銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

「美の巨人たち」と甲子園ホテル

2009年08月17日 | のほほん同志Aの日常
「美の巨人たち」 
2000年にスタートした長寿番組です。

たとえば放送1年目のタイトルは、こんなラインナップ。

ピカソ 「ゲルニカ」
レンブラント 「夜警」
フェルメール 「牛乳を注ぐ女」

絵画を中心に、彫刻や建築など、毎週ひとつ芸術作品をとりあげ、
知られざる背景や逸話を盛りこみつつ、その作品の魅力を紹介してくれるこの番組、
30分という短い時間のなかで多彩なエピソードを切りとる手法が、毎回あざやかです。

選びぬかれた言葉と、淡々とした小林薫のナレーションがとてもいい。
この番組のファンなのに、ついつい最近、見逃していたら…

先週とりあげられたのが「甲子園ホテル」。
下見で訪ねて、ぜひ「銀のステッキ旅行」の初企画に!と
迷わず選んだ名建築です。

あわてて見ました。

興味深かったエピソードがひとつ。
来日した世界的な建築家フランク・ロイド・ライトと、
その愛弟子として“My son”(息子)と呼ばれ、
「ライト式」といわれるスタイルを踏襲しながら甲子園ホテルを設計した遠藤新(あらた)との、
強い、師弟関係のつながり。

師弟それぞれの母国である日米は、ホテル完成後、まもなく戦争に突入。
満州に渡った遠藤のもとに、アメリカに帰国したライトから手紙が届きます。
アメリカ移住の誘いでした。
しかし遠藤は、この申し出を断ります。
日本に残されたライト式建築を根付かせたいという思いからだったといいます。

いつもは、まだ見ぬ作品を「いいなぁ、いつか生で見たいなぁ」と思いながら見る「美の巨人たち」、
すでに体験済みの作品が取り上げられるというのはあまりないことですが、
「美の巨人」をもってしても、わずか30分の番組では
甲子園ホテルの魅力がまだまだ伝えきれないなぁ…というのが正直な感想でした。

――遠藤氏の、師であるライトへの思いの強さは、甲子園ホテルの中から、外から、
建物の細部にじっと目をこらしていただければ、きっとお感じいただけるはず。


下記のコースにて、ご予約を受付中です。
詳しい解説のもと、ご見学いただける貴重な機会です。
ぜひこの機会に、甲子園ホテルをお訪ね下さい。

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№101 「旧甲子園ホテル特別見学ツアー」
日程: 9月18日(金)・29日(火) 好評受付中です!
お問合せ・お申込は…  TEL 0797-91-2260  
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貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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営業活動その5

2009年08月17日 | 見かけだおしNのつぶやき
貸切バスの営業に、とある自治会長さんのご自宅へ
すでに近くの自治会館に幹事の方々を集められ、冷たい麦茶と共に
お待ちいただいていました

お聞きするともう5年にわたって自治会の親睦旅行を実施されているとか・・・
いつもバスは満席状態で出発してきた、と少し誇らしげにお話されました

いいなぁ・・
隣組なんて言葉がいまも存在するのかどうか、そんな中で
自治の中で「お付き合い」があるなんて素敵です

わずらわしい・・そんなご意見もあるのでしょうか
でも、そのわずらわしさが、人づきあいですよね 
こちらは駅前で、繁華街すぐの裏町
それなのにご近所づきあいがしっかりと息づいている

「昨年は○○さんが、ほら、たいへんで(笑)」
「その前は、○○さんが遅れてきて、そうそう(笑)」
「あの時の梨狩りは○○さんが、なぁ・・(笑)」
ひとしきり幹事の皆さんが思い出話に花を咲かされる様子も微笑ましい

笑いが絶えません

今回、こうしてご提案させていただける「ご縁」をいただいたことにまずは感謝です

会長さんのお人柄はすぐにわかりました
「銀のステッキ」
どこのどいつかわからんが(こんな乱暴なものいいではもちろんありません)
ひとつ、チャンスやろかっ 
そんな心意気をすごく感じました

いままで地域親睦に貢献してきた、一年に一度の大イベント
少し緊張しますが、いい感じです
頭が回り始めました

帰社後すぐ、安心してお願いできる昼食場所をあたり
見積もり書の作成

幹事の方々からご希望をいろいろお聞きしたものの
本当のところ、私の企画基盤は・・・

「あの戎顔の会長さんを、さらに戎顔にしたい!」
ただそれだけ・・

さて初受注となりますでしょうか
和気あいあい皆さんの中で、もう昔から勝手知った顔してマイク持つ自分をすでに想像しています!


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