12月26日、NHKラジオの朝番組「ラジオあさいちばん」で、「著者に聞きたい・・・本のツボ」コーナーで、再度、、『日米同盟の正体』著者である孫崎享氏を取り上げていました。
孫崎享氏は、2005年改定で「日米同盟」の目的が極東安全から中近東安全重視に変容しており、自衛隊を中近東への派遣する可能性を危惧していました。
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「週刊朝日」(12/25)が、鳩山首相と小沢幹事長との密談で、普天間移転候補として、長崎県大村市の「海上自衛隊:大村航空基地」へ移設案が浮上と報道していますね。
「海上自衛隊:大村航空基地」は、軍民共用の長崎空港の陸上部分に海上自衛隊の護衛艦に搭載されるヘリ部隊が駐屯しており、米軍佐世保基地とも近く、妙案ですね。
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国民新党の下地議員がキャンベル国次官補との会談で、アメリカ側は12月18日までに、日本政府の方針の提示を求めたとの報道があるが、一方、米紙ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ紙は普天間移設で混乱させているが、日米同盟は重要と報道もありますね。
当方は、普天間移設問題で、アメリカは鳩山政府とは最悪の事態は、望んでいないのはないかと憶測しています。
メディアや野党や有識者が、普天間基地問題の先送りは、日米の信頼関係を損なうと喧伝していますが、本当にそうなるか、これからが見物ですね。
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佐藤優氏が「中央公論」(2010.01)に、11月14日、サントリーホールでのオバマ大統領の演説内容について、鈴木宗男議員と「普天間基地移設」、「小沢幹事長の内閣法制局長官の国会答弁禁止の戦略」の情報交換を記述しています。
鳩山首相の普天間移設問題の真意を憶測し、小沢幹事長の集団的自衛権の解釈問題まで言及しており、「成る程」と思いましたね。
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防衛商社「山田洋行」との癒着問題で辞任し、現在は、刑事被告人として係争中の守屋武昌元防衛次官が、「中央公論」(2010.01)に、沖縄基地問題・日本の安全保障について語っており、普天間基地移設問題は、地元利権に振り回されてきたと語っています。
守屋武昌元防衛次官の話は、当事者として普天間基地問題に携わってきており、現実性を感じましたね。
また、日本の安全保障の実態を踏まえての、自衛隊を「国内公共財としての自衛隊の役割」及び「国際的な公共財としての役割」については、実務者として現実的な内容であり、鳩山首相の掲げる「緊密で対等な日米関係」に繋がるとの話は、現実的な正攻法と思いましたね。
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普天間基地移転問題で、作業部会が中断、日米安保改定50周年に向け、新たな協議も、米政府から「延期」の通告があり、鳩山首相は難題に直面していますね。
鳩山首相は、普天間移転問題については、「県外・海外移転」を公約し、政権奪取できたことは、「県外・海外移転」の実現を沖縄県民に約束してきたことであり、日米関係の信頼が揺らごうが、時間をかけてでもその実現に邁進する責務があります。 . . . 本文を読む
沖縄基地問題が火急事案になってきております。
岡田外相は、時間引き延ばしは、日米関係の信頼関係が損なわれると危惧していますが、鳩山政府は、打開策を模索しており、衆知を集めることが肝要ですね。 . . . 本文を読む
岡田外相が沖縄基地問題には打開策がないとし、既定路線を早期受け入れせざるを得ないと、『日米協議「もう限界」 岡田外相、普天間解決に危機感』、『外相危機感、普天間「白紙なら米の信頼失う」』と報道されています
既定路線は、長年の日米折衝の合意約束事項であり、一方的な都合で約束不履行は、許容されないことは理解でき、それによる弊害も推察できるが、理解できないのは、アメリカが「グアム移設」の反対理由です。
アメリカの反対する理由が良くわからず、当方には消化不良ですね。
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沖縄基地問題は、鳩山政権は年内決着は断念と報道されているが、日本の安全保障、日米関係、既定路線、基地危険回避、沖縄の総意、時間、環境破壊、地元雇用、連立公約らの多項式連立方程式を解くような問題が複雑化しており、百家争鳴ですね。
問題が複雑化したら、単純化しかなく、連立方程式を解くより、解を何するのかであり、第一を、日本の安全保障するか、普天間基地危険回避にするか、日米関係を重視するか、沖縄県民の総意を優先するかなどで、第一を何にするかを決断するのが政治と思いますね。 . . . 本文を読む