の9月末まで代替機が配備されていたが、その代替機の尾翼に亀裂を発見。定期点検中の神奈川県のドクターヘリの機体は分解中で、代替機の代替の手配がつかない状況になっている。 ドクターヘリは今年に入り数回撮影しているが、代替機が運航していたとは気がつかなかった。春に撮ったものと7月末に撮ったものを比較してみる。この上の写真は今年の5月26日に撮影したもの。機体番号はJA6924。機体は川崎重工製のBK117C-2でこの機体が神奈川県で従来使用されているドクターヘリ。 こちらは7月29日に撮影した代替機のドクターヘリ。機体番号はJA6917。機体は同じ川崎重工製のBK117C-2で、カラーリングもほぼ同じだが、代替機は窓枠部分が黄色くペイントされている。 代替機のドクターヘリは8月14日の点検で左尾翼に亀裂が見つかり、8月15日から運航を停止。修理には海外の部品取り寄せが必要とのことで早急な修理も出来ないようだ。とりあえず運航中に不具合が出る前に発見できてなにより。 ドクターヘリの運航は停止してしまったが、運航再開までの間に、救急搬送に相当する事案が発生した場合は、横浜市消防局及び川崎市消防局の消防ヘリで救急搬送を行うとのこと。川崎市消防ヘリのそよかぜ1号・2号はドクターヘリと同じ川崎重工のBK117。横浜市消防ヘリのはまちどりはユーロコプター社製のAS365N2型。運がよければ9月末まで酒匂川の河川敷に離着陸する消防ヘリを見ることが出来るかもしれない。出来れば近くで見たことのない機体の横浜市消防ヘリを撮影できればと期待している。
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