のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

皮膚感覚

2024年04月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 例年、新学期の頃になると天気が崩れて寒さがぶり返し雪が降ることもある。まだ一週間ほど気がかりなんだけど、今年は大丈夫そうだから、軽トラのタイヤを夏タイヤに履き替えました。

 一日一人仕事をしていましたが、さすがに直径50cmの太さの丸太を扱うときは一人だと不安になります。重機で気を使いながら作業していました。

 昨夜、二度目の大学の後輩から電話があり静岡県知事が辞任するという話を聞きました。一週間も前に出たニュースなんだけど、あえてニュースも目を通さないことにしているので全然知らなかった!確かリニアモーターカーの妨害していた知事ですね。背後にはスズキとJRの親分同士の意地の張り合いがあったと伺っていましたが、渡世の義理にまかれてスズキに肩入れしていたとか。ってことは知事公用車もスズキなのかな?寝泊まり炊事洗濯ができるエヴリィワゴンがお薦めです。

 宮沢総理が出て時に、もうこれで東大卒の総理は出てこないだろうなと確信するほどのていたらくでしたが、その後東大卒の総理が出てしまった。はとぽっぽ総理ですが、ありゃもうポンコツでしたな。

 静岡県知事は早稲田みたいですが、現総理と相まって、もう早稲田からも総理は出てこないだろうね。ちなみにこの後輩、私が早稲田の時の後輩です。知事が県職員の入庁式で農民を馬鹿にした発言をしたらしいけれど、そういう雰囲気って我々が在学中にもあったじゃない。高田馬場の駅前で酔っぱらって都の西北歌っている連中なんかロクに勉強もしないで他人様の偉業で酒飲んでいて、どこか人を見下している連中だったよな。社会に出れば仕事ができない奴ほど早稲田をひけらかす。こうなっちゃおしまいよ。

 野良仕事していると皮膚感覚が重要で、危険を察知するのは皮膚感覚。頭で判断するときには既に遅く概ねそれは間違える。いにしえの人なら神様の声に耳を貸す貸さないの話になるのだと思うけど、脳で考えると私欲が先立って身を亡ぼす。自然なんてこっちの都合は聞き入れちゃくれねぇんだよ。なので、ご機嫌損ねないように対話しながら食わせてもらっているんだけど、学歴に寄りかかったエリートってこうした皮膚感覚がないからね、世の中の潮目が変わったこともわからない。そして、理性は自らの感情の正当化を定義づけ「俺たちは正しい!」英訳したら「We Are Right!」冒頭の文字をとれば「WAR(戦争)」になる。

 確かに静岡と言えばおでんに桜エビに富士宮焼きそばに私は食べないけれどウナギだろう。でも農業だってお茶があるんだぞ。しかもそろそろ一番茶の時期だ!少なくもこうした現場で働く人たちって、県庁職員より頭使っているよ。食ってくためだもの。

 リニア、どうなるのかね?水問題よりも中央構造線の地質の方が心配なんだけど。

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