銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

営業活動その6

2009年08月27日 | 見かけだおしNのつぶやき
さて8月も残すところ数日となりました
なれない営業に戸惑いつつも
見よう見まね?で取り組む同志とともに
なんとか創業月を終えようとしています
早かった、と思うものの
振り返ると、たいへん「濃厚な」ひと月でした

当初は営業なるものに興味津々?の彼女も
ひと月経ち、
やれどもやれども
芽も出ず、本当に花開くのか・・・
そんな不安を持ち始めたのではないでしょうか

ただただ、今は畑を耕し、種を蒔く時と位置づけ
前に進むことを互いに確認しあう毎日です

それでも♪小さい秋見つけた♪ではないですが
日々、小さな小さな芽の膨らみを発見しています

昨日は、駅前の交差点で信号待ちをする車に知ったお顔を発見
運転中ですし、間もなく信号は変わろうとしています
これはご縁がなかったか、とあきらめた矢先
左折後、再び赤信号に停車・・・
これは行くしかない!
と車道に飛び出し窓をコンコン

驚いたお顔で窓を開けていただき、しかし声をかける間もなく、
手にしていたチラシを一枚、車内へやるのが精一杯

「お電話下さるだろうか・・・」

下さいました、しかもスグ
ありがたいことです

そして
「ごめんなさい、チラシのツアーには興味ないから・・」と
この方らしいきっぱりしたお言葉、なつかしい!
そして、ひとしきりお話しをして電話を切った後しばらくして

「○○さんから聞いて・・・独立したのね」と
一本の電話

一瞬の偶然から人から人へ紡がれました、貴重なご縁が・・・
ありがとうございます!!

そして今日、また阪急宝塚駅のお手洗いで!(笑)
ある方にお会いしました
もちろんお声を今度はしっかりかけ・・・(場所が場所なだけにスミマセン・・・)

それでも「あら、なつかしい・・」とお茶にお誘いいただきました
そこでも
「○○さんにも早速伝えるわね」
また紡がれました、人の縁が・・


今ふたりで取り組んでいるのは「貸切バスの団体旅行」の営業です
もちろん新規営業ですから、こちらは玉砕の繰り返し、・・・へこみます

そんな日々の中で、こうした小さな芽を発見できる喜びに
また新規営業に挑む力をいただいています

スーツに身を包む同志の姿、見慣れてきました
夏用のようですから
深まる秋までには新規獲得ですね!
ってブログ上でプレッシャーをかけてみました
いつも隣にいるのに・・・・(ふふ)


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貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
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白蓮さんに会いに

2009年08月27日 | のほほん同志Aの日常
この秋のイチオシ公演。

熊本は山鹿、極彩色の天井画で有名な芝居小屋、「八千代座」が百周年を迎え、
ゆかりの深い坂東玉三郎が、あでやかに舞います。
玉三郎ファン、芝居小屋ファンにはたまらない舞台です。

ぜひ八千代座でその公演を見たいというお声をいただき、
さっそく企画にかかって、はたと考えこみました。

熊本まで行くなら2泊3日は必要です。
中日は八千代座で玉三郎を見るとして、前後の2日、どこへ行くべきか。

そこで思い出したのが、ひとりの女性です。

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かつて、柳原白蓮(びゃくれん)という女性がいました。
親しみを込めて、白蓮さん、と呼ばれます。

大正天皇の従妹という血筋の名門華族。
菊池寛の『真珠夫人』のモデルとされ、大正三美人にも数えられた美しい人。
そして、華族という家柄も捨て、九州一の炭坑王の妻としての身分も捨て、
年下の恋人のもとへと駆け落ちをした情熱の歌人。

白蓮が、九州一の炭坑王として財をなしていた
伊藤伝右衛門と再婚させられたのは27歳のとき。
当時、伝右衛門は52歳。

しかし、その結婚生活は妾やその家族とともに暮らすといった陰惨なもので、
心の空虚さを埋めるかのように、白蓮は歌の世界に傾倒していきます。

その世界で出会った年下の歌人、宮崎龍介との恋。
姦通罪のあった時代、やがて白蓮は龍介の子を宿します。

大正10年のある日、白蓮は夫の前から突然、失踪。
その日の夕刊には、白蓮から夫に突きつけられた「公開絶縁状」が掲載されました。
その内容とは――

『私は金力を以つて女性の人格的尊厳を無視する貴方に永久の訣別を告げます。
 私は私の個性の自由と尊貴を護り且培ふ為めに貴方の許を離れます』

当時、世論は白蓮をはげしく非難する声で満ちたそうです。
報復をといきり立つ周囲に対し、夫の伝右衛門はしかし、
「一度は惚れた女」と手出し無用を命じたとか。

龍介との暮らしは、貧しいながらも満ちたりたものだったようです。
晩年には病で両目を失明したものの、龍介の介護のもと歌を詠みながら、
静かで平穏な日々のなか、81歳でその生涯を閉じました。

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白蓮と伝右衛門が暮らした屋敷は、ぼた山に囲まれた福岡県飯塚市にあります。

お芝居が好きなあの方なら、この寄り道はきっと気に入っていただけるはず…。
白蓮が自らを「かごの鳥」 と詠んだお屋敷、
「伊藤伝右衛門邸」を訪ねることにし、企画を完成させました。

今日、事務所にご来店くださったお客さまにさっそくお見せしたところ、
「白蓮さん!?」と、即答でお申し込みをいただきました!

実はね…と、そのお客さま。

「私がまだ物心もつかないような幼いころから、
 父がよく白蓮さんの話をしてたのよ。すごい女性だって言いながら。」
 
「あれは何かしら? 私にも白蓮さんみたいになってほしかったのかしらね?」

…わかりません。
でも、その時代に、まだ幼い娘さんに白蓮さんの話をするなんて、
きっと素敵なお父様だったのでしょうね。

この秋、白蓮さんと玉三郎さんに会いにいく旅。
詳しくは、銀のステッキ・旅サロンへどうぞ。



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