菅首相は、施政方針演説で「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理を正す政治」と国つくりの理念を表明し、「平成の開国」は、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を、米国を始めとする関係国と協議を続け、今年六月を目途に、交渉参加について結論を出しますと米国依存追随を表明したが、「平成の開国」と言うのであれば、米国依存からの巣立ちの「自立と共生」宣言です。
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TPPの参画については、中野剛志氏(経済産業省産業構造課課長補佐等を経て京都大学大学院助教)の持論『TPPはトロイの木馬──関税自主権を失った日本は内側から滅びる』と、池田香代子女史のブログ『あと1度の不作で世界はカオスに~レスター・ブラウンの予測とTPP』に賛同しますね。
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菅首相が第二次改造組閣の目玉に、与謝野薫氏を、社会保障と税の一体改革担当、少子化対策、男女共同参画担当大臣に任用したが、日本の将来の社会保障スキームを与謝野薫氏に委ねるのでしょうか?
与謝野薫氏の無節操・変節の批判はともかく、持続可能な社会保障への安定財源の堅持は理解できるが、赤字国債体質は不変であり、国家の計が先決ですね。
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高卒、大卒の就職率が60%前後で、中高年齢者の雇用も深刻で、生活保護の受給が増大傾向は、個人の生活の将来不安の景気観が云々というより現実不安・破綻の現下であり、日本社会の再生は過去の延長線ではなく、新たな次元での社会改革が不可避でしょうね。
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朝日新聞の3日の記事『中国の新幹線、時速486キロを記録 営業用の世界最高』に接して、日本の将来不安を感じますね。
小惑星探査機「はやぶさ」の成功、ノーベル賞の受賞らで日本の技術力が話題になっていますが、日本が目指す技術立国には、何が不足しているのか?複雑な心境になります。
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菅政府がTPP(環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定)へ参画の意思表示しているが、拙速な開国論は疑問ですね。
輸出企業には競争力UPすることは事実であるが、拙速な開国論は、国の基幹である第一次産業の崩壊につながり、第一次産業の海外移転も加速され、地方の疲弊が加速する危険性もあり、アンバランスな産業構造変革を促し、日本社会の崩壊に繋がる危険性がありますね。
TPPは時代の潮流であるが、安直な開国論は日本社会の崩壊を加速化するでしょうね。
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11月7日のNHKスペシャル『862兆円 借金はこうして膨らんだ』を視聴し、高齢化・過疎化が進行した「限界集落」という語句が20年前に提唱され、陳腐化の語句になりつつあるが、日本は累積赤字国債の返済能力を失った「限界国家・日本」に到来していると思いましたね。
菅政府は、「第三の開国」と称してTPP(環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定)への参画を掲げ、貿易立国と農業改革を目指すと強調しているが、TPPは「限界日本」においては延命はできても再生できるかは疑問ですね。
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菅首相は、TPP(Trans-Pacific Partnership:環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定)の参画に積極的であるが、相互に関税撤廃の経済的なメリットだけで事を安直に運ぶ前に、日本をどのように産業構造を変革するのか計画がなければ、米中の国益の協力者になるだけで貧乏籤を引くことになるのではないかと懸念しますね。
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当方が最近、注目しているTV番組は、TBS番組「夢の扉」で、「夢の扉」で取り上げる革新的な技術や人間の智恵・熱情を視聴し、日本の再生は可能ではないかと淡い希望をもっています。
10月24日放送の単細胞「ミドリムシ」が地球を救う内容は、刺激的でしたね。
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日本社会は、変化を求めず、守旧気質がはびこり、新陳代謝せずに老衰が加速しているのはないかと思う昨今ですね。
日本経済は、バブル破綻後、借金で国家運営し、900兆を超える借金国家になり、国家運営が不健康な財務を続けており、一方、アメリカの金融資本主義が破綻し、リーマンショックを発生させ、世界は、保護主義が台頭し、世界勢力は激変しつつあるのに、菅新政府は、現行社会容認の新成長戦略で再生すると喧伝しているのは悪夢ですね。
一般会計100兆弱で、新規国債の依存率が50%弱の異常さは、財政健全化し借金を清算するのは、非現実しかないですね。
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