沖縄での合宿も終盤。
本日はいつになく晴天です。
こんな日に浜に出て朝の散歩をしたくなるのは、人間ばかりでなく、他の動物も一緒でしょう。
犬や鳥も波打ち際で気持ちよさそうにしています。
ただ、選手だけは日々の疲労でそんな場所に行く元気が無いようですね。
ただでさえ重い足。
浜辺に入ればさらに重く感じることでしょう。
選手にとって、つらく厳しいトレーニングに耐えることは憧れる夢をかなえるための手段です。
ネガティブなニュースを抱えるロードレースの世界ですが、若く未来がある選手達に見えている憧れの場所は、美しく輝くフェアな場所。
憧れた場所と、たどり着く場所のギャップはどんな場合でもあるものですが、真逆のものであった時の絶望感だけは抱きたくないものです。
沖縄の海、浜の白さや海の青さは美しく、また何度でも訪れたいと思わされます。
その陰に、毎朝のようにこの浜辺を清掃する方々の働きがあることも忘れてはいけません。
きれいな海を保とうと本気で思う人は、ともすれば、汚れてしまった海を見たことがある人なのかもしれません。
そんな場面を目の当たりにした我々にも、その責務があるように思うのです。