のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雪の話

2011年01月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 日本海側での大雪のニュースが報道されていますが、山脈で雪が落ちてしまったのか、我が家の界隈は雪が少ない冬になっています。

 鳥取県などの中国地方の大雪が異様で、漁船が積雪で沈没する事件が多発しています。10トンクラスの船が沈むのですから、短銃運研鑽で10トン以上の重みが加わった事です。気温が低いこの季節の雪は箒で掃くことができるこちらとはずいぶん違う、重たい雪が降ったんでしょうね。

 20年近く前のことですが、京都の日本海側、舞鶴に行ったことがあります。シベリア抑留者や大陸・半島からの引き上げの舟が、日本に帰還者を連れて帰った港です。

 冬なので雪が降り始めましたが、降り方が尋常ではない。巨大なボタン雪が見る見る積もって、走行中の自動車のワイパーが雪の重みで動かなくなるほどでした。

 いわゆる豪雪地帯に属する土地に生まれ育っているので積雪で驚きはしませんが、今まで経験したことがないような雪なので「大丈夫か?」と不安になりました。翌日、腰の高さほどあった雪が、10時ごろには溶けてなくなっていました。気温が温かいこともあるのでしょうが、降るのも猛烈なら溶けるのも速いことに驚きました。

コメント
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