
今日は今日で湊選手と一緒に山篭り。

道中こんな看板の横を通過。
冬なので生い茂った道では無いし、蛇も冬眠していると思われ余裕の表情を見せる湊選手。
でもあれですよね、マムシにだって口に入れるものを選ぶ権利はありますよね。
むしろマムシさん側に注意を促したいですね。
不味そうですし、、、
味わうために咬むのではでない?
とにかく、担ぎ、激坂、悪路のインターバルが繰り返され脚が棒のようにカッチコチです。
乳酸がたっぷりの脚。
咬んだらマムシさんが苦しみそうです。
先週末のこと、金曜もお休みをいただき連休を取った私は、私用のため関東へ移動しました。
朝いちばんに移動する飛行機を予約してしまったのですが、現地で待ち合わせた家族と合流できるのは夕方。
ちょうど、待ち合わせ場所付近には温泉施設があり、そんな場所で1日のんびりすることを夢見ていた私にとっては、またとないチャンスでした。
が、やはりそこは平日、世の中は動き続けています。
メールを開いてしまったが最後、休暇にもいくつかの業務をこなすという、世の労働者の鑑といわれてしまいそうなほど必死にそれらをこなしてしまいました。←期限までにやっていなくて焦っただけ。
と、いうことで予定よりちょっと遅れ温泉施設を目指します。
が、ふと気が付きました、わたくし空腹。
そんな場所に、どでかい看板を掲げるラーメン屋の作戦を知りながらも敵の懐に入りこむ勇者わたくし。
奴らの作戦はさらに手が込んでいて、背油たっぷりな「醤油とんこつラーメン、チャーハン餃子セット」なるメニューが見開きにドーンと掲げられ、コテコテギトギトという世の男性を引き付けてやまない魅力的な写真をこれまたどでかく掲げているではありませんか。
いくら意思強い私でも白旗を掲げるしかありません。降参。
ということで、スープをわずかに残し決して降伏しきらないとばかりに最後の抵抗を示したところでお店を出た私は幸せいっぱい。
あとは温泉につかり、コーヒー牛乳でも一気飲みしたら漫画本でも片手に休憩スペースの畳に寝ころんだらもう世は天国です。
・・・
・本当にそれでいいのかオレ。
なぜでしょう、とめどなく罪悪感が沸き上がるんですよね。
平日だからなのでしょうか、私が典型的な生真面目な日本人だからでしょうか。(生真面目な日本人の皆さま、一緒にしてしまってごめんなさい)
ふと気が付くと私はトレーニングウェアに着替え、公園に立っておりました。。。
が。暖かい温泉も気持ち良いけど、冬の冷えて張り詰めた空気の中、身体を動かすことも同じように気持ちが良いですよね。
やはり身体を動かし続けなくては気が済まない性分なのでしょうか。
誰もいない広い公園を存分に使い、自転車トレーニングに有効なエクササイズは無いものかと変な動きを繰り返すわたくし。
完全に怪しい人です。が、もともと怪しい人なのでぜーんぜん平気です。
週末、もう一つのイベントが子供の小学校で開催されたお餅つきでした。
なぜかここでもやたらと張り切ってしまい、クラスのお父様に「餅つきのプロですか?」とのコメントをいただきました。
実家で餅つきをしたり、焼肉屋さんの宴会イベントで餅つきした経験が生きたか?
反省85%。嬉しさ15%。うれしいと感じているところがヤバいですか?
でもあれです。
餅つきの動きは杵を持ち上げるときには背骨に沿う背筋と上腕筋を大きく使い、振り下ろす時には正確,かつしなやかに体幹から生まれるエネルギーを杵先に伝えなくてはいけません。
そんなむつかしく考えることでもないか?
おかげで筋肉痛MAX。
よくスポーツ選手のトレーニングに「薪割り」なんかをする映像を見ますが本当によさそうですね。
斧&薪、買ってみたくなった今日この頃。
とにかく、筋肉痛があるとなんだか落ち着くわたくし。
結局は、動き続けなくては気が済まない、そっち側の生き物なのでしょうね。
2018年、とっくにスタートしていたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はと言うと12月末から長引く風邪をひき、年末も恒例のようにバタバタと過ごしておりました。
それでも家族と共に楽しい時間を過ごし、あっという間ながら充実した休暇を経て、新年に向けたエネルギーを溜める事ができました。
初詣にしっかりと時間を割く事ができず、正月休み最終日に近所の小さな神社へ出かけ1年、滞りなく過ごせるよう手を合わせてまいりました。
が、滞る余裕などなく、濁流に押し流されるように今年も1年が過ぎてゆくのでしょうね。
覚悟せねば。。。
ということで、ようやく最近体調が完璧に戻りつつあり、今朝はうっすら雪化粧した自宅から気合の自転車通勤!
気合の。
などと書きましたが、私の所属する会社には私より気合が入った社員の方々が遠方よりゾロゾロと自転車にて通勤してまいります。
皆、新年がはじまり心が燃えているのか?始業の時間を直後に控えお尻に火が付いているのか?とにかく顔が真剣です。
いや、寒さで顔が動かなくなっているだけかもしれませんが。。
それはさておき、チームも負けては居られません。
今日は時折吹雪く中トレーニングに出ました。
比較的暖かい大阪~和歌山地域ですが、寒気の影響で気温が低く、雪も簡単には溶けません。
選手も寒さで頬を真っ赤にしながら走っていましたが、それはそれで季節を全身で感じる事ができるロードバイクの魅力なのかもしれませんね。
とにかく今年もスタートしました。
2018年も、変わらぬご注目よろしくお願いいたします。
いや~。
またひと月もブログの更新をさぼってしまっておりました。
シーズン中、ロード選手とスタッフは遠征の連続で何か他のことをする時間を作る事が難しい。
オフシーズン中はそれはそれで、シーズン中にできなかった事をすることで慌ただしく動き回ります。
いんや~たいへんたいへん。
という言い分けでございました。
1月前の記事がこの記事のすぐ下にあるのでドサクサにまぎれて続きです。
プロコンチネンタルチーム、NIPPOヴィーニファンティーニに移籍する西村大輝選手は現在来季に向けた強化合宿の為、イタリアへ渡りました。
シマノ加入時はまだまだ小さな少年であった西村選手は立派に巣立っていったという事でしょうか。
寂しい気もしますが、もちろん嬉しさが上回っております。
西村選手の移籍発表の後、もう一人の日本人加入が発表されました。
マトリックスパワータグチームの吉田隼人選手です。
Photo:Tour de Taiwan
吉田隼人選手は幼少時代からその才能を発揮し、ジュニアカテゴリーではロード、トラック問わず国内タイトルを総なめにするほどの実力がありました。
まさに、ハヤブサのように鋭く輝く目で勝利を狙う姿が印象的な選手です。
鹿屋体育大学、ブリヂストンアンカーを経てシマノレーシングにも所属。
多くの功績を残してくれました。
中でもUCI2.1のハイレベルレース、ツール・ド・台湾の最終ステージで勝利。
photo:Tour de Taiwan
苦悩を抱えながら掴み取った大きな勝利に、私自身感銘を受けたことを覚えています。
吉田選手は大きく感情を表すことなく静かに勝利をかみしめているように見えました。
「歓喜」というよりは「安堵」
スポーツエリートとしての道を歩んできた彼にとって、その勝利はそのような位置づけであったように感じました。
チームメイトに祝福される輪の中でいままで同様、表情を変えることなく感謝の言葉を述べていた吉田選手。
そんな彼を写真に収めようとファインダーを覗いた時、ふといつもと違う表情を見たのです。
彼の本心はそこにあらわれていたのかもしれません。
現地で勝利した本人の様子を日本で応援してくださる皆様にお伝えしたいと思い、私は直ぐにライブブログにその写真を掲載しました。
その時の写真が↓です。
・・・。
「監督、ぼく『やったね!』とか言うきゃらじゃありません」
と後日本人よりお叱りを頂きましたが。
「キャラクターはそうやって(メディアにより)作られてゆくんだよ。」
という私のわけの解らない言いわけに、
「そうですよね。」
と納得、、、してくれた吉田隼人選手は強さと優しさを兼ね備えた日本男児でありました。
とにかく。
更なる獲物に狙いを定め世界に飛びたつ吉田隼人選手を応援しています。
注:吉田選手は「ふぁい。」とか言うキャラでもないとおもいます。
シマノレーシングで5年間活動した西村大輝の来季移籍が発表されました。行き先はイタリアのプロチームNIPPO Vini Fantiniです。憧れの地で、夢見た活動を開始出来る事に、本人は大きな期待を抱いているように見えます。
納得いくまで頑張ってほしい。
と強く願っています。
先日、国内のレースシーンをメインに活躍してくださっていたフォトジャーナリスト、高木秀彰さんが急逝されました。
突然の知らせに強い悲しみを覚えましたが、今はまたレース会場でお会いできるような気になり実感がありません。
レースの合間にお話しする事も多く、合宿を取材して頂いた時は同じ部屋に寝て頂いたこともありました。
いつも、レースを外から見ているだけでは知り得ない、選手のチャレンジ、努力を熱心に話してくださり、リザルトばかりに目を向けてしまいがちな私は、恥ずかしい気持ちと同時に、選手個々に愛情伴う目を向けていただく事に強く感謝しました。
その姿勢から、チームを率いる立場として大切な事を気づかせて頂いた事も少なくありません。
腰の怪我を抱え悩んでいた西村の事も常に気にかけていただきました。
今回の発表を知ったならば、興奮して喜んでくれたに違いありません。
高木さんともう一度話したい。
多くの人が、私と同じように願っている事と思います。
私たちに出来る事は、志を受け継ぎ、走り続ける事だと信じています。
▲photo:Hideaki TAKAGI(http://www.cyclowired.jp/)
2013/06 日本選手権U23で2位 シマノレーシング加入1年目の西村大輝
▲photo:Hideaki TAKAGI(http://www.cyclowired.jp/)
2017/06 シマノレーシング加入5年目の西村大輝
全日本選手権エリート5位 完全復活を遂げた
▲2007/04 シマノ茂木ロードにて。 シマノレーシング加入6年前の西村大輝
おっといけない。
またしてもブログの定期更新宣言はうやむやに、迷宮入りさせるところでありました。
先日チームは『Jプロツアー輪島ロードレース』に参加しました。
この輪島のレースは個人的にも思い入れのある大会です。
2008年、初開催となったこの大会に訪れた私はまだ現役の選手でした。
現地でレース前日のトレーニングを終え、この地の伝統工芸品として有名な『輪島塗』のお店に入った時のエピソードをこのブログで書いたのです。
『輪島塗のヘルメットがあったらかっこいいだろうな。』
という軽い気持ちからそんなことを記載したのですが、地元で輪島塗の職人をなさっている方からご連絡頂き、ついにはその話が現実になったのです。
▲photo:Hideaki TAKAGI(http://www.cyclowired.jp/)
蜻蛉(トンボ)の蒔絵(まきえ)があしらわれた漆塗ヘルメット。
トンボには、敵に背を向けず前に進む『勝ち虫』という別名があり、戦国武将が好んで使った絵という話を頂き、自分のような一選手が特別な道具を頂いたことに感謝し、誇らしい気持にもなりました。
photo:Hideaki TAKAGI(http://www.cyclowired.jp/)
引退レースとなった2010年の全日本選手権でも使用したこのヘルメット、今でも家宝として大切に保管し、たまにニヤニヤと眺めています。(あー転んで凹ませたりしなくてよかった)
そんな思い出のある輪島の地。
10回目を数える『輪島ロード』今回で最後の開催となりました。
風光明媚な土地で行われる素晴らしいレースであったので、参加チーム、関係者としては残念でなりません。
しかしながら『2007年におきた能登半島地震による震災復興の一環』として開催されたレースを、地元の人々の協力を得て10回も開催して頂いたことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
レースの勝敗を優先させなくてはいけない私たちですが、輪島に訪れる事でシーズン終盤の疲労が癒されるような気持ちもありました。
次はレースではなく、ゆっくり旅行やサイクリングで訪れてみたいですね。
▲輪島の朝市、利き酒なんかもできました。レース遠征でなければ・・・
っという間に月日は流れ...
...またやってしまいました。
ブログのタイムトラベル。(さぼっていただけ)
という事で、青森で開催された6月の全日本選手権が終り、長距離ドライブにより帰阪したあたりからどこか抜けた状態であった私ですが、その後もレース遠征は続き、ひどく暑い夏の襲撃を受け、逃げ着いた北海道では快適さのあまり暴飲暴食暴走を繰り返し、もう心身共にヘトヘトの状態だったんです。
最後のは自業自得ですが。
がしかし、北海道から帰るフェリーでは約20時間の航行中約15時間の睡眠を記録、起きたの19時。
シーズン終盤に向け体力を超回復する事に成功したのです。 たぶん。
ところで、北海道と言えば、昨年シマノレーシングに所属し
と、謎の言葉を残し引退した小橋勇利、元選手。
どっからっしょ?と思った方も多いはず。
なななんと!
ボートレーサーを目指すとの事。
▲小橋くんの案内で日高市の牧場の中を走る
先日行った北海道合宿では彼のトレーニングコースを案内してもらい大阪では到底再現できない快適なコースで効率のよいトレーニングができました。
その時にも今後の事を少々聞かせてもらいました。
ボートの選手になるためにはまだまだ厳しい試練が待ち受けているとの事。しかしながら夢に向けひた走る彼の姿に、こちらも刺激をもらいました。道は違えどお互い刺激し合い頑張って行きたいですね。
今日は久しぶりに帰った自宅の庭をちょっとだけ綺麗に。雑草を抜いたり芝を刈ったり。一昨年和歌山でのトレーニング帯同中に止まった場所で偶然見つけた無人販売にて100円で購入した山もみじが、ちょっとだけ成長していました。形が悪いので少しだけ剪定、ジャムの瓶に。以前であれば直ぐに捨ててしまっていたでしょうが、妻がよく他の植物でやってくれていたので真似てみました。リビングに置いたらそれだけで季節を感じ気持ちがおち着きます。
落ち着いている場合でもないので次の目標に向け頑張ります。
まずはブログの定期更新からでしょうか。。
こっからっしょ
今週末に迫るツアー・オブ・ジャパン。
選手のブログでも紹介されているように、シマノレーシングも強化合宿によりしっかりと準備を進めてまいりました。
5月21日の堺ステージ時には、開催地の大仙公園にて子供向けの自転車教室『ウィラースクール』が開催されるようです。
スクールといっても堅いことは無く、楽しみながら自転車に関する安全や技術を学ぶことができるスクールです。
ご家族でのお越しを検討されている方は是非参加してみてください。