先日、近所の山に登りました。
日の入りを追いかけるような時間に登ったので、山頂に到着した時にはもう陽は見えず、徐々に闇が広がりはじめました。
山には何度か夜一人で登った事があります。
「怖くないの?」と聞かれた事がありますがぜーんぜん。
空には星が光り、見下ろせば街が光り。むしろ落ち着きます。
が、地面に腰を下ろし空を見上げていた時の事。
いきなり私のすぐ横を小さく黒い獣が、カサカサと音を立て横切りました。
瞬間、頭の中に色々な思考が駆け巡ります。
私の存在にきずいたどんな行動を?攻撃される?巨大な親がすぐ後にいたらヤバイ!
と。
全身冷汗、おしっこチビりそうになりました。
が、よく見るとそれは風に飛ばされた私の巾着袋ではあーりませんか!
ほっとしましたが、なんだか怖くなり。
そそくさと下山したのです。
闇や自然は恐ろしいものです。
が、やはりまた登りたくなるのは何故でしょう。