傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

郵政民営化:日本郵政も記者会見をオープン化・・・刷新の効用

2009-10-29 06:35:26 | 郵政民営化

日本郵政のの新社長に斎藤次郎氏が就任会見で、記者会見を開放の方針と報道されていますね。
日本郵政の新人事については、代表質問で「天下り・渡り」と鳩山首相を追及されていましたが、世の中、現実に動き出しており、竹中平蔵氏がTVで「史上最大の天下り・渡り」と騒いでも、現実(パワーゲーム)には勝てませんね。

J-CASTが「斎藤社長「情報公開徹底したい」 日本郵政の会見もオープン化へ」で、

”『「情報の公開・透明化は、日本郵政の生命線」
一方、鳩山政権の閣議決定では、日本郵政グループに対して「更なる情報開示と説明責任の徹底を義務付ける」としている。そこで、フリージャーナリストの岩上安身さんが

「(郵政担当の)亀井大臣は記者クラブ以外の記者に対して開かれた会見を実践しているが、斎藤社長もクラブ以外の記者に対して、オープンな情報公開をしていただけるのか?」
と質問した。斎藤社長は「私は来たばかりで、どういう記者会見をしていたのかは存じていないが……」と断りながら、次のように答えた。

「閣議決定に書いてあるように、情報の公開・透明化というのは極めて会社経営の基本。特にこういう公益性の高い事業展開を行っている企業にとっては、それは生命線であると思っているので、公開については徹底していきたいと思っている」

斎藤氏は亀井静香郵政・金融担当相の強い要望で日本郵政のトップに就任することになったが、記者会見の開放という点でも、基本的に亀井氏と同じ方針をとっていくことを示した
。』”

と報道しています。人事刷新の効果ですね。

日本郵政の情報公開については、ジャーナリストの町田徹氏が「文藝春秋」(2009.07)に、
”「・・・・こうした情報開示姿勢について、東京国際大学の田尻嗣夫経済学部長は、3月17日の国会での意見陳述で、
「公社時代に比べ、現在の情報開示量というのは極端に少なくなった。郵便局会社に対する手数料の算定方式等、客観的なルールすれ示さない」と是正を訴えた。
公社時代には、全体と事業ごとの合計で4冊を発表していたディスクロージャー冊子が、わずか1冊に減るなど、西川日本郵政の秘密主義は徹底している。日本郵政が開示しなくなったデータの中には、資金運用の情報など公社時代に公表していたデータや、同グループが目指す上場を果たせば、再び公表を迫られるデータも少なくない。何ゆえ、今だけ隠す必要があるというのだろうか。・・・・
」”
と、西川前社長の秘密主義を批判していました。

国民の財産を預かる日本郵政は、記者会見の開放も、情報公開も当然で、何故、今まで、制限していたのでしょうね。
このような日本郵政体質を、何故、竹中平蔵氏は擁護するのでしょうね。
出来るといわれる斉藤新社長には、民業を圧迫しないように、鋭意、活躍してもらいたいです。

鳩山首相は、斉藤社長の任用を、野党から「天下り・渡り」との追及に、「適材かどうかを結果で判断を」と答弁しており、斉藤社長は鳩山首相や亀井大臣に恥をかかせられないですね。



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