ウラジオストクの港に世界最大級の豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が入港しました。
この船、英国の船会社の依頼で日本の長崎で作られた船で、建造中の2002年10月に火災を起こし、納期に間に合わなくなったため、同時進行で建造していたサファイアプリンセス号がダイヤモンドプリンセス号の名前でデビューしたと聞いています。
果たしてこの船が火災を起こした元祖ダイヤモンドプリンセスなのか?元来サファイアプリンセスだった船なのか?どっちなんでしょうね。
豪華客船を二隻同時進行で建造することはコストダウンにつながるようで、あのタイタニック号もオリンピック号という姉妹船が作られていました。もう一隻ブリタニック号という船も作られて三姉妹だったという話もありますが、タイタニック号の写真としてよく使われているのが、そっくりだったオリンピック号の写真が多いそうです。
そういえばタイタニック伝説では建造中のタイタニック号かオリンピック号のどちらかの船が火災を起こし、しっかり修復しなかったため鋼板が脆くなっていたという話もありました。ダイヤモンドプリンセス号の火災の時に「あの事故の再来があるかも?」と期待?したものでしたが、日本の造船技術の誠実さは、こうした危険性を問題なく解決しているようです。
ダイヤモンド号火災のときに巷に流れた噂では、この豪華客船の受注に敗れた韓国の造船会社が火を放ったという説もありました。
メイドインジャパンですが、英国の船で、船籍はなぜかバミューダー船籍。「便宜置<wbr></wbr>籍船」と言って、税金や安全規制や船員確保などがたやすいことでバミューダーはじめパナマやマルタ、リベリア、キプロス、バハマ、バヌアツなどに船籍を置く会社が多く、日本の船も日本船席の2倍以上の船が「便宜置<wbr></wbr>籍船」でこうした国々の船籍になっているようです。