Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

土井ちゃんとっくに帰る。

2012-05-11 20:17:26 | インポート


緊張感を持って臨んだ全日本選手権も終わり、すっかり5月の空気にボケボケな生活を送っております。

全日本選手権直前に帰国した土井選手は、風のようにタイトルをかっさらい、数日後にはジェット気流に逆らいながら欧州へと帰ってゆきました

今はアメリカ大陸にいるとか何とか。

地球ってそんなに狭いところだったんでしょうか?

私はというと狭い日本の移動だけで結構ヘトヘト。

今日も東京まで移動しましたが新幹線の揺れが心地よく爆睡。

今度は寝つかれて頭がボケボケです。。



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こどもの日

2012-05-05 23:14:59 | インポート
こどもの日

今日は、こどもの日でしたね。

晴れ渡る空の下、我が子&嫁さんをつれて公園へ。


初夏を感じる強い日差しを浴びて、最後は水遊びで全身ビショビショ。

・・・に息子がなった頃をいいことに私も便乗して水遊び!

カメラもビショビショ。

こどもの日は、こどもになって良い日。

と、勝手に解釈して過ごした一日でした。

公園からつれて帰られた、こども小&こども大。



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闇に紛れて山頂を目指す

2012-05-04 17:38:52 | インポート
闇に紛れて山頂を目指す

よく選手がブログに載せる峠の温度計。

引退してそろそろ2年になりますが、引退後はじめて大阪と和歌山を隔てる峠まで自転車にのってきました!
しかも夜・・・

こぇ~!!オバケでそうです。






メカの大久保氏曰く『地蔵さんの横にいつも人立ってるよなぁ。』

・・・って、洒落にならんとです。。。

確かにそこで寒気感じた記憶が。






チームの倉庫に来たら大久保さんが選手の自転車を整備しておりました。

ゴールデンウィーク中というのに選手の要望に答えております。

コラぁ!アベタカ。

メカのに甘えたらアカーン!!

と叫んだ途端、8からも電話がありレースでクラッシュした自転車を修理。

ありがとうございます。

お地蔵様の隣にいらっしゃる方のお話、嘘だと言ってください。







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ダメージ

2012-05-03 15:52:38 | インポート
日曜日に岩手で行われたレースでは、選手はもちろんスタッフも大きな集中力を必要としました。

目標としたレースへ向けた準備はに多くの時間を使い、選手がレースのスタートラインに立つ為に、何度も問題となるものごとを想定し、それを打ち消す作業をして来ました。それはプレッシャーも伴う為想像以上のエネルギーを使うものです。

そして、大阪から数日間の遠征で車を運転した距離は2500km。

必要な事も不必要なことも考えながら運転し、余裕の性能を誇るチームカー(スバル・レガシィ)とは合い半し、私の頭のエンジンは常にオーバーヒート、、、

帰阪した一昨日は気絶したように寝て普段より十分な時間を睡眠に当てたつもりが、日中ボケボケでした。

と、言うことで今朝はしっかり寝ようと眠気に任せて寝たら、起床したのが午後3時・・・

明け方息子に無理矢理起こされ、階段の昇り降りを数往復した記憶はありますが、それ以外はよくわかりません。

14時間は寝たか。。。

こんなに寝たのは、インフルエンザにでもかかった時以外、中学生の時ぶりでしょうか??

今は寝疲れてヘトヘトな感じです

自分の疲れには中々気がつきにくいし、気がついていても、それを抜くチャンスと言うのは滅多にありませんよね。

選手やスタッフをしていたら10年に一度?とも思えるゴールデンウィークは疲労回復週間になりそうです。





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長旅

2012-05-01 01:39:47 | インポート
長旅
長旅

前半戦、最大の目標に掲げていた全日本選手権が終了しました。

結果はご存知の通り、アルゴス・シマノ所属の土井選手が見事な勝利を飾りました。

過去、才能に恵まれながら、全日本選手権では不運が付きまとい結果が出せずにいた土井選手。

しかし、今回スタートまでの時間に聞いた『勝ちますよ、任せてください。』と言う彼の言葉は、単に強がりや自分へプレッシャーではなく、自信に満ち溢れ強いオーラを纏ったものでありました。

過去の呪縛から自らを解き放つものは結果だけ、その結果を手に入れる為の「自信」を手に入れる作業は想像を絶するものであったに違いありません。

土井選手は、私が監督を務めるシマノレーシングの選手ではありません。彼にこの結果をもたらしたスタッフは世界の最前線で闘うアルゴス・シマノのメンバーであり、彼に一番勇気を与えたのは、彼の家族やそれに近い存在であったに違いありません。

私を含むシマノレーシングのメンバーがこの勝利に貢献出来た時間は、プロセスの中でほんの僅かな瞬間であったと思います。

しかし、その短い時間の中でも、近い存在の勝利から勇気と喜びをもらい、近い存在だからこそ、感じる悔しさを選手は得る事ができたのではないでしょうか。

結果まで辿り着く道程。

それは長く険しいもの。

だからこそ、そこには大きな価値が生まれるのでしょう。

『やっと勝てました。』

ゴール後、彼が発した言葉はとても穏やかな響きを含み、その奥底に私には到底見る事のできない重圧な何かを感じました。

ただただ、その瞬間を仲間として迎えられた事を光栄に感じます。

‘チームシマノ'は最高の結果を残す事が出来ました。

レースを応援して頂いたすべての皆様、素晴らしいレースを共作って頂きありがとうございました。





東北の地に勇気をもたらした土井ちゃん、おめでとう!






コメント (2)
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