ヨーロッパへ来てから1週間がたちました、既にハードな2レースをこなし、そろそろエンジン全開で行こうかといったところ。
こちらの選手は大柄なので、シマノレーシングの選手は集団に埋もれたら中々発見できません!がしかし、やはり日本からの参加という事もあり、場内アナウンスではしきりにコールされています。
過去、ロードレースの集団内では遠い西の果てから来た日本人選手は邪魔者扱いされる事が多々ありました。もちろん、今でもレースは闘いである以上、ぶつかり合うこともありますが、以前に比べ圧倒的に走りやすくなっているように思います。
これは世界最高峰の地で活躍する日本人選手の存在が大きく影響しているように思います。
先日、日本人として初めてツール・ド・フランスのポディウムに立った新城選手や、同じく数年前に敢闘賞を獲得している別府選手、もちろん我らが土井選手の最近の活躍も彼らにとって決して無視できない事実に違いありません。
そんな恩恵を受け、その場所を目指す選手たちも恥ずかしくない走りを見せていかなくてはいけません。私も身が引き締まります。
初日のレース、いきなりの猛暑の中積極的にレースを進め、補給を十分に取れなかった影響で脱水になり倒れる選手。誰かはご想像にお任せします。
レースではもちろん、それ以外の生活でも色々と大変なことが多い海外での活動ですが、選手は皆前向きにがんばっています。