のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

神宮

2012年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 台風4号が日本列島縦断!6月の台風は8年ぶり。更に待ち受ける台風5号!

 午前中はまだ雨が降っていなかったので外に出ることができました。

 15kmほど離れた地域に平安時代に建立された神社があるというので見に行って来ました。建物は江戸時代に建てられた社ですが、この場所に最初にこの神社が建てられたのが1300年ほど前だったようです。

 この時代にこんな山奥に人が住んでいたのか、そちらが驚きですが、近くに縄文遺跡があるので当然人が住んでいても不思議ではありません。それより、この時代に私の住むあたりが「日本」だったのか?ヤマトタケルノミコトを蹴散らしたような土地ですから、およそ大和朝廷の支配が及ぶような土地でもなければ民族でもない。

 子持神社なので祭られているのは木花咲耶姫(このはなさくやひめ)ですが、神武天皇の先祖になる女神様です。

 そっかぁ!天孫民族の祖の先祖を持ち込んで「あんたらホンマえらいでっせ。わてらの先祖に縁ある民族でっせ。あんたらおらんかったら、わてらもおらんかったはずや!これからもなかようしておくれやっしぇ!」

 この辺のおっさん達はおだてられればすぐ昇るような単純な民族なので、下手の出てくれば「そっか、そっか、俺達は朝廷の先祖の家系か!まぁ、まんざら知らねぇ仲でもねぇんだから、他人の家だと思って気楽にしろや!飯食ってくか?」

 なんていつの間にか日本に編入されていたのでしょう。

 いろいろと周辺を調べると、立地条件も考えてあって、驚いたのは岩山の仲から水が沸いている場所を選んでいて、この水が神社に入る前に手や口を洗って禊する場所になっています。

 来年は伊勢神宮が遷宮をする年ですが、その看板もたっていました。毎年年末になると私の住む地域でも伊勢神宮のお札を買わされていますが、昔からの風習なので気にしていなかったものの、これが遷宮の改築資金になっていたんですね。

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