傍観者の独り言

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菅首相:国家運営に「疎く」は、「おっちょこちょい」では許されない

2011-02-01 01:27:45 | 民主党(菅政権)

菅首相が米国の格付け会社(S&P)の日本国債をランク下げたことへの「疎い」発言を、伸子夫人が講演で『あの人、おっちょこちょい。でも、トップに就いたらおっちょこちょいでは済まない』と酷評を報道あり。
一方、菅首相は、世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」で特別講演を行い、「日本は、精神面と経済面での閉塞を大きく開いていく『開国』が必要だ」と述べ、各国との経済連携を積極的に推進していく決意を表明。
菅首相よ、国家運営に「疎い」は、「おっちょこちょい」では許されず、国賊ですよ。

菅総理大臣は、世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」で特別講演を行い、「日本は、精神面と経済面での閉塞を大きく開いていく『開国』が必要だ」と述べ、各国との経済連携を積極的に推進していく決意を表明と報道あり。

朝日新聞の1/31の社説『ダボス出席―首相が「開国」の先頭に』で、ダボス会議は公式・非公式の会合を通じ、世界の知的リーダー(投資家ジョージ・ソロス氏)たちが交流を深める点にあるが特徴で、今回、菅首相も不十分ながら、その輪に加わったのは良かったとし、
”「首相は外交は不得手と言われ続けてきたが、「開国」を訴える指導者として、率先して国際社会と切り結ぶ先頭に立たねばなるまい。」”
と、菅首相は外交が不得手でも率先して「開国」の先頭にと論評しています。

菅首相は、米国の格付け会社(S&P)の日本国債をランク下げたことへの「疎い」発言しましたが、格付け会社の評価などで一喜一憂すべきないが、「疎い」発言は、お粗末ですね。
時事通信の『「おっちょこちょいでは済まぬ」=首相夫人も「疎い」に苦言』で、伸子夫人が講演で、”「あの人、おっちょこちょい。でも、トップに就いたらおっちょこちょいでは済まない」の苦言を報道。

朝日新聞の記事『首相、米投資家ソロス氏と会談 森林保全事業で協力確認』が、
”「菅直人首相は29日午後(日本時間同日深夜)、スイス・ダボスで米国人投資家ジョージ・ソロス氏と会談し、ソロス氏が関わっているインドネシアの森林保全計画に日本政府が支援を検討することを確認した。
 会談でソロス氏は「インドネシアは森林伐採と、その後の泥炭地の火災により、大きな二酸化炭素排出国となってしまっている」と指摘。首相は「年内に(同国の)ユドヨノ大統領と会い、この問題を議論する」と応じ、今後どのような仕組みで協力していくか検討する考えを表明した。
 日本の環境技術は評価が高く、具体的には日本とインドネシア間で今後進める森林保全事業にソロス氏の資金を活用することなどが想定される。首相は森林保全に再生エネルギーを活用することも提案し、ソロス氏は資金面で協力する考えを示したという。ただ、首相が一投資家と共同事業を確認するのは異例だ
。」
と、首相が一投資家と共同事業を確認するのは異例だと報道しています。

本件については、過日、板垣英憲氏がブログ『菅直人首相が、希代の博打打ジョージ・ソロスに「森林保全基金」設立を提案、余生を過ごす天下り先準備か?』で、朝日新聞の記事を取り上げて、疑問視していました。

ジョージ・ソロス氏については、当方は、投機家であり、東欧改革に取り組む慈善家程度しか知りませんが、この度のダボス会議を持ってファンド投資活動から引退するそうで、板垣英憲氏の推察についてはコメントできる情報を持ち合わせていないが、財務分野は「疎く」、外交が「不得意」な菅首相の「おっちょこちょい」では許されないです。
TPPの性急な参画表明は、「おっちょこちょい」の感は否めないですね。
また、菅・岡田執行部が強制起訴で小沢一郎氏を処分したら、衆議院の優位性「2/3」が微妙になり、通常予算の成立ができなくなりますね。
菅首相の小沢一郎氏抹殺を意図した「不条理を正す政治」は「おっちょこちょい」の極みしかないですね。


1 コメント

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The opening of Japan (noga)
2011-02-02 05:22:37
最初の開国は明治維新である。二番目の開国は戦後である。三番目の開国はこれからである。


考え方にはいろいろある。自分たちの考え方が理に合わないものであることを証明するのは難しいことである。だが、それが証明できなければ、おかしな考え方を改めることも難しい。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
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